第十五章 四鬼華の伝説 中編

第183話 雪神様

「あなたは、こんな所で何をしているの?」


セナが女性に問う。


俺もラトも気が気ではないが…氷華の場所を知っているとなると…それを聞かずして、ここから離れるわけにもいかない。


「名前は何て言うのですか?」


「名前……?………………雪神様?」


なるほど…アンガクが言っていた雪神様の正体が彼女ならば、納得出来る。彼女は人智じんちを超えた存在に他ならない。


「昔は……雪女って…呼ばれてた。」


そちらの名前の方がしっくりくる。

日本人でその名前を知らない人は少ないだろう。雪女自体については、敢えて説明する必要は無いはずだ。

この世界での雪女というと、割と有名なSSランクのモンスターとして知られている。


季節外れの雪が降ったり、猛吹雪や雪の災害が起きた時は、雪女がやったのだと噂される程の存在だ。

ただ、実際にその目で見た事のある人はとても少ないだろう。

基本的に万年雪の積もる極寒の地の最奥、そんな所に生息しているからだ。

言うまでもなく、雪女の強さは災害級。

本来使えないはずの氷魔法を得意として、その魔力は莫大ばくだい。万年雪自体が雪女の魔法によるものだと考えられる程…と言えばどれくらいの魔力を持っているか分かるだろう。

恐らく、聖魂達とほぼ同格の存在だ。


個人や少人数で相手に出来る類のモンスターではない。


そして、雪女というのは、喋っている事からも分かるように、知能を持っている。

言葉を覚えていれば、会話も出来るし、個体によっては武器も使うと言われている。


そんな雪女が今、目の前に居るのだ。


「ゆ、雪女…ですか……」


ニルは事の重大性にやっと気が付いたらしい。

セナも頬をピクピクさせて苦笑い状態。


「………なに?」


今彼女の機嫌を損ねて、戦闘になれば、俺やラトを含め、全員死ぬ。

ラトは強いが、あくまでも聖魂。彼女の力には及ばないはずだ。


この針氷峰に近付いて来た時、急激に寒くなったのは、彼女の存在がここに有り、この寒さの原因は彼女に有るから…という事なのだろう。

この山が万年雪であるのも、もしかしたら彼女の影響かもしれない。


「いや。それは族称というか…個体名では無いだろう?」


「個体名…?」


何とか話を逸らしてみようとするが、モンスター相手に個体名を問うても仕方ない。そんなものがあるわけないのだから。

ラトだって最初は名前など無かった。


「…………シンヤ…みたいな事?」


「そ、そうだ。」


「…………ない。」


ヒュォォオオオオ…


雪女の周りに風が生じて、床がピキピキと音を立てて凍り始める。


「な、無いなら何か決めれば良いんじゃないか?!」


「決める……?」


首を傾げる雪女。彼女の周囲に生じた風が止む。


何に対して機嫌を損ねるか全く分からない。地雷原じらいげんの中を歩いている気分だ。


「名前………決める……?………シンヤ…決めて。」


ラトの名前を付けた俺に名前を付けろだと…?気に入られる未来は一切見えないぞ…


「嫌……なの……?」


ヒュォォオオオオ!!


黙っていると、また風が生じ始める。


「か、考えているところだ!そんな直ぐには出てこない!」


「……そっか………」


風は止んだが、雪女は俺の顔をじっと見詰めている。

もう緊張とか色々によって、喉がカラカラ…泣きそう。


「……そうだな……」


雪神様だから…ユキ?いや、安直過ぎて怒られそうだ…

うーん…雪女…雪神様……雪…氷……


ダメだ。俺にはそもそもセンスが無いから出てこない。


「リッカっていうのはどうかな?」


ナイスセナ。超助かった。

リッカ…六花か。雪の結晶は六角形というところから、雪の異称いしょうとして用いられると何かで読んだことがある。


「良いな。凄く良いと思うぞ。」


褒め方までギクシャクしてしまう…


「リッカ……名前……リッカ!」


ゴウッ!


「寒っ!」


テンションが上がっても風が吹き出す仕組みらしい。

何をしても寒いよね。


「シンヤ……寒い…?」


「あ…ああ。少しな。」


「……………」


リッカは少し暗い顔?をする。表情が読めたとしても、相手はモンスター…本当にその解釈で良いのか分からない。


「それで…リッカはこんな所で何をしているんだ?」


「………リッカは…ここに居ないといけない。」


「ここに居ないといけない?」


「……リッカが外に出ると……皆嫌がるから…」


「嫌がる…?」


「寒い…冷たい…って。」


まるで人に嫌われたくないからここに居る…そう言っているように聞こえる。


「ここに居れば……誰も寒くない…から。」


おかしい。モンスターはそんな事は考えない。

ただただ人を襲う。それがモンスターであり、この世界の摂理せつりだ。

SSランクのモンスターは知能を持つものも多く、言葉を交わす事で戦闘に発展しない…という事も起きる。ただ、それはあくまでも、戦闘に発展しなかったというだけの事で、そのモンスターが人を襲うのを躊躇ためらう、ということでは無い。

ただの気まぐれだったり、面倒臭いから…なんて理由だったり、原因は何であれ、人を襲う事に対して、罪悪感という概念は存在しない。


唯一似た存在で罪悪感を感じるのは、聖魂だ。彼女は聖魂なのか…?


