神社ですか。このお話もそうですが、色々条件がそろっていてアレですね。
神社は人里とカミを隔てる結界で、「カミと言う化け物を封じる」ものです。
触らぬ神に祟り無しの言葉通り、得体の知れないモノに安易に寄るのは危険と。
里からすれば山は元々異界そのものですし夜というのも人外の時間。
加えて階段は坂を暗示してますので何重にも意味を持ってますよね。
階(きざはし)は兆しに通じ、
坂はイザナミイザナギが下った異界へ続く物。音はサカ・イ(境)と言うのに通じる。
気配的な意味で、墓場は騒がしく神社は静謐です。
そういった存在に気に入られるのもアレですが、
祟られるのも御免被るという事で、ワタシは奥の鳥居をくぐるときは最低限一礼してから通るようにしていますよ。入るのに一礼、戻りは出てから一礼ですね。
作者からの返信
@fts01様、コメントありがとうございます。
いやぁ、造形が深いということになりますでしょうか。
古事記や民俗学的?な知識を背景に
ここまで分析的なコメントしてくださるのは、とても嬉しいです。
反面、ちょっと恥ずかしいです(笑
(こ、こここ…ここまでのことはかんがえてはいねー)
という心の声がダダ漏れしてしまって、一人自分の無知を呪うばかりです。
ここまでの知識を背景に書き出していたら、きっともっと
面白くなっているんだろうなぁ(苦笑
…無念です。
丁寧な読み込みとコメントに、勇気付けられる思いです。
ありがとうございます。
こういうオチの話すごく好きです!
最近全く見かけなくなりましたが、夜にポツリと置いてある公衆電話ボックスってなんだか不気味な雰囲気でしたよね。
昔、祖父と祖母と近所の大きな公園を夜に散歩するのが日課でしたが、どうしてもトイレに行きたくなってしまって……夜の公園の公衆トイレって不気味で薄暗くて虫がブンブンしてて嫌なのですが。トイレから出ると、祖父母の姿が見えなくなっていて、ちょっとしたパニックになりました。
その時、公衆電話ボックスが目についたので、とりあえず寄ってみることにしたのですが、急にその電話が鳴り始めたのです。
怖かったので、出なかったのですが……。
ジリリリリリ… ジリリリリ…
なんどもなんども鳴るので…
恐る恐る電話を取りました。
すると…
「こっちへ… おいで… オイデ…」
受話器を持ったまま固まってしまったんです。
その時、私は肩を掴まれました。
祖父でした。
電話からはもう何も聞こえなくなっていました。
作者からの返信
青我様、コメントおよび体験談をありがとうございます。
もう青我様、語り部じゃないですか(笑
めっちゃ怖い話をいつもぶっこんでくれて嬉しいです。
あと個人的に怖かったのが
今、書いている最中の話と、すごく似通っているんですよ。
創作で書いているものですけど
こんな話、誰かが体験してたらいいな、面白いなって思いがあったので。
このタイミングでその体験談が訪れるとは思いもしませんでした。
もう、青我様。
ぜひ!こちらにいかがでしょうか?
僕が立ち上げた自主企画です。
「聞きたい!あなたの実話怪談!!」
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220945158884
もちろん強制とかではありませんので、よろしければ。
ご都合がつけばで構いませんので、ご検討ください。
よろしくお願いいたします。
戻って来れないかと思いました。
ちょっとずつ転送されてるみたいなのが面白いですね。
青我さんの実体験、怪談らしい条件でビックリ。私も公衆電話で電話受けたことがあるけど、ここまで不気味じゃ無かったです。
作者からの返信
母猫さま、コメントありがとうございます!
いやー戻ってこれない話も、どんなもんか書いてみたいですね。
ただ、作り方として語り部から話聞いてる体なので。
どうしても帰ってきていただかないといけないんす(笑
え?母猫さまも公衆電話受けたことあるんすか?
僕、一回もないですよ。
そうとうレアなことだと思って書いてたら
もうすでに二人も出てる…(笑