第226話 二つ目の壁・正門 (2)
「俺の手を取れないならば………殺したくはなかったが…仕方がないな。」
コニヤは、差し出していた手を引っ込めると、代わりに腰に下げていた刀を抜く。
普通の刀より長い、長刀と呼ばれる類の刀だ。
コニヤに対する同情の余地は、多分に有る。
だが、どちらも引けず、顔を突き合わせる事になってしまった。そこにはもう、命のやり取り以外の解決方法は存在しなかった。
「ゲンジロウ。お前にはここで死んでもらう。」
「ここで死ぬつもりは無いから、抵抗させてもらうとしよう。全力でな。」
コニヤは、グッと口を一度閉じた後、大きな声で叫ぶ。
「掛かれぇ!!」
まず、最初に俺へ攻撃を仕掛けてきたのは、残った十四人の内、四人。
右二名、左一名、そして正面から一名。
動きは
後ろの連中もただ見ているだけではない。位置取りを変えたり、隙を見逃さぬように目を光らせている。
「はぁぁっ!」
四人同時の攻撃。左肩口の傷。不利過ぎる状況。
だが、俺は四鬼。
負ける事は許されない。
「おおおぉぉぉ!!」
バキッ!
俺は、左足を前へと出し、強く踏み込む。
踏み込みに耐えきれなかった石畳にヒビが入る。
ゴウッ!!
敵の攻撃が俺に届く前に、刀を横一文字に大きく振る。
青い炎が半円状に線を描くと、そのまま近寄ってきていた敵兵達の方へと飛んでいく。
神力の斬撃を飛ばす事によって、纏の炎毎、敵に向かって飛ばしたのだ。
飛んでくる神力の斬撃は、刀によって防ぐ事が出来る。しかし、友魔の炎は、そういうわけにはいかない。
刀で炎を斬ったとしても、そもそも無形物である炎は、刀の後ろに居る者達を包み込んでしまう。
つまり、この攻撃を防ぐ為には、神力を全て防御に回すか、完璧に避けるしかない。
しかし、相手の四人は、既に攻撃を仕掛けてきている。一瞬にして体勢を変える事は難しい。
それを理解してなのか、四人は攻撃を緩めるどころか、最後に一太刀でも…と、炎に巻かれながら刀を振り下ろしてきた。
しかし、目眩しの効果によって、既に俺の姿を見失っており、他の敵兵へと向かって走り出していた俺に、刃が届く事は無かった。
炎は、日が落ちた暗闇の中、青く光り、その場に居た者達の目を奪った。
明るく光る炎の後ろを、横へと抜けて迫り来る俺の事に気が付いたのは、コニヤだった。
「横だ!!」
コニヤの声に、やっと炎から目を離した敵兵だったが、俺の刃は、既に振り下ろされていた。
「「っ?!」」
ザシュッ!ガシュッ!
「くっ!」
ガキンッ!
二人は反応が遅れ、斬り裂いたが、三人目には刃が届かず、距離を取られてしまった。
左肩口の傷が痛み、攻撃が僅かに遅れたのが原因だろう。
「「「「ぐああぁぁぁ!」」」」
後方では炎に巻かれた敵兵達が叫び声を上げ、目の前では二人が声も出さず崩れ落ちていく。
残りは八人と、コニヤ。
「
俺の声に反応した鬼火が、即座に貫を放つ。
「回避!!」
貫は、貫通力に特化した魔法だ。神力を纏ったり、水魔法で防御した所で、止めることは出来ない。
コニヤの叫んだ通り、避けるのが正解だ。
だが、コニヤが叫んだからと言って、それを全員が実行出来るかは別の話だ。
貫きで狙ったのは、五人。
内二人は咄嗟に横へと跳んで範囲外へ出たが、二人は完全に範囲内。そして残る一人は横へ跳んだが、間に合わなかった。
ゴウッ!!
走った青い炎の柱が、二人の全身と、一人の下半身を一瞬で焼き尽くす。
「………ああ……ああああ!!」
下半身だけが燃え尽きた男は、自分の状況を目で確認し、叫ぶ。
跳ね橋を貫通する程の高温だ。痛みも無く、一瞬で消し飛んだはず。
残された上半身の傷口は、プクプクと泡を立て、滲み出る血を地面に流している。
「おおぉぉぉ!」
更なる追撃をと思って走り出したが、コニヤがそれを許さず、長刀を俺の目の前に振ってくる。
「はぁぁっ!」
ガギィィィン!