ラトの時は、何か感じるものがあった。

戦闘の意思は無いと分かったし…


いや、リッカも戦闘の意思自体は無い…のか?

感情の変化によって何か漏れ出てきているみたいだが…別に魔法陣が描かれているわけではない。つまり、少なくとも魔法を行使したわけではないし、敵対しようという気が無いのかもしれない。


いやいや…聖魂魔法には魔法陣は必要無い。魔法と解釈するのは……くそっ。判断するには情報が少な過ぎる。

ここで選択を間違えたら、命に関わる。

だろう、とか、かもしれない、で事を進めるのは危険過ぎる。もっと慎重に見極めるべきだ。

もし俺の予想が外れていて、そのせいでリッカの機嫌を損ねた場合、大変な事になる。


「皆が寒くなるのは…嫌なのか?」


「……分からない……リッカは寒くないから……」


この寒さの原因がリッカに有るならば、彼女自身は寒くないだろう。そもそも雪女は寒さを感じないか…

何を思ってここに居るのか、氷華の場所を聞き出してさっさと立ち去る方が良い事は分かっているが…イベントやシンボルマーク、そして目の前の女神像。気になる事が多過ぎる。もしかしたらリッカ自身も何か関係しているのかもしれないと考えると、言葉を交わさずにはいられない。


「リッカはいつからここに居るんだ?」


「ずっとずっと…昔から…」


俺が想像するとは、恐らく桁が違うだろう。

この針氷峰の周囲には、食料の貯蔵庫や村が作られている。それは針氷峰が有ったからだ。

万年雪と異常な寒さ。それを利用する為に出来た。つまり、それ以前に彼女はここに来た。そう考えるのが自然だろう。


その思考に至る理由はもう一つ有る。

それはこの、俺達の居る場所だ。

入口が氷で出来ていた事から、そもそも寒い場所だった事に間違いは無いだろうが、外の壁が装飾されているにも関わらず、氷漬けになっていた。本来、装飾というのは目に付く場所に作られるもの。恐らく、元々は目に付く場所に有った…そう考えるべきだ。

となると、この針氷峰は、元々はもっと氷や雪が少なく、この場所にも、もっと簡単に登って来られる形だったのではないだろうか。

ここは神殿や教会のような出で立ちだし、それこそ、山道くらいは有ったかもしれない。

しかし、彼女がここに来て、魔法を使ったのか、ここを今の針氷峰へと変貌へんぼうさせた。


しかし、アンガク達が、その変貌に気が付いた様子は無かったし、この場所の事についても話は無かった。知っていれば間違いなく話に出てきたはずだ。

それが無かったという事は、アンガク達はこの場所が氷漬けになった後に村を作った事になる。

鬼人族の寿命は長い。それでも知らないとなると、かなり前にリッカはここに来たのだろう。


そして、この場所は更に前から有った事になる、


「ここを氷漬けにしたのは魔法か?」


「……分からない……」


「分からない…?」


YESかNOで答えられる質問だと思ったが…予想外の答えだ。


「リッカ……勝手に寒くしちゃうから……」


「自分の意思とは関係無く、周りを寒くしてしまう…という事ですか?」


「うん……」


ニルの質問にYESで答えるリッカ。


無意識下で魔法の効果を…?

いや、それは有り得ない。魔法はあくまでも魔法陣があって発動するものだ。

魔法に似た力で、魔法陣を必要としないものとなると、俺の知る限り二つ。

一つは神力。しかし、寒くするような効果を持つものではない。となると、もう一つの可能性……聖魂魔法だろう。


聖魂達が使う魔法には、魔法陣が必要無い。

つまり、リッカは聖魂という事になる。

力が強過ぎて制御出来ていないのか?

