空に眠る

作者 不破有紀

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★★★ Excellent!!!

冒頭から一気に引き込まれる書き方には、参りました。

ファンタジーにしかほぼ興味が無かった僕が、とてつもなく素晴らしいと思える作品です。

物にも魂が宿っていると以前から思っていましたが、これを読んでほぼ確信に変わりました。

大空を舞った鋼鉄の翼。
彼の思い出を聞いてあげてください!!

★★★ Excellent!!!

格好いい、という一言で片付けて良いのかは謎だが、とにかく格好いい。

明治時代から現代までの日本を見守り続けていた、語り部の視点。その中には、彼の「弟」たちが爆弾を積んで国を焼き野原にしていった歴史もあり…

なぜ武蔵野小説なのかも、ラストに判明します。文体も構成も素晴らしい。

武蔵野に関連の深い宮崎駿監督作品達ともリンクする部分があり、まさに武蔵野小説と言えるでしょう。

本作必読。

★★★ Excellent!!!

知らなかった。国内初の動力飛行が所沢の空だったとは!?
そんな歴史を分かりやすく教えてくれる作品。
最初に飛んだ人は誰?
この語り部の正体、そして数奇な運命とは?

ところで、この作品の主人公。
フランス航空教育団の来日100周年記念事業の一環として、
一年という期間限定で所沢航空発祥記念館に展示されているという。
ということは所沢で見れるのはこの夏まで? 見に行かなくちゃ!