第二十九章 ハンディーマン

第391話 ロック

ロックの魔法陣を描くスピードは速い。森を吹き飛ばすレベルの魔法を連射出来てしまう。

実際、魔法を撃ち終えたのを確認してから飛び出したのに、真下に着く頃には次の魔法陣をほぼ完成させている。


「行けぇ!!」


ゴウッ!


俺が叫ぶと同時に、ロックの真下に直径十五メートルのドーム状のシールドが張られる。完全設置型のシールドで、動く事は無い。


シールド展開に一瞬遅れてロックの魔法陣が完成し、雲を巻き込みながら落ちてくる風の塊。

俺がノーブルの城を潰した時に使ったスプライトの聖魂魔法、暴破旋風を思い出させる威力だ。

しかし、光輝防楯の防御力は、その風魔法を大きく上回る。雲を巻き込んだ風がシールドに当たると、シールドの外に有る物を全て破壊しながら爆散する。

落ちてきた雲が三百六十度に広がり、シールドの外は真っ白な霧に包まれたような状態になりながらも、吹き荒れる風によって次々と霧が外側へと流されていく。


残っていた盗賊達の内、二人はシールド内に入れず、ロックの魔法によって粉々に砕け散り、吹き飛んで行く。


「はああああぁぁっ!!」


外に居た盗賊が粉々になりながら吹き飛ばされている間に、俺の横を走り抜けるニル。


「何だっ?!」


突然正面から現れた俺達に対し、足を止める盗賊達。ロックの魔法が爆散し、自分達が無傷という事にも驚いている様子だ。


そんな混乱に乗じ、俺達の事を敵か味方か判断されるより速く、俺も、走り出したニルさえも追い抜き、疾風の如く走り抜けるのはスラたん。


速い。


まだまだ緊張した表情は抜けず、余裕は全く無いが、ガチガチになって力み過ぎているわけではない。スラたんの持っている本領を全て発揮出来ているかは微妙なところだが、少なくとも、目の前に居る盗賊達に反応出来るスピードでは無いらしい。


ズバッ!ザシュッ!


スラたんが盗賊の中を右に左にと、二度通過すると、二度斬撃音が響く。


ブシュゥーー!


スラたんの持った二本のダガーは、的確に盗賊の首元の柔らかい部分を切り取り、血が周囲に吹き出す。

スラたんの表情は、非常に険しいものではあったが、躊躇う事は無いと書いてあるように見える。

確実に相手の急所を狙い、オーバーキルをしているわけでもない。その場の誰よりも素早く、相手に死を突き付けていく。


「敵だ!!」


しかし、森を抜け、ロックの卵まで盗み出した連中だ。実力はそれなりに有る。直ぐにスラたんの攻撃に対して、防御の隊形を取る。

十数人の男達が互いの背中を守るように構え、素早いスラたんが突撃して来たら、誰かが攻撃出来る状況を作り上げる。


スラたんは、俺達の中でも特段に速い。目にも止まらぬ速さで駆け抜ける。しかし、対処方法が無いわけではない。素早い相手に対して、地面に魔法を仕掛けたり、たった今、相手の取っている隊形のように、それに適した状況を作り出せば良い。

防御力も、攻撃力も等閑なおざりにしたスラたんにとって、この陣形を崩す事は出来ない。


だからこその、ニルである。


走り出す前に描き上げていた魔法陣を完成させたニルが、魔法陣を正面に向ける。


青白く光った魔法陣。その魔法陣から真っ直ぐ直線的に伸びる空間が、一気に気温を下げる。


アイスロード。上級氷攻撃魔法。


魔法陣を向けた先、直線的な範囲に強力な氷結効果を与える魔法だ。幅二メートル、距離二十メートルという範囲が、一瞬にして凍り付く。


見た事の無い魔法に対し、盗賊達は回避行動を取れず、どうしたら良いのか分かっていない。

しかし、魔法は容赦無くその効果を発揮する。


急激に低下した温度によって、範囲内に有る空気中の水分が氷付き、氷の粒となってゆっくりと舞い落ちる。そのキラキラとした光景が現れた後…


バキバキバキバキッ!!


ニルの位置から光輝防楯のシールドまで、真っ直ぐ、幅二メートルの範囲が一瞬で凍り付き、地面から数センチ程度の小さな氷の棘が現れる。

範囲内に居た者達は、体の大半が凍り付き、特に、地面に接している足部分の凍結が酷い。地面と足が氷によって接着され、表面に薄い氷が張っている。凍傷を通り越して、完全に凍結してしまっている。


魔法の範囲内に居たのは三人。ロックからの逃避によって温まっていたはずの体なのに、一瞬で寒さにガチガチと歯を鳴らす程に冷えている。


バキッ!