もし、彼女が聖魂魔法を制御し切れておらず、意図せずこの山を氷漬けにしているのだとしたら、何とか話が出来るかもしれない。

まだ決まったわけではない為、慎重に話を進めていく。


「ここに来た時の事は覚えているか?」


「少し……」


「リッカが来る前、ここはどんな所だったんだ?」


「……ここが山の頂上…だった…」


おいおい…マジかよ…ここは大体、山の七合目だ。つまり、残りの上三合は、全て後から出来た部分って事になる。


「ここは…人が居ない建物…だから入った…」


つまり、山の頂上にあったこの建物には人が居らず、リッカが住み着いた…と。

もしかしたら、ここは神殿の中でも特殊な神殿だったのかもしれない。デカい山の頂上にあるのだし、苦行くぎょうの末に辿り着ける崇高な神殿…的な。

それで普段は人が居なくて、そこに偶然入り込んだリッカ。そしてそのまま氷漬けになったと。

しかし、そうだとしても、神殿一つが氷の中へと消えたら、何かしらの話が残っていても良さそうなものだが…それも無いとなると、そもそもかなり人が来ない場所だったのか…

この場所の事を知っている者が居なければ真相は分からないな…


「この石像は凍ってないが…何か理由があるのか?」


「……人…だから…溶かしてる…」


「確かに人と言えば人だな…」


つまり、無意識下で凍ってしまう石像を、一人ここで溶かし続けていた…と言う事だ。それで石像の裏側に居たのか。

俺達がリッカの近くにいて、寒さに凍えていないのは、彼女がそうならないようにしてくれている…という事だろうか。


「昔…と言っても、それ程前ではないが、この山の麓付近で男性を助けたか?

薄氷を踏み抜いて死にかけていた者なのだが。」


「覚えてる……リッカが傷を凍らせて……外に出した……」


間違いなく、アンガクの事だ。力は完全に制御出来ていないわけではなく、ある程度制御出来るのだろう。


「シンヤ……それは…何…?」


俺の左腕を見詰めて言ってくる。


「何か…感じる。」


これは決定的だ。間違いない。彼女は聖魂だ。

この紋章は聖魂に分かるようになっている。逆を返せば、聖魂でなければ感じ取る事が出来ない。


『僕と同じ…?』


「いや、正確に言えば、少し違うな。彼女は恐らく完全な聖魂だ。」


ラトは聖魂魔法を使う事が出来ない。それは半聖魂だからであり、聖魂となるか、それにもっと近付かなければ使えないのだろう。

無意識下だとしても、聖魂魔法を使用しているとなれば半聖魂ではないだろう。


「これは、リッカの仲間と繋がるためのもの…と言えば分かりやすいかな。」


「リッカの仲間?」


「ああ。ここに居るラトも、そのうち同じ仲間になる予定だぞ。」


「………………」


ラトをじっと見詰めるリッカ。ラトはソワソワしている。


「リッカが望むなら、仲間と繋げることが出来る。もしかしたら、リッカの力の制御方法も聞けるかもしれないぞ。」


「…本当…?」


リッカの目は疑問を投げ掛けているというより、疑っているという目だ。

何か…あったのだろうか?


