第228話 二つ目の壁・横門 (2)

ゴンゾーが、女だからという理由で、相手を馬鹿にする事はない者だということくらい、俺にも分かる。

そして、ヒサナの弓術がではない事を、ゴンゾーも分かっているはずだ。


「…………あんた。そんなに死にたいの?」


「死にたい…でござるか?そんなわけがないでござる。しかし、その矢如きで、拙者を殺せると、本気で思っているでござるか?」


俺から見ると、あからさま過ぎる挑発。言い換えれば、下手な挑発だ。


しかし、ヒサナは、やけにゴンゾーの挑発に食い付いている。


確かに、見た感じや聞いていた話から察するに、見下されるのを極端に嫌う性格だとは思っていたが…まさか、これ程簡単に釣れるとは…


「ヒサナ。そんな簡単な挑発に乗るなよな…くひひ。」


「どうせあんたも一人で相手をするとか言うんでしょう。文句を言えた立場かしら。

それに、舐められるのは嫌いなのよ。ちょっと雑魚を蹴散らしたからって調子に乗る下民なんて、特にかんさわるわ。」


「くひひ…好きにしろ。こっちはこっちで楽しむからな。」


ゴンゾーの安い挑発に乗ってくるとは思っていなかったが…そもそも協力して俺達の相手をする気は無かったらしい。


ゴンゾーが下手な挑発までして弓の女を引き受けてくれるのは、俺がこっちに集中出来るように…だろう。余計な世話…とは思わない。正直助かる。


「ほらほら。あんた達。さっさとあの下民に斬り掛かりなさい。殺してしまっても良いわ。」


ヒサナは、下にいる者達に指示を出して、自分は長弓を構える。


カァァン!


ズガガガッ!


「おおおぉぉぉ!」


ヒサナの矢を皮切りに、門前に居た者達の半分が、ゴンゾーに向かって走り出す。


「くひひひひ…助けなくて良いのか?」


「あいつは助けなければならないような、弱い男じゃあないからな。

それより、お前は自分の心配でもしたらどうだ?」


「くひひ…その減らず口。どこまで言っていられるか……見物だな。」


ランブがそう言うと、ランブと俺の間に、敵兵が割り込んでくる。


ランブは刀を抜くこともせず、ただ見ている。

隙を狙っているのか、それともヒサナが言っていたように、一対一を望んでいるのか…どちらにせよ、来ないなら来ないで、人数を減らすだけの事だ。


「雷獣。まといを頼む。」


ポンッ!

バチバチッ!