硬く、高い金属音が響き、コニヤの刀が後ろへと弾かれる。
しかし、そんな僅かな時間でも、相手がこの領域の強さとなると、命取りとなる。
俺は追撃を中断し、一度距離を取る。
残りは五人とコニヤ。
「一瞬でここまで数を減らされるとはな…おい!囲め!」
コニヤの言葉で、五人が俺の周りを取り囲むようにゆっくりと移動し始める。
「………………」
「……………………」
次第に緊張感が高まっていく。
「………やああぁっ!!」
俺の正面に居た者が槍を両手で突き出してくる。
「っ?!」
ただの突きじゃあない。僅かに先端が揺れて見える。
相手に攻撃の起点を読ませないように、敢えて左右に微動させているのだ。
ビュッ!ビュビュッ!!
しかも、突き攻撃は速く細かい。
避けられない事はないが…
「おおおぉぉぉ!」
右手から、そして後方から、刀を持った二人が攻撃を仕掛けてくる。
「はぁっ!」
ガキンッ!ギンッ!
刃先が目の前を通り過ぎ、槍先を弾く。
「俺のことも忘れるなよ!!」
ガギィィィン!
側面から攻めてきたコニヤの長刀を受け止めると、ズキリと左肩口が痛む。
「くっ!」
「死ねぇ!!」
痛みに顔を歪めると、槍使いが好機とばかりに、大きく踏み込んでくる。
「待て!
コニヤの声が響くが、もう遅い。
ガキンッ!
槍を地面に押さえ付けるように捌く。槍先は石畳に突き刺さり、動きを止める。
ギャリギャリ!!
相手の両腕目掛けて、刀を振る。押さえ付けていた槍の柄の上を、刃が滑る。
ザシュッ!
「がぁぁっ!」
槍使いの両手がスッパリと切り離され、血が吹き出す。
「せいっ!」
ズバッ!
槍使いの首を切り離し、直ぐに振り返る。
「うおおぉぉ!」
「剛上!!」
ザシュッ!
背後から迫っていた敵兵を、
「くそっ!」
「落ち着け!焦るんじゃない!」
コニヤは、見た目が変わったものの、剣術は
堅実に修練を積み重ねてきた剣というのは、地力が高い。
そして、コニヤ以外の者達にも、その剣の色が出ている。
強い。
「焦りやがって…」
コニヤの顔に若干の焦りが見え始めた。
既にあれだけいた人数が、三人とコニヤだけ。
「そろそろ決着が近いみたいだな。」
「……まだだ……」
コニヤが長刀を強く握り締める。
「はああああぁぁぁぁ!!」
ズバンッ!
「っ?!」
長刀による斬り下し。
体を捻って避けるが、石畳に深い傷跡が残る。
神力を飛ばしたようだ。
神力を飛ばす、つまり、斬撃を飛ばすというのは、基本的に神力が強い者にしか出来ない。
本来自分の周りに有る神力を、無理矢理飛ばすのだ。それを斬撃としての威力が有る状態で飛ばすとなれば、それだけの強度がなければ不可能だ。
コニヤの本来の実力は分からないが……昔は鬼士の中でも
そして、いくら修練を重ねたとはいえ、ここまで強度が増すとは思えない。
「やはり、寿命と引き換えに神力の強度を上げていたか……馬鹿者が。」
「何かを成し遂げる為には、何かを犠牲にせねばならん。」
「……馬鹿が……」
「……俺達が相入れる事は無い。」
カチャッ…
長刀を握り直すコニヤ。
「覚悟ぉ!!」
コニヤと、残りの三人が、同時に斬り込んでくる。
人数は四人とはいえ、ここまでの俺の攻撃を避けてきた奴らだ。単純な攻撃では倒せないだろう。
ザンッ!
正面からのコニヤの斬り上げを避けるが、左右と、そして背後から、残りの三人が同時に斬り下しの攻撃を仕掛けてくる。
力の乗った重い斬撃。
更には、コニヤも二撃目を放ってきている。
逃げ場は無い。ならば……
「……
俺は刀を肩に担ぎ、背中を丸め腰を落とす。
ガギィィィン!!
バギバギッ!!
担いだ刀に、四人の斬撃が振り下ろされ、全身に重くのしかかる。
神力で強化された攻撃だ。重さに耐えられず両足の下にあった石畳がバキバキに割れ、めくれ上がる。
だが、斬撃自体は防げた。
そして、剛印はここからが本番だ。
剛印は、簡単に言えば、七連撃。
神力を全身に纏わせ、自分の限界を越える力を発揮させながら放つ七連撃だ。
バギィィィン!!
担いだ刀を、全力で地面に向かって振り下ろす。一撃目。
刀の上から押さえ付けていたコニヤ達の刀を、大きく弾く。
その衝撃で、全員が一歩後ろへと下がる。
「おおぉぉぉ!!」
まずは右手の者に刀を振り下ろす。二撃目。
体勢を崩した男に、俺の斬撃を止めることは出来ず、肩口から脇腹へと、斜めに刃が走る。
ザシュッ!