「本当だ。」


俺はリッカの目を真っ直ぐに見て言う。


「…………………」


俺をじっと観察するリッカ。だが、嘘を吐いていない俺にとって、後ろめたい事は一つも無い。どれだけ観察されたとしても、一向に構わない。


「………分かった。」


そう言うと、リッカは俺の近くへと寄ってくる。


今気が付いたが、彼女は裸足だ。冷たさを感じないのだろうが…見ているだけで寒くなってくる。


「良いか?」


「うん…」


俺はリッカに、ラトと同じように、ベルトニレイと繋げる聖魂魔法を使う。


左腕の紋章が光り、温かく感じる。


セナは何が何やら分かっていないが、説明する事も出来ないし、可哀想かわいそうだが、今は放置だ。


一粒の光が、ふわりと現れると、それがリッカの眉間へと飛んでいく。


最初はリッカも警戒していたが、それが悪いものでは無いと分かったのか、素直に受け入れる。


光の欠片がリッカの頭部へと入っていき、紋章の光が消える。


「………終わりだ。何か感じるか?」


「……………うん。光の人…」


「それが、リッカの仲間達を纏めているベルトニレイだ。」


『ベルトニレイがお礼を言ってるよ!』


「そう言えば、ラトはベルトニレイの言っていることが分かるんだったな。」


「リッカも…分かる。」


どうやら、分からないのは俺だけらしい。


『大陸の聖魂達は集められたけど、この島は完全に孤立していたから、聖魂や半聖魂が数多く残されているんだって。

リッカもその一人みたい。』


「そうなのか?ベルトニレイなら関係無しにここへ来られそうだけどな…」


『来るのは簡単だけど、この島の人達は、聖魂と密接な関係にあって、共生きょうせい状態にあるから、下手に連れ出すと、色々と困っちゃうんだって。』


「この山の事か?」


『他にも色々と有るみたい。友魔もその一つだって。』


「あれは別の存在ではないのか?」


『一応聖魂だって。代償を支払って契約する術は鬼人族だけの特殊な方法らしいよ。』


つまり、友魔も聖魂の一種という事か。同一の存在と聞いてその方が納得出来るし、当然と言えば当然か。


となると、聖魂と共生状態に有るというのも頷ける。

友魔を取り上げれば、島全体が色々と変わってしまうというのも分かる。

この島では、友魔は神聖視されているし、大切に扱われている。ベルトニレイとしても、この島から無理矢理引き剥がすのは無理だったという事か。


『リッカは妖精とか精霊とは違って、聖獣の仲間なんだって。元々がモンスターで、変化したみたいだよ。』


「形が獣じゃないだけ…って事か。」


『珍しいタイプみたいだよ。』


「確かに、あの島でも、人型は精霊か妖精がほとんどだったからな。」


「うちは完全に蚊帳かやの外だなー…」


「そういじけないでください。」


「いじけてなんかないけどさー。」


ラトの言葉は、セナには分からない。余計に何を話しているのか分からないだろう。

ニルが相手してくれているし、セナの事は任せておこう。


「リッカの事は大体分かった。それで、無意識下で力を使ってしまっていることについては何か分かったのか?」


「リッカは…普通より力が強いんだって……」


『元々が強いから、聖魂になった後も、力が強いみたい。』


聖魂とはいえ、雪女。SSランク相当のモンスターが聖魂化したとなれば、そりゃ強いだろうな。


『簡単に言えば、力が強過ぎて、溢れちゃってる状態なんだって。』


「何か対策は有るのか?」


「それは…大丈夫。」


『ベルトニレイが繋がったから、上手くコントロールしてくれるって。』


「流石はベルトニレイ…離れていても凄いな…」


「慣れるまでは…練習が必要だって……」


『それで制御出来るなら、やってみるべきだよ?』


「うん…」


「ん?リッカはラトの言っていることが分かるのか?」


「うん。分かるようになった…」


『僕もリッカも、繋がりの中に入ったから。お互いの事が分かるんだ。』


聖魂のリンクの中に入ったのだから、互いの事が分かって当然か。

俺もリッカの精神的な面が分かるようになったし。


しかし…今は困惑というか…新しく繋がりを持った状況を整理しようと必死みたいだが……

そんな感情の奥に、彼女の本質的な部分を感じる。


おびえ。


それが、彼女の根本にある感情のように思える。


SSランク相当の強さを持っている彼女が一体何に怯えているのか、それは分からないが…ここに来て一人寂しく閉じこももる事になった切っ掛けも、何かあるはずだ。

俺やニルに関係する事かは分からないが…今はリッカの事を含め、色々と情報を収集したい。


「リッカ。少し話をしたいんだが、良いか?」


「……シンヤ。リッカに嘘を吐いたりしない。それがよく分かる。だから何でも聞いて。」


少しカタコトだが、さっきまでの途切れ途切れの喋り方とは違い、スムーズに話をするリッカ。

俺に対する怯えが消えた…みたいだ。

俺の中身を感じるからだろう。こういう時に、このリンクは最高に役に立つ。

どれだけ言葉を並べて説得するより、圧倒的に説得力が有る。時間も必要無い。


「助かるよ。

まず、この像の事については、何か知っているか?」


「うーん…人。」


聞く前から何となく分かってはいたが、フロイルストーレについては、何も情報が無さそうだ。という事は、この建物についても、リッカから情報を得るのは無理か…


「分かった。じゃあ次は氷華についてだ、さっき場所を知っているって言ってたが、どこにあるんだ?」


「…………何に使うの?」


やけにリッカの反応が慎重だ。それ単体にはあまり意味が無いと思っていたが、違うのか…?


「四鬼華と言ってな。氷華と、あと三種類の華を集めると、万能薬が作れるんだ。

病に掛かった女性がいて、薬が無いんだ。万能薬で治せるならば、治したい。」


「………分かった。でも、気を付けて。」


「何にだ?」


「氷華は、それ自体でも、凄く強い薬だから。」


「これ自体が薬なのか?」


「うん。前にここに来た者達が氷華を奪おうとして、その時に聞いた。

目に使う薬だって。」


目薬、点眼薬てんがんやくか。その発想は無かった。


「しかし…点眼薬で強いというと…どんな効果のある薬なんだ?」


「来た奴らは、神人かみびとの見る景色が見える…とか言ってた。」


「神人…?」


急に変な単語が出てきたな…


「その時来た連中の事は覚えているか?」


「覚えてる。仮面を被った変な人達だったから。」


「っ?!」


「ご主人様!」


「ああ。間違いない。」


「鬼士隊の連中ね。」


ここに来て、鬼士隊の連中について情報が入るとは…これも嬉しい誤算と言うのだろうか。

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