近くに現れた雷獣が、纏を発動させる。


問題はここからだ。敵が防御を固めていた場所ということは、俺とゴンゾーの対策を万全に整えてある…と考えた方が良い。


罠系の魔法、もしくは罠そのもの。

速い動きに関係無く攻撃出来る方法、もしくは、速い動きだからこそ回避の難しい方法を考えているはずだ。

そうなると、ここまでのように大きく走り回って戦う事は出来ない。

だが、神力を使えない者も門下生には居るし、速剣術というのは、神力有りきの技ばかりではない。むしろ、神力有りきの剣技の方が少ないと言える。

当然ながら、どの剣技も、神力を使えば割増の威力を発揮出来るが、神力が無くても、速剣術は強い。


カチャッ…


俺は刀を両手で持ち、迫り来る敵兵に向ける。


「おぉぉぉっ!」


先頭集団が武器を振り上げる。

まずは三人が相手だ。


速剣術の基本的な考え方は、刃を、より速く相手に届かせた方が勝つ。というものだ。


木刀や竹刀しないより、真剣での斬撃を意識した剣技であり、ゴンゾーの剛剣術とは違い、骨を断つような力は込めない。

首、わき肋骨ろっこつの間、腹、股関節…そういった、急所を、素早く切り裂くのだ。


相手を殺す。それだけを考えた場合、骨を断つ必要は全く無い。

そして、人の柔らかい部分を切るだけならば、刃というのは、想像以上にすんなりと走る。

ならば、刀に伝える力など、ほんの僅か有れば良い。

ほぼ脱力状態の体から繰り出される斬撃は、他の剣術とは比較にならない程に速い。


だが、速さだけに重点を置いた剣術である為、弱点も有る。


例えば、相手の斬撃を受けたり、鍔迫り合いは出来ない。

骨さえも断つ事を重視した剛剣術の使い手と、神力も無く刀を合わせたら、簡単に吹き飛ばされてしまう。

速さを追い求め続け、発達した筋肉は、力で競り合うには向いていない為、剛剣術でなくとも、押し負ける事がほとんどだ。


つまり、刃を合わせるという選択肢はほぼ無い。と言って良い。

故に、速剣術で重要になってくるのは、攻撃よりも、足運びである。


相手の攻撃を避ける足運び、自分の攻撃を確実に当てる足運び、背後に回り込む足運び…とにかく、足運びの種類は無限に有ると言っても良い程多岐に渡る。


それらを全て習得するには、数十年の修行が必要とまで言われている程だ。


そんなに足運びが大切なのか…と思われる事も多いが、実際にどう大切なのかを知ると、納得するだろう。


例えば、一対一の戦闘において、相手に攻撃を仕掛けるとしよう。

両手で刀を持ち、左足を前にして構えた状態から、もう一歩左足を前に出して刀を振り下ろす。

剣術における最も基本的な一撃だが……

この時、足を前に出すと言っても、色々と有る。


大きく大股になるように踏み出すか、逆に直立に近い歩幅で踏み出すか、その中間か…相手の右側に出すか、左側に出すか、正面か…足先は相手に真っ直ぐ向けるのか、体の内側に向けるのか、それとも外側か…