「ぐあっ!ごのぉ!」
次は横薙ぎに斬撃を放つ。三撃目。
斬撃を受けた男の胴を切り裂き、そのまま後方に居る者まで切り裂く。
ザシュッ!ガシュッ!
「ぐはぁっ!」
「あ゛ぁっ!」
二人は、人が生きていく事が出来ない体へと変わった。
そして斬り上げから、首元への横薙ぎ。四、五撃目。
ガギィィィン!
ザシュッ!
何とか刀で受け止めようとした三人目。しかし、俺の全力の一撃を受け止められなかった。
刀は三人目の手を離れ、飛んでいく。
そして、武器の無くなった男の首を切り離す。
「ぐおぉぉぉっ!」
残るはコニヤだけだ。
神力を上手く操作し、体勢を立て直すコニヤ。そして、長刀を振り下ろす。
バギィィィン!
コニヤの長刀は、俺の斬撃と合わさり、弾かれる。
六撃目。
「ぐっ…おぉぉぉ!」
それでもコニヤは諦めず、無理矢理、俺の首を目掛けて横薙ぎに長刀を振る。
しかし……
ブンッ!
俺は
長刀は頭の上を通り過ぎ、俺の刀はコニヤの膝から下を切り裂く。
ザシュッ!!
「があぁぁっ!」
コニヤは両足の膝から下を失い、仰向けに倒れる。
「ぐぅっ……くそっ……」
両足の膝下から血を大量に流しながらも、長刀を俺に向け、睨み付けてくる。
しかし、最早勝負は着いた。
「………くそっ。ここまでか……」
ガシャンッ……
コニヤは仰向けに倒れ、大の字…いや、足が無いから……十の字になり、手に持っていた長刀を投げ捨てる。
自分がこれ以上戦えないと悟り、抵抗を止めたのだ。
「コニヤ…」
「……やはり、四鬼ってのは強いな。」
「……………」
「それだけ強くても、街の者達全てを守る事など出来ない。」
「……確かに、全ての者を助ける事は出来ないな。」
「俺はただ……………妻のような者を一人でも減らしたかっただけなんだ。」
「……お前の気持ちは分かる。考えも、理想も間違ってはいない。だが、方法が違うだろう。」
「…………全て、今更だな。」
「………ああ。」
コニヤは、大量の血を流し、少しずつ顔色が青白くなってきている。
「…これで俺の役割は終わりだ。」
「……………」
「ゲンジロウ……
「……分かった。」
俺から見ると、コニヤという男は、まだ若い。
道を間違えなければ、これから先、島の政を担っていく者となっていたはずだ。
いや……それも、お上の者によって閉ざされてしまったのだが…
「…………約束しよう。これが終わったら、俺が必ず変えよう。この島を。」
「………そうか………」
青白くなった顔で、微かに微笑むコニヤ。
「………………」
ザシュッ!
「…………改めて、四鬼というのは………重いな。」
コニヤにとっては、悪は妻を殺したお上の者だ。
それは、俺の中でも、同じだ。
彼の思想は間違ってなどいない。
だが、街の人々を殺したという事実に変わりは無い。
それは、悪以外の何でもない。
それを許すわけにはいかない。
考えさせられる…いや、考えなければならない事実だったが………それは、全てが終わってからにするとしよう。
「……このような男を、間違った道に引き摺りこんだ代償は、高くつくぞ。ガラク。」
俺はコニヤの亡骸を横目に、二つ目の壁を突破した。
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
その頃、横門を突破したシデンは……
「ゴンゾー!後ろだ!」
「ぐぬっ!」
ザシュッ!
「気を抜くな!」
「すまぬでござる!」
横門を突破したは良いが、まだまだ敵は湧いて出てくる。
それぞれの強さは無いが、周囲に広がる建物の数々を隠れ
敵の中には、隠密に優れた者達も居るらしく、突然後ろから現れたり、反撃をしようとすると逃げ出したりと、苦しい戦闘が続いていた。
「厄介でござるな…」
「先に進んで広い場所に出たいが…」
「それはそれで狙われるでござるからな…っ!?」
ガギィィン!
ブンッ!
