第251話 連携と合流

ジワジワと近付いてくる敵兵。距離が少しずつ近付いてくる。


槍兵の攻撃範囲が後二メートル程で、俺とニルに到達するというところで、先にニルが動き出す。


俺とニルにとって、一番嫌な状況というのは、敵兵がジワジワと近付いてきて、何もすることが出来ず、ガッチリと周囲を固められてしまうこと。

そうさせない為に必要なのは、二人でまとまった状態で、常に敵兵の中を移動し続け、敵兵を混乱させるという動き。


ニルは大盾とは違い、取り回しの良い大きさの盾を装備している。つまり、素早く動けるのが特徴であり、利点だ。

そして、ニルは、盾の使い方をマスターした事で、防御力が格段に上がった。敵兵の中に突撃しても、華麗に相手の攻撃を全て処理出来る程に。


「突っ込んで来たぞ!」


「突け!中に潜り込ませるな!」


ガンッ!カンッ!


ニルに向けて突き出される槍を、的確に盾でいなすニル。前に進み続ける限り、背後からの攻撃を心配する必要は無い。

そして、触れられる程の距離で、ピッタリと俺が後ろから付いていく。

ニルは正面からの攻撃を全ていなし、進み続け、俺は横からの攻撃を弾き、可能ならば相手を斬る。ニルへの攻撃も、そのほとんどを俺が弾く。


ゴンゾー、ゲンジロウは力による突破力を持っている。話に聞くシデンは、スピードによる突破力を持っている。

それに対しニルは、防御力による突破力を身に付けた、という事だ。


「駄目だ!止まらない!」


「俺に任せろ!」


盾を駆使して走ってくるニルに、刀を持った者達数人が同時に攻撃を仕掛けてくる。


「「「死ねえぇぇ!」」」


ブンッ!


しかし、ニルはそれらの攻撃が振り下ろされる直前に、足を止める。


攻撃はニルに届かず、むなしく空を斬る。


そして、武器を振り下ろし、隙だらけの体勢となった者達の目の前に出てくるのは、止まったニルを追い越した俺の真水刀だ。


ザシュッザシュッザシュッ!


一振で敵兵の首を三つねる。


「こいつ!」


直ぐに俺に対して、近くの敵兵が攻撃を仕掛けてくる。


カンッ!ザシュッ!

「ぐあぁっ!」


足を止めていたはずのニルがまたしても動き出し、盾によって攻撃を弾く。その上、小太刀、戦華によって攻撃を追加。切り裂かれた首筋を押さえながら倒れていく男。

しかし、ニルはそのまま、再度走り出し、その光景を見てもいない。


基本的には、ニルが敵兵の中を走るのだが、処理が遅れそうな相手だったり、小太刀ではリーチが足りない場合、俺の方が早く倒せる相手が前に居た場合は、俺が入れ替わり対処する。

それを繰り返すだけだ。


そんな単純な事で敵を蹴散らして進み続けられるのか…と思うかもしれないが、あれこれと考えて作り出された戦術より、こうして単純な戦術の方が勝る事は、往々おうおうにしてあるものだ。

単純であるが故に、強く、また、対策も取り辛いのだ。


その上……


ドガァァンッ!