「う…ああ…俺の…足が…」


寒さに震えながらも、何とか氷から脱出しようとした盗賊の足が。地面に立ったまま残った自分の足を見て泣きそうな顔をしている。

完全に凍り付いた足は、血も凍り付いており、断面が赤色に見えるだけで、血が吹き出したりはしない。

凍り付いた三人は、未だ息をしているようだが、死ぬまでの時間は数分も無いだろう。これ以上戦闘を継続する事も出来ないだろうし、放置が得策だ。

それを理解しているニルが、卵を持った者達を守っている戦闘員に詰め寄る。


「ガキが!死ねぇ!」


そんなニルに対し、三人の直剣を握った盗賊達が同時に攻撃を仕掛ける。

ニルにはスラたん程のスピードは無い為、この戦場において、狙われ易い立ち位置となる。


カンカンキンッ!


盾に短刀。ニルの武器を見て殺れるとでも思ったのか、三人の盗賊は全力の斬り下しをニルの頭目掛けて繰り出す。

盾役であるニルとしては、願ったり叶ったりな状況だ。

中央の敵は垂直な振り下ろし、左右の敵は斜め上からの振り下ろし。角度の違いは有れど、全員の攻撃が、ニルの頭部付近を狙った振り下ろしという単調な攻撃。力で押し潰せるとでも思ったのだろう。女性に対して、三人の男が全体重を乗せた振り下ろしの斬撃。普通ならば押し潰せるような攻撃である事に間違いは無い。しかし、ニルの盾を使った戦闘能力は、普通ではない。


三人の斬撃が交わる点。それを一目で判断したニルは、盾を自分の肩口に寄せ、抱えるように構える。当然、攻撃を受けるのは三人の斬撃が交わる点だ。

いくら三人の男が全体重を乗せた振り下ろし攻撃を行っても、所詮は直剣。ニルの体付きでも、ガッシリと構えられたならば、押し潰すのはかなり難しい。しかも、ニルの盾は肩口に密着し、腕ではなく、体全体で斬撃を受け止める形になっている。そして、魔法は使えずとも、毎朝の訓練は欠かしておらず、本気ではないにしても、それなりに力の入った俺の斬撃を、毎日受け止めているのだ。ニルとしては、あまりにも軽い斬撃に驚いている事だろう。


三人の斬撃は、ニルの黒花の盾によって意図も容易たやすく弾かれる。


「「「っ?!」」」


確実に押し潰せると思っていた盗賊三人は、馬鹿みたいに驚いている。そんな隙をニルの目の前で見せるとは、笑止千万しょうしせんばん。死にたいとしか思えない。


ボウッ!


呆気に取られる男達の目の前に、星型のマークが入った瓶が一つ、現れる。瓶の先には火が付いており、それが空中でクルクルと円を描くように回っている。


炸裂瓶。星型の硬質な胞子が飛び散る割と危険な瓶だ。

ニルが攻撃を受け止めると同時に、自分と敵の間に投げ込んだらしい。

炸裂瓶は全方位に胞子を飛散させるように作ってある。つまり、ニルもその効果範囲なのだが…


「はっ!」


バキッ!ボンッ!


ニルは瓶が爆発する寸前、盾の平面部分で瓶を殴り付ける。

当然、瓶は割れ、中に封入されていたボムキノコの胞子が火に触れて爆発。同じく封入されていた炸裂キノコの胞子が飛散する。しかし、ニルの盾に接した状態で爆発した為、飛散角度は盾よりも奥。半球状に飛散する事になる。つまり、ニルの盾より後ろは全て安全圏という事だ。

かなり荒っぽくはあるが、炸裂瓶の飛散角度を限定する方法として、そして、相手のきょく攻撃として、かなり優秀な攻撃方法である。何より、超接近戦時に、唐突の爆発プラス炸裂弾。こちらに一切被害を出さず、複数の相手に対して甚大な被害を出す事が出来る。

既にアイテムの使い方は、ニルの十八番と言えるだろう。


ザザザザザザザザザザッ!!


「ぎゃあああぁぁ!!」

「ぐああぁぁぁ!」

「ぐ…ゴプッ……」


目の前で炸裂瓶が爆発し、爆心地間近に居た三人に、星型の胞子が突き刺さる。

二人は手足等の防御が薄い部分にいくつかの胞子が突き刺さり、死にはしないものの、ダメージは大きい。

そして、残った一人は、運が悪かったのか、喉に胞子が突き刺さり、口から血を吐き出している。


「やっ!!」


ザシュッザシュッ!


手足を炸裂瓶によって傷付けられた盗賊二人に対し、ニルが小太刀を横へと振り抜く。

綺麗な一閃の残像が目に焼き付く。足、腰、胴、肩、腕…そして小太刀へと回転の力が連鎖的に伝わり、増大し、鋭い斬撃が喉を切り裂く。


パキパキッ!