ざっと考えるだけでこれだけの違いがある。

速剣術の足運びは、更にそこから細分化されていくわけだが…それのどこに違いが有るのか。


足先の向きで考えてみると分かりやすい。

最も一般的とされているのは、相手に真っ直ぐ向ける。

これは、体が刀に伝える力が最も強くなり、その次の動作にも素早く移ることが出来る。

しかし、それは次の動作が決まっていない時の話だ。


例えば、二撃目を、右から左へと刀を走らせようとした時、足先を内側に向けて踏み込むと、体が左に向かず、よろけてしまう。

そこを、外側に向けると、次の行動を先取り出来るため、正面に向けるより、僅かに速く刀が相手に到達する。


逆に、刀を左から右へと振る時は、足を内側に向けていた方が速い。


その、一秒にも満たない時間を追い求めるならば、足運びが何より重要になってくる、という事だ。


俺は、小さな頃からそれを教わり、修練を続けてきた。

まだまだ未熟な部分も有るが、修行の日々は、確実に俺の血肉となっている。


速剣術は、の動きから、足運びを決める為、常に二手、三手先を考えながら体を動かさなければならない。


現在、右前、正面、左前から、同時に三人が襲いかかってきているが、俺の頭の中では、既に三人の男達を全員切り捨てている。あとはそれを実行するだけだ。


まずは右前の男の、更に右手へと出る。


すると、右前の男に邪魔されて、中央と左から来ている男達は、武器を振り下ろす事が出来ない。

まず、右前の男の攻撃は、自分の後ろ足を更に大きく右手側へと引き寄せる事で、体を捻り、避けられる。それと同時に、丸見えになった首筋を触れるように斬る。


即死はしないが、それで良い。


俺から見て、一直線になった三人。その中央に居る者に斬り掛かる。相手から見れば、首を斬った男の奥に、俺がいる状況だ。

俺は既に切り捨てた男に、自分の体を隠しながら、中央の男の首元に、刀を突き刺す。


抵抗も無く、突き刺さった刀を、喉仏側へと引き裂く。

二人はこれで死に至る。


残った最後の相手は、首を斬った二人の、更に奥。


どうにかして俺へ攻撃しようと武器を持ち上げる。

すると、相手の脇が丸見えになる。斬ってくれと言っているようなものなので、遠慮無く刃を走らせる。


急所を切り裂かれた男は、武器を振り下ろすが、ヘロヘロの一撃となってしまい、避けるまでもない。

後は、肋骨の隙間を狙って、心の臓を一突きする。


これで終わりだ。


時間にすると、約二秒。


その間に、三人に致命傷を与える。


今の動きを全て余す所なく確認出来た者は、ここに何人いるだろうか。


勢い良く突撃しようとしていた後続の者達が、足を止める。


ドサドサドサッ…


切り捨てた三人は膝を石畳に落とし、それでも戦おうと俺の方を見るが、脱力し、そのまま倒れて動かなくなる。


僅かに神力を使って脚力と剣速を速めたが、いつもの二割程度。

それでも彼等には速過ぎたらしい。


「な、何が…起こった…?」


「……分からない…」


唖然あぜんとしている男達。

何が起きたか分からないまま、三人が殺された。

他の者達の恐怖心は想像以上だろう。


「どうした。来ないのか?」


「…………」


「……………」


罠の事もあるし、俺から突っ込むのは下策。

挑発でもして突っ込んで来てもらうべきか…と、考えていると…


ヒュヒュン!


ガガガッ!


壁の上から矢が飛んでくる。


ヒサナ程ではないが、神力を付与した矢は、石畳に突き刺さる威力を持っている。


避けられるが…やはり弓部隊が厄介だな…


カランッ!


雷獣の魔法で、一気に仕留めようかと考えていると、後ろで乾いた音が鳴り響く。


「……来たか。」


転がってきたのは、鬼士隊の連中が身に付けていた白い仮面。


下民の者達に指示していた事が終わったらしい。


「俺に向かって投げろ!」


前を向いたまま、そう叫ぶと……


ブォンブォンッ!


遠くから重いものが飛んでくる音。


パシッ!


音が聞こえれば、見ずにそれを手に取るくらい、神力も有るし簡単だ。


飛んできたのは、槍。


俺達がここに来るまでに倒してきた連中が持っていた武器の一つだ。


下民の者達に頼んだのは、ここまでに落ちている武器を、出来る限り運んで来て欲しい。というものだった。


何故そんなことをさせたのかというと……


「はあぁっ!」


ブォンッ!!


真っ直ぐに、壁の上へと向かって飛んでいく槍。


「雷獣。纏だ。」


バチバチッ!


放った槍に、雷撃が絡み付く。


日が落ちて暗くなった空間に、青白い線が真っ直ぐに引かれていく。


ズガンッ!!


槍は見事に壁の上に居る者の一人、その胴体に突き刺さる。


「……ごふっ…あ?……」


まさか自分が狙われているとは思っていなかったらしい。

壁の上に居るからと、気を抜くとは、馬鹿な奴だ。


バチバチバチバチバチッ!!

「「「あがががががががががっ!」」」


纏の電撃が弓兵の一人を包み込み、更に両隣りの男達までもが感電する。


「あの後ろに居る連中を殺せ!」


「そんな事、拙者がさせるわけないでござろう!」


ザシュッ!


無理矢理後ろの下民達を殺しに行こうとした奴を、ゴンゾーが切り伏せる。


弓兵はヒサナ合わせ、全部で十人。あと七人なら何とか倒せそうな気がしてきた。


「どんどん投げろ!」


ブォンブォン!

ブォンブォン!


次々と戦場へと投げ込まれる武器。槍だけでなく、刀や薙刀もある。


「どんどんいくぞ!!」


ブォン!


ブォン!


飛んできた武器の中で、手に取ったものを、次々と敵兵へと投げ付ける。


俺の攻撃に警戒した弓兵達は、盾として設置された木の板に隠れるが…


バキャッ!