「うがああぁぁぁ!」


時折、俺やニルが敵兵の中に投げ込んだ爆発瓶や炸裂瓶が爆発し、重軽傷者を量産していく。

相手は、この人数の中、俺とニルを探し出して攻撃しなければならないのに対し、俺とニルにとっては、周り全てが敵。

瓶だって、狙わず、適当に投げれば良い。当たるのは敵だけだ。真水刀の能力も発動させれば、当たるのは敵だけ。狙う必要は無い。


アイテム、真水刀の能力、そして、俺とニルの連携によって、次々と死体を作り出していく。

気が付けば、既に、敵兵の数は半数を切っていた。


「皆さん!一度退避して下さい!」


ガラクの声に、全員が俺達から逃げるように離れていく。


多対二という状況でありながら、二が多を圧倒するという結果になった。どうやら、俺とニルの特訓は無駄では無かったらしい。


下がっていく敵兵を深追いしてしまうと、人数の少ない俺達は不利になる為、無理には追わない。


ニルも俺も、まだまだ体力は残っているし、やっと準備運動が終わったところ、といった感じだ。


「やはり、この程度では相手になりませんか。

こちらも手札を切る必要がありそうですね……魔眼保有者の方々も気になってきましたし。」


僅かな時間、ガラクは考える素振りを見せ、その後、全員に向かって指示を出す。


「皆さん。ここはミサとハラサキに任せて、魔眼保有者を追って下さい。」


「ちっ…」


一番嫌な選択肢を選んでくる。


この人数が一斉に動き出せば、俺とニルでは止め切れない。

止めようと動けば、奥で俺達の事を見ている、強者の空気をまとった二人が、ここぞとばかりに攻めてくるだろう。


「「「「はっ!」」」」


俺とニルを避けて、一斉に散っていく敵兵達。

やはり止めるのは無理だ。

テジム、ゴンゾーが居るとはいえ、この数を相手に、魔眼保有者達を守りながらとなると、かなり厳しいはず。

ここは俺一人で残り、ニルを行かせるべきか…


「ご主人様。あれを。」


ニルが何かに気付き、俺を呼ぶ。


「…ナイスタイミングだな。」


「これは…随分と派手に暴れたみたいですね。シンヤ様。」


「血みどろだな。」


聞き覚えのある声が飛んでくる。

俺の目には、盲目の女性と、紫色の髪をした男性の姿が映っている。


ランカとシデンだ。


「向こうは良いのか?」


「はい。ゲンジロウ様の指揮の元、制圧に入っております。程なくして戦闘は終了するはずです。」


ランカがいつもの微笑をたずさえて、俺に返答する。そして、また意味合いの違った微笑を見せて、ガラクの方を見る。


「散々な事をして下さいましたね。ガラク。」


「……なかなか計画通りには行きませんね。

最後まで、四鬼には、この舞台に上がらせる気は無かったのですが…」


「俺達を舐め過ぎだ。」


「いえいえ。舐めていたわけではありませんよ。十分に抑えられる計画でした。

実際、そこの二人が居なければ、今頃全てが終わっていたはずですからね。」


俺とニルの方に顔を向けてくるガラク。


多少の怒りを含ませた視線が飛んでくる。


この大惨事の首謀者が嫌味を言いたくなる程に良い仕事をしたということだろう。賞賛しょうさんとして受け取っておこう。


「それよりシデン。サクラ達が危ない。ここは俺達に任せて後を追ってくれ。」


「なにっ?!それを早く言え!

サクラ!今行くぞ!!」


俺の言葉に、ラト顔負けのスピードで敵兵達を追って走り出すシデン。

出来るシスコンは、意外と悪くないのかもしれないな…


「……面白く無いですね。」


「私達は最初から面白くありませんよ。」


「…………」


ガラクの計画は、確かに綿密めんみつなもので、よく出来ていた。

恐らくは四鬼の事もしっかりと調べ上げ、全ての事が上手く運ばれるようにしてあったはずだ。


しかし、世の中、全てが予想通りに進む事など稀だ。


俺のように、地獄の中に居て、これ以上の地獄など無いだろうと思っていたのに、ある日突然、更なる地獄に突き落とされる。そんな事だってあるくらいだ。

どれだけ考え抜いて綿密な計画を立てても、僅かな不確定要素が入り込むだけで、全てが瓦解がかいする。それが毎度の事だと言っても過言ではないだろう。


「計画が上手くいかなくて腹が立ったのか?まるで子供だな。」


「貴様……黙って聞いていれば神人様に対する暴言…許さぬぞ!」


確かミサとか呼ばれていた、女の方が憤怒をあらわにする。


ね…散々罪の無い人達にを振るってきた連中が言う言葉とは思えないな。」


「ははっ!それだって私達が先に受けたものだ!」


何やらこいつらにも事情があるらしいが、それとこれとは話が別だ。


誰かに殴られて腹が立ったから、道行く知らない人を殴って良い事にはならない。そんな事、子供でも分かる。


「私達と、彼等と、意見が一致する事は有り得ないでしょう。

自身を神人だとうそぶいて、人々をかどわかす。

そんな行いが、フロイルストーレ様の望みだとでも言うのですか?思い違いもはなはだしいですね。」


「貴様!神人様への侮辱ぶじょくは許さぬぞ!」


「落ち着きなさい。ミサ。」


「ですが神人様!」


「分からぬ者には分からぬものと言ってあるでしょう?」


「………はい…」


「これだけ話し合いをして、相容あいいれぬと分かったのですから、もう言葉は必要無いでしょう。

私達の大義が理解出来ず、私達の前に立ちはだかるのならば、排除するしかありません。」


「…分かりました。」


ミサが薙刀、ハラサキが刀を構える。


「二人で連携して下さい。

相手は四鬼のランカ。気を抜けばこちらが殺られますよ。」


「「はい。」」


ハラサキとミサは、一度だけ互いの顔を見た後、俺達の方を見る。


「強者特有の空気を感じますね…それだけの腕を持ちながら、仮面男の口車に乗せられてしまうとは…残念極まりないですね。」


ランカは残念そうでもない声色で言う。


ニルは、そのタイミングで俺の顔をうかがい見る。


私も参戦してよろしいでしょうか?


