第469話 クァーナ (2)

重装備の連中は、世界樹の根を登るのに時間が掛かる。というか、装備が重すぎて登れない。大盾使いのような最重量級の連中は、まだ下に居る。

このチャンスを逃すわけにはいかない。


ガンッ!ガシュッ!

「ぎゃあぁぁっ!」


俺の攻撃を受けようとする連中の武器を、無理矢理弾いて、桜咲刀を走らせる。


「うおおぉぉっ!」


相手だって黙って見ている程馬鹿ではない。


正面の四人が、同時に攻撃を仕掛けてくる。


「はあっ!」

ザザザザシュッ!


剣技、四爪転しそうてん。霹靂に威力は劣るものの、間髪入れずに繰り出される四連撃が特徴だ。

軽装備の相手ならば、多少軽い攻撃でも、しっかりと致命傷を与えられる。


「「「「ぐああぁぁっ!」」」」


四人の敵が全員真っ二つとまではいかなかったが、全員戦闘続行不能の重症。


ガンッ!


斬った四人の内の一人を足蹴あしげにして、道をこじ開ける。


「止まれえぇ!」


ブンッ!


俺の進撃を止めようと、ロングソードを持った男が、大きく一歩踏み出しながら、振り下ろしの攻撃を放ってくる。


キィィンザシュッ!


ロングソードの攻撃を桜咲刀の刃で滑らせ、その勢いを利用して、体を回転させながら前へと出る。


剣技、泡沫うたかた


ロングソードを振り下ろした格好の男の首を側面から刎ねる。


「……チッ。」


俺は思わず舌打ちしてしまう。


理由は一つ。これだけの戦闘を行って来たのに、未だ桜咲刀の刃は、三分の一程度しか変色していないからである。


本来であれば、既に二、三回は百花桜刀ひゃっかおうとうを使えていてもおかしくはないくらいの戦闘を行っている。

それが、一度も使えていないばかりか、未だ桜色に変わっている刀身は三分の一。あまりに少ない。

理由は、防御魔法を使っている者が極端に少ない事と、そもそも俺達に対して攻撃魔法をあまり撃ち込んで来ない事に有る。


正確に言えば、何人かは防御魔法を使っているし、攻撃魔法も飛んで来ていないわけではない。だからこそ、三分の一の変色が起きているのだが…


何故こんな事になっているのか。

それは恐らく、前に俺が百花桜刀を見せてしまった事で、対策を取られているのだろう。

魔法を斬る度に変色する刀。刀身全てが変色し切ると発動する範囲魔法。使わせないに越したことはないという考えみたいだ。


具体的な対策としては、防御魔法を付与された者は、俺の刀が届かない位置で陣取り、直接攻撃を受けないようにしている。

そいつを殺そうとするならば、アイテムか、神力による攻撃となる。そして、運が悪いというのか…神力での攻撃では、刀身に魔力は吸収されず、刀身は変色しない。つまり、直接刀身が触れなければ、魔力は吸収されないのだ。

そして、恐らく相手は、既にその事を把握している。

故に、俺が斬り捨てた者達の殆どは、防御魔法を付与されておらず、簡単に斬り捨てられているという事だ。


防御魔法を付与されていても、結局刀の届く距離に入れば、それを突き破って一撃で殺されてしまうのならば、相手に塩を送るような事はせず、防御魔法そのものを付与しなければ良い、という考えなのだろう。

しかし……その考えは間違ってはいないが、防御魔法によって一撃を回避出来る可能性が有るというのに、それをさせないのは、完全に敵兵を駒や数字としてしか見ていない証拠だ。


反吐へどが出る。」


結局、全て敵だし、相手がどのように兵達を使っていようが、俺達には関係の無い話だ。

駒として使われている連中だって、これまで散々殺して奪って来ただろうから、同情心なんて一切無い。


しかし、やはりこういうやり方は好きにはなれそうにない。


「死ねえ」

ボゴッ!!


俺に対して大振りの攻撃をしてきた敵の一人の顔面に右手の拳を叩き付ける。


男はその場で体を縦に二回転した後、根の上に仰向けに落ち、手足をピクピクさせる。顔は大きく陥没し、原型を留めていない。


「な……」


防御魔法を付与されていないならば、斬撃でなくても十分に致命傷を与えられる。

俺の刀だけに注意していれば良かったはずが、突然の打撃によって、敵兵達の顔色が変わる。


一撃で顔を陥没させるような打撃を放てる俺が目の前に立っているのだ。盾を構えていようが、その上からそんな攻撃力の蹴りでも受けたら、盾で抑えるどころの話ではない。盾ごと吹き飛ばされてしまう。そして、ここは世界樹の根の上。吹き飛ばされるという事は、根の上から落ちるという事で、それはつまり死を意味している。

つまり、俺に近付かれたら、その時点でアウトという事だ。


「防御魔法無しで、俺達の前に立つのがどういう事を意味するのか、しっかり教えてやらないとな。」


ザッ…


俺が一歩前に足を出すと、敵兵達は一歩下がる。


次の被害者になりたい者は居ないらしい。


「何やってんだよ!オラオラ!さっさと前に出ろ!」


ドンッ!