普通の矢ならいざ知れず、神力を使って飛ばした武器を防ぐ強度など無い。

そもそもこんな遠距離攻撃を想定していなかったのだろうが、もう少しまともな盾を用意するべきだったな。


バチバチバチバチッ!

「「「ぎががががががががっ!」」」


弓兵、残り四人。


流石に盾ではなく壁の後ろに隠れたらしく、弓兵の姿は見えなくなった。


「おい!ランブ!あれ何とかしなさいよ!」


「くひひ…じっくり観察しておきたかったが…仕方ないなー…」


門前にいたランブが、遂に動き出す。


もう少し敵兵を減らしておきたかったが…


「面白い事を考えるでござるな…拙者もやるでござる!!」


飛んできていた刀の一つを地面から拾ったゴンゾーが、思い切り、敵兵の中へと投げ込む。


ザクザクッ!

「があぁぁぁっ!」

「ぐあぁぁぁっ!」


二人の男の腕と肩口を切り裂いた刀は、それでも勢いを止めず、壁にまで到達する。


ガンッ!


刀は壁に突き刺さり、やっと勢いを止める。


「相変わらずの馬鹿力だな…」


「これはなかなか良いでござるな!」


「させるか!この下民風情が!」


「ぬおっ?!」


ガキンッ!


武器を投げる為には、それなりの空いた時間が必要になる。敵が近いゴンゾーには、そう何度も空いた時間など無い。

直ぐに調子に乗るところはゴンゾーの悪いところだ。


ブォン!


バチバチバチバチバチッ!

「「「がががががががががっ!」」」


ランブが来る前に、もう一度投げた武器が、今度は地上の敵兵に当たり、周囲の者達を巻き込んだ。


「くひひ…やはり友魔の力は偉大だな……」


ランブはそう言って笑うと、槍をクルクル回して、俺の方へと近付いてくる。


ブォン!


更にもう一度、今度はランブを狙って武器を投げるが…


ガインッ!


ランブは簡単そうにその武器を弾き、そのまま進んでくる。


纏による電撃も受けていない。


どうやら神力を使って電撃を遮断した…いや、神力というより…


「インシュライトか。」


「雷を無効化出来るのは、お前だけじゃあない…くひひひひ。」


熱に反応して雷を遮断する鉱物。俺の武器の中にも仕込まれている物だ。

確かに、インシュライトさえあれば、雷獣の電撃を防ぐ事は難しくない。


敵兵の何人かはニヤニヤしているようだし、どうやら何人かはインシュライトを仕込んだ武器を持っているらしい。


「これでお前の友魔は、封じ込めたようなものだ…くひひひ…」


確かに、ランブの言うように、雷獣の能力を封じ込めるには、インシュライトという鉱物はとても有効だ。

感電を防いでくれるし、ある程度の電撃を受けても、無効化してくれる。


そう。ある程度は…


直撃すれば、インシュライトでも防ぐ事が不可能な魔法を、雷獣は放つ事が出来る。


局所に電撃を集中させるつらぬき等は、インシュライトでは防ぐ事が出来ないのだ。


ただ、当然ながら、それらの魔法は魔力をその分消費してしまう。ここを突破した後の戦闘も考えると、最終手段として考えていた方が良いだろう。

それに、出来ることならば、いざという時まで、鬼士隊の連中には、その誤った情報を信じていてもらいたい。


ここは神力と、剣術のみで突破する。それが最善となりそうだ。


俺の意図を汲んだ雷獣がシュルルと姿を消す。


「くひひ…素直で実に良いね…」


敵兵は減ってはいるものの、未だ半分以上は残っている。


下民の者達は、武器を全て投げ終え、既に建物の裏へと避難済み。これで準備は整った。


しかし…インシュライトもそうだが、ここまでの敵とは全てが一段階違う。

今回の件に合わせてなのだろう。かなり修練を行ってきた痕跡が見て取れる。この程度の戦闘では、怖気付いたりしないらしい。


「くひひ…友魔の力も無しに、俺達に勝てるかねー?」


ゴンゾーの相手をしている者達を差し引いたとしても、約十五人。それに加えてランブも居る。

雷獣の力を借りたとしても、なかなかに辛い戦いだが…やるしかない。


「四鬼になる前は、友魔の力を借りていなかったこと。忘れたらしいな。」


「くひひひひ…お前も、俺が強くなった事を知らないだろう?」


ブンブンッ!!