ニルが言いたいのは、そんなところだろう。


当然だ。俺も参戦するつもりだし。折角数が対等になったのだから、わざわざランカ一人に戦わせるなど、馬鹿のやる事だ。


「ランカ様。お供します。」


ニルは迷い無く、ランカの横に立つ。


ニルにとって、ランカという存在は、師匠でありながらも、あこがれの人、というような存在でもある。

ニルを見ていると、それが何となく分かる。


ランカは戦闘における強さを持っているが、それ以前に、人としての強さを持った女性だ。


盲目であり、男尊女卑だんそんじょひの意識が強いこの島において、女性という身でありながら、努力でのし上がってきた。


ニルとしては、形は違うが、奴隷という身分のハンデを持っている自分と、どこか重なる部分が有ると思っているのだろう。

俺から見ると、本当は誰も殺さず、優しさだけで生きていけるならば、そうしたいと願っている部分も、よく似ていると思う。


性格が似ている二人、という事で、ランカとニルは先輩後輩という関係よりも、姉妹に近い関係性なのかもしれない。


この島に来て、フロイルストーレという神の事や、魔族の事も少し分かったし、得るものも有ったと思っていた。

しかし、それ以上に大きなものを得たのかもしれない。

俺とニルにとって、本当に気の許せる、と呼べるような相手と出会えた事は、きっと人生における財産となる。そう感じる。


ニルにとっても、きっとこの島に来られた事は、大きな財産になるはずだ。


「無礼を働いた事。その身で償ってもらうわ。」


「こっちもやる事があってな。さっさと終わらせる。」


ミサとハラサキから強い殺気が放たれる。


「ガラクは動かないのか……となると、俺も動けないな…」


ガラクの実力は分からないが、弱いという事はないはず。


ランカとニルが側近二人と戦っている最中に、ガラクにまで気を回す事は出来ないだろう。

そうなると、突然ガラクが動いた時、俺が対処しなければならない。


「大丈夫ですよ。ご主人様。」


ニルはこちらを見ずに言ってくる。


「見ていて下さい。」


ニルはそれだけ言って、盾を構える。


俺の性格上、ニルの事を心配しないというのは無理な話だが、それでも、信用はしている。

そして、ランカの元で積んだ経験も知っている。

努力を努力と思わないニルは、誰しもが驚くような成長速度で強くなっている。それこそ、いつも近くに居る俺ですら驚かされる時があるくらいに。


だから、大丈夫だ。


ニルはもう、弱いニルではない。守らなければならない対象ではない。


彼女はもう、一人で戦える程に強くなった。


「頼んだぞ。」


「はい!!」


頼もしい返事を聞いて、俺はガラクの動向に目を光らせる。


「まさか戦場でニル様と肩を並べる事になるとは思いませんでしたね。

人生は小説よりなり…ですか。」


「ランカ様も、私も、小説などより余程奇な人生を送ってきたではありませんか。」


「ふふふ。そうですね。それでは、奇な人生の続きを楽しむ為にも、ここで死ぬわけにはいきませんね。」


「はい!」


ランカとニル、そしてミサとハラサキの間にピリピリとした殺気が漂う。


「……はあぁぁぁっ!」


最初に動いたのはミサ。狙いはニルだった。

あれだけランカに敵意を見せておいて、ニルを狙うとは、やはり一筋縄ではいかない二人のようだ。


踏み込みが速く、攻撃もかなり鋭い。

ゲンジロウやランカと同等の腕を持っていると言えるだろう。


リーチの長い薙刀を相手にするのは、ニルとしてはあまり好ましくない。その上実力的には未だその域に達していないニルとしては、リーチが短いハラサキを相手にしたいところだろう。


ギィィィン!


「ちっ!」


その刃を止めたのは、横から薙刀を突き出したランカだった。


「あなたの相手は私がしましょう。あれだけ啖呵たんかを切ったのですから、もう少し私に興味を持って下さい。」


「どこまでもかんさわる女ね。」


「お褒めに預かり光栄ですね。」


けなしたのよ!」


ギィィィン!


薙刀同士が強く弾き合い、火花が散る。


「はぁっ!」


「っ?!」


ミサの注意が、ランカに向いた瞬間。一瞬の隙が生まれたタイミングで、ニルがミサに向かって小太刀を振る。


ガキィィン!


「女というのは、手癖てくせが悪いものなのか?」


しかし、それをハラサキが刀で止める。


「やってくれるじゃないの!」


ニルの行動に対して、ランカを無視した一撃をニルに返すミサ。


ガキィィン!


今度はニルが盾でミサの攻撃を受け止める。


相手は女性だが、神力の使い手。想像以上の衝撃が来たらしく、ニルの体が一瞬浮き上がる。


「はぁっ!」


ギィィィン!