後ろに居たクァーナが、半笑いで自分の前に居た者を蹴り飛ばす。


「う、うわぁっ!?」


俺とクァーナの間には、何人もの敵兵が居る為、その者が俺の前まで出て来るという事はなかったが、後ろに立っているクァーナが、俺から逃げる事を許さないという意思は、敵兵達に十分伝わっている。

敵である彼等は、クァーナという者の強さに対して、強烈な恐怖感を抱いている。それがクァーナという人物の言葉に対して、何も言い返さず、従っている事に繋がっているはず。他にも、人を人とは思わず、呼吸するように人の命を奪うという内面にも恐怖を感じているのだと思う。どちらにしても、クァーナが怖い。それが彼等が戦う原動力となっている。

しかし、今、それと同じくらい、いや、それ以上に死の恐怖を叩き付ける、俺という存在が目の前に現れた。恐怖感でしか人をぎょせない者は、こうなってしまうと実に弱い。

そんな相手以上の恐怖感を部下に与えるか、それに代わる何かを必要とするからだ。


確かに、恐怖で人を御すというのも、一つの手ではある。ここは政治の場ではないし、戦場なのだから、命を懸けて戦うには、それなりの強烈な想いが必要になる。

普通の兵士達ならば、街や家族を守る為だったり、忠誠心だったりが有る。その為、恐怖を受けても、守りたいものの為に命を懸けて戦う覚悟が出来ている者ばかりだから、こんな事で二の足を踏む事は無い…とまでは言わないが、守りたいものを想像し、下がろうとする足を自らの意思で止められる。

しかし、目の前に居るのは盗賊である。金、女、食い物。そういった、他人のものを奪う事にしか力を使って来なかった連中だ。守りたいものなんて有るはずがない。そんな連中が、死の恐怖を前に、自ら足を踏み出す事など出来ようか。


ザッ……


「「「「っ!!」」」」


もう一歩足を踏み出すと、息を飲む敵兵達。


たった一人に、数十人が怯えて動けなくなってしまう図が完成する。


「おいおいおいおいおいおいおい!!

なーにやってんだ!」


ガシュッ!!

「ぐああぁぁっ!」


そんな敵兵達の後ろで、これまで表情を笑顔から崩さなかったクァーナが、眉を寄せて憤怒の表情へと変わり、目の前の仲間を後ろから斬り付ける。


「俺は前に出ろって言ったんだよ!どうして下がろうとしてやがんだよ!死ぬか?死にたいのか?死んどくか?!あ゛ぁ?!」


クァーナの豹変を見て、敵兵達は冷や汗を流している。前にも出れず、後ろにも下がれず…どうする事も出来ないからだ。


「決めた……次に一ミリでも下がった奴は、俺が殺す。直ぐ殺す。」


クァーナはどこかで拾って来た武器を足元に捨てて、自分のバスターソードを抜き取る。

無骨だが質の良さが伝わって来る刀身が、月の光を反射して怪しく光る。


「っ………」


退路を完全に絶たれた敵兵達は、息をんで俺に顔を向ける。


「戦うしか道は無えんだから、腹括って前に出ろや!」


クァーナは狂った笑顔で叫び、自分の部下達を前に進ませる。


「う……うわあああぁぁ!」


怯えて頭が働かないのか、一人の敵兵が、馬鹿みたいに武器を振り上げて迫ってくる。自暴自棄になったようにさえ見える攻撃なんて、俺達には通用しない。


ガッ!


俺は振り下ろされようとしていた武器を持っている手を、左手で掴む事で止める。


ベキベキッ!

「ぎゃああああぁぁぁ!!」


俺が男の手を強く握ると、くぐもった音が聞こえて、手の中から骨の折れる振動が伝わって来る。


ザシュッ!!


手の骨が粉々に砕け散る痛みに耐えられず、叫び散らして膝を曲げた男の首を、桜咲刀で切り離す。

既に恐怖の中に居る敵兵達は、下がりこそしないが、前にも出てこない。


「う、後ろの奴から狙え!」


「お前が行けよ!」


「お前が先に」

ドゴッ!!