槍を自分の手足のように振り回すランブ。たったそれだけで、強くなったという事が伝わってくる。

ただ、長物で言えば、ランカが薙刀を持った時の方が威圧感が凄い。つまりは…その程度という事だ。


「それじゃあ始めるとしますかね…くひひひひ…」


ダンッ!


ランブは俺の方へと一気に近寄ってくる。


速い。


ビュン!


耳元を、槍先が通り過ぎていく音が聞こえる。


ガッ!


蹴りでランブの腹を狙うが、槍の柄で受け止められる。


「殺れぇ!」

ブンッ!ブンッ!


周囲に居た連中も攻撃を仕掛けてくる。

落ち着いてその斬撃を避ける。ランブ以外の者達の攻撃ならば、避けるくらい容易い。


「くひひひひ!」


あの嬉しそうな笑いは、一人で殺るとか言っていたのは嘘だったとでも言いたいのだろうか?

最初からこっちは全員と戦う気だったから、全く驚いていないのだが…


ザシュッ!ザシュッ!


相手の攻撃を避けつつも、確実に数を減らしていく。


「おいおい。そんなに簡単に殺られるなよなー。」


ランブは死んでいった仲間に、そんな言葉を浴びせる。


それでも、敵兵達は文句一つ言わず、ただ俺の隙だけを伺っている。


「はあぁっ!」


再度襲い来る敵兵達。


ブンッ!ブンッ!


何度襲ってきたところで、俺の体に刃が触れることは無い。


ザシュッ!


ザシュッ!


敵の首や腹を切り裂く僅かな抵抗を感じながら、また二人の命を奪った。


「おおおぉぉぉ!」


三人目の首を同じように切り裂こうとした時。


「っ?!」


ザシュッ!!


敵兵の胸部から、突然槍先が突き出てくる。

体を捻り、槍先を避けたが、懐辺りの着物が綺麗に貫かれる。


ビリッ!


着物を引きちぎり、直ぐに距離を取ったが…一瞬でも気付くのが遅れていたら、俺の胸部毎貫かれていたかもしれない。


「くひひひひ…今のは惜しかったな。」


敵兵の後ろで槍を突き出したのは、ランブ。仲間を仲間とは思っていない。


下衆げすが…」


「くひひ…使えない部下が何人居たところで、結局は使えない。それなら、こういう使い方をしてやった方が、役に立つ。」


部下の胸部から槍を引き抜き、槍から血を払うランブ。


「あ゛ぁぁ!早く死ねよ下民がぁ!」


ズガガガッ!

「ぐあぁぁぁっ!」


ヒサナの方も、仲間が居ようと、関係無しに矢を放っている。

そのせいで、ゴンゾーの周りに居る部下は、かなり減っている。そろそろ全員片付く頃だろう。こちらもさっさと片付けなければ笑われてしまう。


そろそろ人数も減ってきたし、頃合だろう。


ガンッ!


カランカランッ!


下民の者達が投げてくれた、地面に落ちている武器を蹴る。


「くひひ…どこを狙っているんだ?」


ガンッ!ガンッ!ガンッ!


カランカランッ!


次々と武器を蹴っていくと、残った敵兵達が、そんな物には当たらないと武器を構えて突撃してくる。


ザシュッ!

ガンッ!


敵兵の攻撃を避け、反撃しながらも、更に武器を蹴り続ける。すると…

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