無視されたランカが隙ありと言いたげにミサの首元に向かって薙刀を振り下ろす。


「させん!」


ガキィィン!


それをハラサキが弾く。


四人がそれぞれどちらへ攻撃するのか分からない攻防。

見ている俺としては頭がこんがらがってくる。

それに、全員の距離がかなり近い。

ニルの小太刀が届く距離と言えば分かりやすいだろう。

その距離感で刃を交えていると、手足、武器が互いの間で入り組み、どうなっているのか外側からでは分かりにくい。まるでツイスターゲームだ。そんな和気藹々わきあいあいとした雰囲気ではないが。


「柔剣術!螺旋底らせんてい!」


ランカが後ろに引いていた足を、ミサの膝裏側へと運び、薙刀の柄を喉元に絡ませる。

そのまま足と薙刀を使い、ミサの体を上下反転させるように投げ飛ばす。しかも横回転というおまけも付けて。


ガキィィン!


本来ならば投げ飛ばす時に武器での攻撃も合わせるのだろうが、そこまではハラサキが許さず、薙刀の刃を刀で弾く。


螺旋底という剣術が完成しなかったらしく、ミサの体は投げ飛ばされただけに終わるが、体の上下が空中で反転している。

しかし、ミサはその状態で片手を地面に向けて伸ばし、倒立とうりつ状態になり、もう片方の手で薙刀をニルの足元に突き出す。

とんでもない体幹たいかんの持ち主だ。投げ飛ばされた状態から攻撃に繋げるとは…


だが、そういうアクロバティックな動きでいえば、うちのニルさんも負けてはいない。


ガッ!

「なっ?!」


ニルはミサからの攻撃を避ける為に飛び上がり、ハラサキの膝、肩を交互に踏み付け、ハラサキの体を

そのまま体をバク宙の要領で回転させ、着地と同時にハラサキの喉元へと小太刀を突き出す。


「やぁっ!」


ガンッ!


かなり良いタイミングに見えたが、ミサが倒立状態のまま、ニルの突き出した手を蹴り、攻撃をズラす。


ニルの攻撃は逸れてハラサキを捉えられなかった。


全員が攻撃を外し、一度四方向へと下がる。


「「「「……………」」」」


四人が四人、互いの力量を十分に理解出来たらしい。気を抜けない相手だと認識し、一時的な静寂せいじゃくが訪れる。


ここまで腕の良い者達が集まると、あれだけの至近距離で武器を振っても、誰一人として傷一つ与えられないらしい。

観客がいれば、拍手喝采はくしゅかっさいとなっていたところだろう。まるでどこかの国の雑技団ざつぎだんを見ているようだ。

しかし、トリッキーな動きであるにも関わらず、どの一撃を取っても、確実に命を取れるものだ。


やっぱり女性って怖い。


「やっぱり四鬼は四鬼ね…」


「横の枷付きの女も大した奴だ。」


最初から油断はしていなかったようだが、警戒へと意識が変わったらしい。


「ニル様。ここからが本番ですよ。

神力に気を付けて下さい。」


「はい。」


先程の大立ち回りが嘘のように静かになった四人。


互いの間合いを読み合うように、ジリジリと距離が縮まっていく。


「……………」


「………………」


ミサがハラサキに目配せをする。

ハラサキもその視線に気が付き、頷く。


ダッ!


ハラサキが地面を蹴ると

これまでのスピードは目じゃない程の速さで飛び出してくる。俺から見ても速いと感じる。


「っ?!」


ギャリギャリ!


狙われたのはニル。

唐突なスピードの変化に対し、ギリギリで盾を挟み込む。

盾の上を滑る刃が甲高い音と火花を発する。


「ちっ!」


ニルの盾がイラつくのか、ハラサキは舌打ちする。


「はぁっ!」


ニルを集中狙いする作戦らしく、直ぐにミサがニルへと薙刀を突き出す。

ニルは横へと転がるように刃を避ける。


「はぁぁ!」

ガキィン!


それとほぼ同時にランカの薙刀がミサに向かって行くが、ハラサキがミサの後ろから飛び出し、ランカの刃を上へと跳ね上げる。


体勢を整えたニルが、ミサへ向けて構えを取る。

刃は避けたように見えたが、ニルの肩口には浅い切り傷が見える。

どうやら神力による斬撃が当たっていたらしい。


ここまでの戦闘で、掛けておいた防御魔法である、黒防砂こくぼうさは使い切ってしまっていたらしい。何度か飛び道具の防御で発動していたのは見ていたが…もう一度掛けておいた方が良かったな…

ニルの体に元々掛かっている防護魔法は、ここまでハイレベルの戦いとなると、完全に付いていけていないらしく、時折フワフワと漂う程度。

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