ニルの戦華が男達の血を纏い、硬化していく。


ニルは、盾、アイテム、柔剣術を見事に使い分け、全く無駄の無い攻撃をしている。盗賊達に為す術は無い。


実にスムーズな攻撃だ。ここまでに要した時間はきっちり十秒。残りの盗賊は十人。そして、最初とは違い、相手の陣形に隙が出来ている。

俺はロックの動きに合わせて再度聖魂魔法を展開しなければならない為、援護に回る余裕は無い。


展開されていたシールドが消えていく。


しかし、ロックはまだ魔法陣を完成させてはいない。ここで少しでも時間を稼ぐ。ロックに恨みは無いが、ここで特大の魔法を放たれれば、時間を稼ぐどころではなくなってしまう。


十秒の間に完成させておいた魔法陣を発動させる。


バチバチバチッ!


俺が描いたのは、上級雷魔法、ライトニングネット。

雷魔法の中でも、攻撃力よりも状態異常効果に重きを置いたタイプの魔法で、発動と同時に魔法陣から扇状に稲妻が走り、それに触れると感電する。

相手を感電死させる事を目的としていない為、上級魔法にしては火力が足りないが、稲妻に触れると、電撃が体にまとわりつき、感電効果をある程度持続させてくれる。火力が足りないとは言ったが、これはあくまでも魔法耐性の高い羽を持ったロックに対しての見解であり、防御魔法も発動していない人に使えば、簡単に命を奪える魔法だ。

魔法の効果範囲は、数メートルから数十メートルというところ。効果範囲に大きなブレが有るのは、周囲の状況によって変わってくるからだ。

湿度だったり、遮蔽物だったり、周囲環境に大きな影響を受けてしまう魔法なのだ。ただ、現状では、ロックが木々を切り裂いた為、上空に滞空するロックまでの間には何も無い。確実に届く。

そして、優秀なのは、魔法が扇状に放射される事だ。相手との距離が離れていればいるほど、稲妻の走る範囲は広くなる。当然、効果はその分弱くなってしまうが、ロックに対して当てるのが難しい魔法を使うより、速く、広い魔法を使う事で、確実に効果を出す。


ビシャァァン!!


黄色に光る魔法陣。そして、目の前から放出される稲妻が、周囲を青白く照らし出す。

魔法陣から放たれた稲妻が、独特の軌道を描いてロックの元へと向かって走る。

俺が魔法陣を描き、ロックに向けているのを見ていた為、ロックもただ停滞しているのではなく、回避行動に出るが、こちらの魔法は速い上に広い。流石のロックでも逃げる事は出来ない。


バチバチバチバチッ!


「ピィィーー!!」


自分の体にまとわりつく電撃に、苛立った声で鳴くロック。

ロックの描いていた魔法陣が中断する程度の邪魔は出来たらしいが、羽の魔法耐性によって、ほぼダメージは与えられていない。多少痺れて魔法陣が描けない程度の話だろう。しかし、それで良い。元々、攻撃力の高い魔法を使わなかったのは、魔法攻撃が通るとは思っていなかったからであり、ダメージを与えようとは考えていない。時間を稼ぐ事こそが、今の俺のやるべき事だ。


「ピィィーーー!!」


雷魔法によって、ロックの黄色の瞳が俺を見る。ヘイトが俺に向いた証拠だ。


猛禽類特有の鋭い目には殺気が宿っており、背中がゾクリとする。

相変わらず、このレベルのモンスターや聖魂の存在感は尋常ではない。対面するだけで死を連想させてくる。


しかし、それに怯んでいては、ここに居る全ての者が死んでしまう。そうはさせない。


「ピィィーーーーーー!」


バチッ!!


ロックが両翼を勢いよく広げると、帯電していた電撃が弾け、消失する。


そして、中断されていた魔法陣が、再び描かれていく。


そこで稼げたのはたったの五秒。それでも、五秒は稼いだ。


ガシュッ!ザシュッ!


「ぐああぁぁぁ!いでぇぇ!」


「固まれ!突っ込ませるな!」


ニルが魔法と接近戦によって作り出した穴に、スラたんが潜り込む。スラたんの一撃は速いが軽い為、防具ごと切り刻む事は出来ないが、どれだけ防具を身に付けていても、刃を通す隙間は存在する。

針の穴に糸を通すような斬撃が、対処出来ないスピードで盗賊達を襲うのだ。混乱甚だしい状況だと言えるだろう。


「ダメだ!固まればあの雌ガキに吹き飛ばされるぞ!」


「魔法だ!魔法で足を止めろ!」


俺が稼いだ五秒の間に、スラたんが、二人の盗賊を戦闘不能に追い込む。


「ピィィーーーーーー!!!」


ゴウッ!!