ゴンゾーは、突然現れた男の刃を弾き、反撃するが、即座に建物の中へと逃げて行く。
「さっさとサクラを追いたいというのに…」
焦りは禁物だと分かっていても、時間が経てば経つほど、気持ちは落ち着かなくなっていく。
「……シデン殿!先に行くでござる!」
「何を言っている!この状況で俺だけ先に行くわけにはいかないだろう!」
「しかし!このままここで時間を削る方がサクラ殿にとっては危険でござる!」
ゴンゾーの言っている事は正しい。正しいが…二人で背中を守りあっている事で、何とか怪我もなく居られるのだ。
ここで一人が抜ければ、もう一人は……
いや、俺の速剣術であれば、対処出来なくはない。むしろ、俺が残り、ゴンゾーを先に走らせるべきか……
どうするべきか、ずっと悩んでいるが……
いや、どちらかが先に行ったとしても、二つ目の壁には、間違いなく防衛している者達が立っている。
これだけ派手に動いていれば、相手は既に数を揃えているだろう。二人で来ている事も知られているだろうし…
自分で言うのも何だが、速剣術は強い。
特に、動物やモンスターよりも、相手を認識する能力が視力に偏っている人に対しては、かなり強い。
認識されるより速く動くこと。それが速剣術だからだ。
しかし、無敵というわけではない。対処法だっていくつもある。
消えているわけではないのだから、横門前でやられたように、罠を使われたりすると、急には止まれない高速戦闘を得意とする速剣術は弱い。
俺への対策がしっかりと取られている場所に無策で走り込むなど、死にに行くようなものだ。
それすらもぶち壊して進むのが四鬼と言われれば、確かにそうなのだが、サクラの事を考えると、今は僅かな失敗すら許されない。
「くそっ!」
ついつい悪態が口をついて出てしまう。
苛立ちを隠せなくなってきた時の事だった。
バチンッ!
聞き慣れない音が鳴ったのに気が付く。
物凄く小さな音だったが、確かに聞こえた。
「っ?!」
ガギィン!
音のした方に注意を向けていると、その方向から敵が飛び出してくる。
ザシュッ!!
「ぐあっ!」
注意を向けていたからか、刃を弾いた後に、即時反撃が出来た。
俺の刃は簡単に相手を捉え、命を奪う。
パチンッ!
また…?
「っ!!」
音のした方を、更に注意していると、またしても敵が飛び出してくる。
「はあっ!」
ガシュッ!
今度は、飛び出して来た相手が、刃を振るう前に叩き切る。
何だ…?
何が起きている?
偶然とは思えない。
「さすがはシデン殿でござるな…」
「いや……」
「??」
ゴンゾーは、俺を褒めたのに、浮かない顔をしているのに気が付いて、不思議そうな顔をする。
相手の罠かもしれない可能性を捨てきれなかったが、俺は声を抑えて、背後に居るゴンゾーへと話し掛ける。
「ゴンゾー。」
「どうしたでござる…か!?」
ガキィン!
襲いかかってくる敵に対処しながら、返事をしてくるゴンゾー。
まだ体力に余裕は有るみたいだ。
罠であっても、俺とゴンゾーならば切り抜けられる……はずだ。
「音に注意しろ。」
「………承知したでござる。」
俺の言いたいことを全て汲み取ったとは思えないが、ゴンゾーは素直に頷く。
パチンッ!
「「っ?!」」
ゴンゾーも気が付いたらしい。
ダンッ!
音のした方から、敵が飛び出してくる。
「ぬあっ!!」
ザシュッ!
ゴンゾーは見事に相手を切り落とす。
「……どうなっているでござるか?」
「分からん。これで三度目だ。
罠かもしれないが…」
「様子を見ている場合でもござらんな。」
パチンッ!
四度目の音が聞こえる。
「はぁっ!」
「おぉっ!」
ザシュッザシュッ!
俺とゴンゾーの刀が、見事に襲いかかってきた者を切り捨てる。
「っ?!」
相手も、急に斬られ始めた事に驚いたのか、僅かに気配を揺らす。
「そこでござる!」
ガシュッ!
「ぬぐぁぁ!」
気配を察知したゴンゾーが、木の壁越しに敵の胸部を貫く。
何が起きているのか分からないが、注意しながらも、俺とゴンゾーは音を頼りに相手を斬り続ける。
パチンッ!
ザシュッ!
パチンッ!
ガシュッ!
何人斬っても、音は止まない。
急に自分達が良いように殺られ始めた事に、相手の連中は驚いた反応を見せる。
演技ではなさそうだし、罠ではないだろう。
パチンッパチンッ!
「はぁぁぁっ!」
「おおぉぉぉ!」
ザシュッ!ガシュッ!
「ちっ!」
ピィーーーー!
俺とゴンゾーが一人ずつ、敵の命を奪った所で、一人の男が指笛を吹き鳴らす。
すると、隠れていたはずの残った敵兵達が、一斉に二つ目の壁へと向けて逃げて行く。
「何とかなったでござる…か?」
「そう願いたいな。」
急いで連中を追えば、それこそ罠に誘導されかねない。
ここは大人しく背中を見送ろう。
「しかし……一体何が起きていたでござるか?」
「俺にも分からない。一体何が………ん?」
俺は立ち並ぶ家々を見て、ある事に気が付いた。
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