後ろの奴というのはスラたんの事だ。当然、スラたんを先に狙うなんて奴を放置しておくつもりなんて無い。


俺は一足で敵兵の間合いに飛び込み、一人の腹部を蹴る。


「うぐっ……」

ドサッ……


多少咳き込むくらいかと思いきや、男はそのままそこでうずくまり、動かなくなってしまう。当たり所が悪かったらしい。


「ひっ!!」


ブンッ!


突然目の前に来た俺に、焦った敵兵の一人が直剣を振り下ろす。

俺を近付かせないようにと振り下ろした直剣は、虚しく空を斬る。殺す気の一撃ではなく、距離を取らせる為の攻撃なんて、回避するのは朝飯前だ。

直剣を振り下ろした格好で止まり、俺の目を見た敵兵は、その目に絶望を映している。


バキャッ!ドサッ…


左拳で顎の側面を殴り付けると、顎の骨が砕ける感触が伝わって来る。殴られた敵の頭が大きく揺れ、そのまま前のめりに倒れる。


「クソッ!こっちの奴は動きが速過ぎる!」


「しっかり見て動きを捉えるんだ!」


「そんな事言ったって」

ザシュッ!カンッ!キンッ!


俺の後ろでは、側面や背後を取ろうと動いていた敵兵達が、スラたんによって処理されている。


「んだよ。これだけ人数がいるってのに、傷一つ与えられねえのかよ。」


クァーナは、敵兵達にイライラした声を後ろから浴びせている。


暫く圧倒的な暴力で敵兵を攻撃し続けた事で、敵兵達はより一層絶望的な感情に支配されていく。

どうやら、俺やスラたんには、どう足掻いても勝てないと思ってしまったらしい。


人数差が有るのだから、一気に全員で攻撃して来るなりすれば、それなりに焦らされる状況に追い込めるだろうに、それすらも出来ない心境に陥ってしまったのだ。

こうなれば、後は無理に時間を掛けるより、一気に片付ける方が良い。


狙いはクァーナただ一人。残りの連中は、自分達を恐怖で縛り付けるクァーナさえ居なくなれば、恐らく戦意を完全に消失させるだろう。


ニル達の方に耳を傾けると、下の連中に対して有利に事が運べている様子だし、こちらもさっさと終わらせるとしよう。


「はっ!!」


ドゴッ!

「ぐっ!!」


敵兵の一人の腹を、真っ直ぐ蹴り付けると、体がくの字に曲がって後ろへと飛ぶ。


ドカッドカッ!

「いっ!!」


後ろへと飛ばされた敵兵は、後方に控えていた別の者にぶつかり、二、三人を巻き込んで倒れる。


ダンッ!ザシュッ!


俺は数人で倒れている兵士達を飛び越えて、一気にクァーナへと近付く。

クァーナの目前に居た敵兵一人を斬り捨てると、やっと間の者が居なくなり、俺とクァーナが向き合う形になる。


ザシュッ!ザシュッ!


スラたんも、それに合わせて周囲の者を切り伏せつつ、俺の真後ろまで移動してくる。


「チッ。本当に役に立たない連中だな。」


ザクッ!

「ぎゃああああぁぁぁ!!」


クァーナは、盾になるように動こうとしていた敵兵の肩にバスターソードを振り下ろす。

無感情に仲間を斬るクァーナ。本当にろくでもない奴だ。今、仲間を斬る必要が有ったようには思えないし、実際そんな必要は無かったはずだ。何故このタイミングで仲間を斬り付けたのか…?聞いても納得出来る答えは聞けないだろう。


「まあ、動きが観察出来ただけでも良しとするかー。」


ガンッ!ズチャッ!


手下の肩にめり込んでいたバスターソードを、手下の背中を蹴って抜き取るクァーナ。肩を切り裂かれた男は、フラフラと横へ少し歩いた後、バタリと倒れて動かなくなる。


「それにしても、こいつらとは違って、本当に強いなー!」


先程までイライラしていたように見えたが、俺達の方を見て、またしてもニコニコと笑いながら言ってくる。情緒不安定という言葉では足りない気がする男だ。やはりまともにやり取りしない方が良さそうだ。


「………………」


「なんだよ。何か言ってくれないと詰まらないだろー?」


俺達は、クァーナを楽しませたくてここに来ているわけではない。何か言うつもりは無い。


ダンッ!


俺は一先ず、クァーナの間合いに飛び込み、刀を右から左へと振ってみる。


「うおっと!」

ギィン!


クァーナは、俺の攻撃をバスターソードを立てて受け止める。


一撃でクァーナを仕留められるなんて思っていないが、予想よりしっかりと俺の攻撃に反応している。滅茶苦茶な事をするだけの実力は備えているという事だろう。


「あっぶねっ!いきなり斬り掛かって来るなんて!最高だなー!オラッ!」


ブンッガンッ!


クァーナは攻撃を受けたバスターソードを、お返しだと振り下ろす。

それを左へ一歩移動して避けるが、なかなかに鋭い攻撃だ。動きには、そこまでの速さは無いものの、気を抜けない程度には速く、世界樹の根に深く突き刺さったバスターソードを見るに、力もそれなりに持っている。


「くはー!簡単に避けてくれるねー!」


「……………」


一合を終えたところでの、クァーナの印象は、努力で身に付けた戦闘力というよりは、天性のもので戦っているのではないかというものだ。

武器を振り回す為の才能は、恐らく周囲の敵兵達と比べると、雲泥の差だろう。俺が反撃をする事も考慮に入れ、俺が避けた場合に攻撃を返し難い位置へ誘導された。

自分がどう動けば、相手がどう動くのか。そして、その結果、どちらが有利になるのかを直感で感じ取り、そのまま行動に移している感じがする。

剣の振りは速いし力強いが、努力の色は見えない。


天性のものだけで、ここまで出来る者はそう多くはないし、間違いなく強者の一人だろう。


「なあ?どうだ?俺達と組まないか?」


クァーナは、その提案を本気でしているのか、受け入れてくれるかもしれないと言いたげな顔で聞いてくる。


「お前達みたいに強い奴は、そんなにいねえし!俺が進言すれば、ガナサリス様も幹部として受け入れてくれると思うぞ?!」


「…………………」


ブンッ!ブンッ!

「うおっ?!あぶねっ!」


俺が縦、横と流れるように連撃を放つが、クァーナは体を捩って刃を避ける。


俺の返答は、これで十分に伝わっただろう。


「折角の話なのによー。

もし、ここで俺に勝てたとしても、こんな大軍相手に、本当に勝てると思ってんのか?ここで話に乗っておいた方が良いと思うぞ?」


「ペラペラとうるさい奴だな。」


あまりにも口を閉じないクァーナに、低い声で答えを返す。


「おっ!喋ってくれる気になったか?!」


「俺達はお前達のようなクズの仲間入りなんて御免だ。」


「クズとは、随分な言い草だなー。まあ、間違ってはいないけど。」


クスクスと笑うクァーナ。


「でも、本当に良いのか?さっきから、俺に刃を掠らせる事すら出来ていないじゃないか。」


ニヤニヤと笑うクァーナ。


最初は、戦闘狂のような、強者との戦闘を楽しむタイプかとも思ったが、クァーナは全くの別物だ。

相手が自分よりも強いと思っているのを、上から力で押さえ付け、へし折り、そこに愉悦を感じるタイプとでも言えば良いだろうか。

盗賊なんてのは、そういう連中の集まりだとも思うが、クァーナは、その最たるところという性格をしているのだ。

俺とスラたんの力量を後ろから観察し、自分が勝てるという自信が有るから、こうして、世界樹の根という不利な場所にも上がって来たのだろう。


「この距離では、魔法は使えない。変わった道具を使うみたいだが、それも使わせる気は無い。

多少力は強いみたいだが、俺はそれを受け止められる。お前に勝ち目が有るとでも思っているのか?」


完全に俺を封じ込めたと言わんばかりに、嬉しそうな顔で言ってくるクァーナ。


「そう思っているなら、それでも良いけどよ。お前…もう終わりだぞ。」


ブンッ!


バスターソードを、俺に向けて優越感に浸るクァーナ。


「俺の提案を断ったのはお前だからな。それを後悔すると良い!!」


ブンッ!


俺の首を掻き切るように振られるバスターソード。


上半身を後ろへと反らして避けると、目の前数センチを切っ先が通り過ぎて行く。


ビュッ!


そのまま突き攻撃に繋げ、俺は体を半身にして避ける。連撃に繋げる動きも、かなりスムーズだ。


「どんどんいくぞ!」


ブンッ!ビュッ!ブンブンッ!


右から左に、突きの後左下から右上に、そして上から下にと、バスターソードが素早く動き回る。


ビュッ!ギィン!


ロングソードとも直剣とも違う、中途半端ともいえる長さの剣。片手でも両手でも使えるような形状で、右手、左手と持ち替えて使う事で、間合いがコロコロ変わる。

避けたと思ったところからもう一段階伸びて来たり、斬撃の軌道が途中でグニャリと歪んだり。バスターソードの使い手自体が、プレイヤーにもNPCにもあまり居なかった為、間合いを掴むのに苦労する。


ザシュッ!ザシュッ!


間合いを読み違えると、俺に付与されている黒防砂が発動し、バスターソードの刃が逸れる。


「さあさあ!どうするよー!死んじまうぞー!」


嬉しそうにバスターソードを振り回すクァーナを前に、俺は間合いを見切る事に全力を投じる。

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