そのタイミングで、ロックの魔法が発動する。


「お、おい!」


「奴の魔法が来るぞ!逃げろ!」


「ま、待て!動けないんだ!助けてくれ!」


スラたんに足を斬られた男が、助けを求めている。


ここまでの間に、散々仲間を粉々にしてきたロックの魔法だ。逃げたくなるのは当たり前の事だ。

それは、同じ場所に居るニル達も同じ事であるはず。

しかし、ニルもスラたんも、何の躊躇も無く、盗賊達へと向かって武器を構えながら走り込む。

二人は、俺が絶対にその魔法をどうにかしてくれると信じているのだ。

もし、僅かでも俺の聖魂魔法が遅れれば、確実に死ぬと理解しているはず。それでも、絶対にどうにかしてくれると信じて、上を見る事さえせずに、ただ前を見ているのだ。

それは、未だ身を隠し続けるハイネとピルテも同じだ。ニルとスラたんが、必ず作り出してくれるであろう隙を見逃すまいと、上など見ずに、ピクリともせずに、ただ息を殺し、気配を殺して見てくれているはず。


キィィーーーン……


その期待に応える為、俺は再度ユニコーンからの力を借りる。


ズガガガガガガガガガガガッ!


先程と同じように雲を巻き込みながら降ってくる風の塊。


盗賊達は何とか範囲外に出ようと走り回り、降ってくる風の塊に頭を抱える。


「はああぁぁっ!!」

「やああぁぁっ!!」


そんな盗賊達の中へ、走り込んでいくスラたんとニル。


ニルは卵を持った三人の盗賊達を守る二人の盗賊達の元へ。


そして、スラたんは、先程斬り付けた二人と、残りの三人の元へと走る。


ここで二人一組の連携攻撃が出来れば、効率よく倒せるのかもしれないが、スラたんと共に戦闘を行ったのは数回程度。それぞれで動いた方が良いと判断したのだろう。

そんな僅かな判断時間さえも、結果に大きく繋がってしまうような状況の中、二人は言葉を交わす事さえ無く、それぞれに動いている。その事を考えれば、それも一つの連携と言えるかもしれない。


ズガガガガガガガガッ!


先程と同じように、ロックの魔法は光輝防楯に防がれ、爆ぜる。


「なんだこいつらは?!」


光輝防楯によってロックの魔法が防がれたと気付いた盗賊達が、やっと二人に目を向ける。しかし、二人は既に刃の届く距離まで接近している。


ロックの、天災に似た魔法を前に、全く怯む様子の無い二人に驚愕する盗賊達。

三つどもえの状況とはいえ、圧倒的な強者であるロックが居る時点で、本来ならば弱者である俺達と盗賊達でロックを討伐する場面ではある。


まずはロックをどうにかしてからだろう!?などと盗賊達は思っているのかもしれないが、盗賊達が卵を盗み出した時点で、その選択肢は俺達には無い。

SSランクモンスターの卵を盗み出すようなイカれた連中に、俺達の行動理念は理解出来ないだろうが、そもそも理解して欲しいとも思っていない。


それにしても…スラたんは随分と変わった。いや、変わって、と言うべきかもしれない。


誰よりも速く戦場を駆け抜け、次々とダガーで相手の防御が薄い部分を確実に切り裂いていく。はっきり言ってスラたんは強い。このレベルの相手ならば、触れるどころか視認する事すら難しいだろう。恐らく、たまに視界の端にチラチラと姿が映る程度。スラたんの精神がある程度安定してさえいれば、まるで相手にならない。


五人を相手にしているはずなのに、右に左にと走り回るスラたんに翻弄され続ける盗賊達。


ザシュッ!ザシュッ!


「ぐあっ!くそっ!誰か奴を止めろ!」


「魔法だ!早く魔法を使え!」


「くそぉ!」


ザシュッ!!


魔法を使おうとした盗賊の一人が、魔法陣を描く為に手を持ち上げた瞬間。その腕の手首から先が消える。


ブシュゥゥゥ!!


「……ぐああぁぁぁ!俺の手がぁぁ!」


見えもしない程のスピードで走り回るスラたんに対して魔法を使おうとすれば、当然そうなる。非情な攻撃に思えるかもしれないが、攻撃力の足りないスラたんにとっては、そうやって相手を削り取っていくしかないのだ。わざとでは無い。

どちらにしても、このままならば、直ぐに決着となるはず。


その間。ニルが相手をしていたのは二人。

スラたんが五人なのに…等と思うことなかれ。俺がニルに卵を持った連中の邪魔をして欲しいと頼んだのには理由がある。

卵を持った連中は、戦闘には参加出来ない代わりに、常に数人の護衛がピッタリとくっついていた。

しかし、卵を運ぶ三人には下手に手を出せない。上手くその三人をコントロールしつつ、護衛の二人を排除しなければならない。

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