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お遍路③」への応援コメント


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    石って怖いです。
    渡す方は願掛けかも知れませんが、渡された方は…
    石って何処にあってどんな謂われがあるのか、判らない。

    河原で拾った石を持って帰ったら不幸なことが起こったなんて話もあります。
    逆もありますが、そんな物に依存した幸運なんて要りません。
    ある人にとっては「良い感じ」と思うものでも
    ある人にとっては「嫌な感じ」かも知れません。
    それを配るというのは……

    個人的には敬遠しますね。
    それが「護身」ですよ。
    まず、危険に寄らない。
    物品にも同様なことがあるかも知れませんが、職人の手が入ってると
    また少し感じも変わりますからね。

    作者からの返信

    @fts01様、いつもありがとうございます!
    そしてこの、ギリギリ(僕の中では)怪談という、トリッキーなお話にまでしっかりとしたコメントをいただけて、ありがたい限りです。

    自然石が何かよくないものを帯びている、あるいはその逆の場合があるといったお話は、仰る通りよく聞くお話ですよね。
    あとフツーに法的にダメな場合もあるそうですが。

    このおじさんが、どこのどのような石をお配りしていたのかはわかりません。
    @fts01様のように、そういう意味では敬遠するのが「護身」というのもうなずけます。
    でもこの語り部さんは、良きものとして受け取って、実際に励みになっている。
    @fts01様が懸念されているように、もしかしたらこのおじさんは善意でもって、良からぬものをお配りしている可能性だってあるでしょうに。

    そう考えた場合、この語り部さんには本当に何も起こっていないのでしょうか。
    起こっているのに、良きものをもらったとして、無意識の中で処理されてしまったのかもしれません。

    あるいは、本当に何も起こっていないかもしれません。
    おじさんの善意と語り部さんの良心によって、浄化されてしまったかのように。


    そして、もしかしたら。


    「自然石は悪いものも運んでくるんですよ」ということを知ったら、何かが起こるのかもしれません。


    この話は裏設定として、「怪談も気から?」というのを含ませています。


    以前投稿した「こっくりさん」を書いてるときに、ちょっと思いついた話です。


    なんか、その辺の。
    僕自身も整理できていない「もやもや」を、共有できないかなと(笑
    そういう思いで書いたお話です。

    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございます。