第119話 中級階層

板を横に立たせた形になるように型を掘り進めていく。


「型はこんな感じですかね?」


「良いと思うぞ。」


ニルは本当になんでもソツなくこなす。手先が器用だしこれくらいなら簡単にやってのける。


一応、魔石陣を型の中に入れてみて、大丈夫そうかを確認する。


「よしよし。次は、型の下側と横に、これを立てる。」


俺が取り出したの極細の針金。


「これは何ですか?」


「これは魔石が魔力を出し入れする時に、効率が良くなるように穴を開ける物だ。」


完全に全てを閉じてしまうと、魔力を遮断してしまう。その為、魔力の通り道、空気穴を作るための物だ。これを型の下部と、側面にぶっ刺して取り付け、その上に魔石陣を置いて固めれば、空気穴が出来る。溶けた金属の中で魔石陣が変に偏ったりしない固定用としても使えるのだ。これはセイドルからの受け売りなのだが。

因みに、この極細の針金はニルが型を作っている間に、ヒーティウムという金属で作った。


【ヒーティウム…一般的な金属。一度融解させて固めると熱に強くなり、そこそこ丈夫になる。初期融点は百度。一度固まった後の融点は五千度。】


融点が五千度ともなると、変に反応したりもしないだろうし、大丈夫なはずだ。多分…恐らく……

ただの線だし、作るのは簡単だった。入口と出口用に二本、側面の倒れ防止用に四本。下部はまだ良かったが、側面への取り付けは細かい作業で割と手間取った。


「よーし。やっと出来たな。それじゃあ始めるか。まずは金属を溶かして…」


ゴウッ!


同じくヒーティウムで作った入れ物の中でライティウムを溶かしていく。少し時間が掛かるが、適量を溶かし終えたら、魔石陣が設置位置から落ちたりしないようにゆっくりと注いでいく。


「溢れないように……はいここ!」


型のスレスレまで流し込み、後は固まるまで待つ。


「う、上手く出来ていますかね?!」


「どうだろうな…上手く出来ていて欲しいが…」


しっかりと冷えるまで暫く待ってから型を破壊する。


「いくぞー…」


ゴン!

カランカラン…


「おー。」


型を破壊して飛び出してきたのは、上手く固まった金属板。


手に取り、表面を綺麗にしてやり、ぐるりと一周見てみるが、しっかりと出来ている。空気穴もバッチリだ。


「完璧だ!」


「やったー!」


ニルも嬉しそうに両手を挙げて喜んでくれている。


『ふぁー…何か出来たの?』


眠っていたラトを起こしてしまった…


「まだ完成はしていないぞ。」


『そっかー…ふぁー……』


もう一度欠伸をして、眠ってしまう。やはり、あまり興味が無いらしい。


「でも、毎回型を砕くのは面倒だし…割型わりがたを作ってみるか…」


割型は、名前の通り、固まった物を取り出せる様に分割して作られた型の事だ。それならば、壊さずに何度も使える。そうなると、ヒーティウムの針金の付ける位置とかを工夫しなければならないが…なんとかなるだろ!


「それにしても…これだけ頑張って手ぶくろ一つ分……時間のある時にしか出来ないよな…」


「そうですね…魔石陣が作れるのであれば、大きい物の方が作りやすいかもしれませんね。」


「また時間が出来たら色々と作ってみるか…今日は後三つ作ったら飯にしよう!」


『ご飯?!』


「いや、まだだぞ。」


ご飯の声に飛び起きたラトが、俺の言葉を続けて聞いた後、また眠りに落ちた。


それから俺とニルで一気に三つ作り上げた。


「今日はここまでだな。明日皮の手袋を作って、甲の部分に縫いつけよう。」


「はい!裁縫さいほうは得意なのでお任せ下さい!」


ニルは本当に働き者だな…日本だったら凄いキャリアを手に入れていただろうに…


などと考えながら、決意通りラッシュカウの肉をステーキにして夕食を摂る。超絶レアのホーンラビット希少種を食べようかとも思ったが、量が少ないし、こんなほこりっぽい所で食べるには高級過ぎる食材だから、後日の楽しみにとっておこうと決めた。

ラトは念願ねんがんが叶ったと言わんばかりに凄い量のステーキを食べた。あまりダンジョン内で獲物を食べなかったのは、これが目的だったのか…


「明日からは中級階層に入るから、しっかり休んでから出発だ。ニルもラトもここなら安全だから、ガッツリ寝るぞ。」


「はい!」

『うん!』


こうして海底トンネルダンジョン内で一夜を明かした。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



翌日。


「よし。準備は良いな?」


「はい!」

『いつでも行けるよ!』


二人の返事を聞いたところで、いよいよ中級階層へと続く扉を開く。


ズズズッ……


ここからはCランクモンスターの数が減り、Bランクが多数、そしてAランクのモンスターも少し増えるはずだ。


第三十一階層。


扉を開いた先に広がっているのは、初級階層よりも一回り大きな部屋。

特に何か目につく構造は無く、作りは第一階層と同じ真四角なだけの部屋。


「いきなりこのタイプが相手か…」


「ウ゛ォォォォォォォォォォォォォ!!」


数人が同時に叫んだような咆哮ほうこうが、部屋の中を木霊こだまする。


マスグラッジ、Bランクモンスターの霊体系モンスター。怨嗟の地下迷宮でこいつの希少種、ランプグラッジと戦った。

複数の霊体が集まったモンスターで、死者の咆哮と魔法攻撃を得意とする。


死者の咆哮が耳障みみざわりだが、正気を失う事は無い。ニルも既にその領域には居ないし、ラトにも当然効かない。が、問題はその数。マスグラッジ一体でも数匹が寄り集まって出来ている為、かなり面倒な相手なのに、それが二十体以上。さすがに多すぎる。一匹ずつ倒していたらどれだけ時間が掛かるか分かったものじゃない。

それに、Cランクにはレイス五体。そして、Aランクのモンスターとしてはファントムが五体居る。


ファントムの見た目は、黒い人影…とでも言えばいいのだろうか…同じく霊体で人型に近いレイスより、更に存在の薄いモンスターだ。七割透明だと言えば存在の薄さが分かりやすいかもしれない。

ファントムが得意とするのは魔法攻撃。離れたところから、中級の闇魔法を連発してくる、これまた面倒なモンスターだ。


全てのモンスターが霊体系。魔法、もしくは俺が使える初級闇魔法の怨嗟の剣を使わなければ一切ダメージを与えられない。


「ニル!ラト!」


俺は直ぐにニルとラトに怨嗟の剣を付与する。ニルには盾と蒼花火に、ラトには牙と爪に。

出来るか不安だったが、ラトにも付与出来て良かった。


当然自分の真水刀にも付与しておく。


上級魔法で一掃したいが、そんな事はさせないと、レイス達がヒューっと寄ってくる。

マスグラッジとファントムは寄って来ないが、無数の魔法陣を出現させている。


「先にレイスを片付けるぞ!」


「はい!」

『分かったよ!』


この場合、ニルとラトにレイスを任せても良いが、レイス達が、魔法陣を描いている俺だけを狙った場合を考え、先にレイスを倒しておいた方が間違いがない。


ファントム達の魔法が来る前に、一瞬で決める!


ニルとラトも即座に寄ってくるレイス達に向かって走り出し、ニルが一体、ラトが二体、そして俺が二体を切り刻む。


ボウッ!


ランプグラッジの使っていた青白い炎と同じ炎の小さな玉が無数にマスグッジから放たれ、ファントムはブラックサイスを発動する。


ズガガッ!


俺とニルで急いでウォールロックを作り、全てのモンスターから視界を遮る。


ボボボボボボボボッ!

ズガガッ!スガッ!


ウォールロックの向こう側から、炎の音と、ブラックサイスが壁を削る音が聞こえてくる。


間一髪。かなり危ないタイミングだった。少しでも遅れていたら二、三発は抜けていたかもしれない。


俺は急いで上級光魔法を描いていく。少し時間が掛かるが、複雑な魔法陣だ。


「ウ゛ォォォォォォォォォ!」


攻撃の嵐が去ると、またあの嫌な叫び声が聞こえてくる。攻撃を防がれてイラついているのだろうか。


完成間近となった魔法陣を携えて、ウォールロックの横から回り込む。

残ったマスグラッジとファントムは既に魔法陣を描いている。


ボボッ!


マスグラッジの正面にある魔法陣が黒く光ると、青白い炎が燃え上がる。


「ご主人様!」


「大丈夫だ。」


俺が描き上げた魔法は、煌星こうせい

上級の、しかも範囲魔法だ。


マスグラッジとファントムが居る場所の周囲一帯に無数の光の粒が発生する。


ボボボボボボッ!


マスグラッジとファントムが魔法を放ったが、既にそれは関係ない。


ボボボボボボンッ!!


光の粒だったものが、一斉に二メートル級の光球へと形を変え、空間を埋め尽くす。その中に魔法もあったが、全てが飲み込まれ、焼き尽くされていく。


上級魔法の中でも魔力を多く使う魔法だから、普段はあまり使わないが、魔法陣が複雑な分、威力や範囲も十分。


光球はそのままスっと消えていき、目の前には何も残らなかった。


『凄ーい!一発で倒しちゃったー!あれは僕でも避けられないよ!』


「そもそもラトならあれを描かせてくれる時間なんて与えてくれないだろう。」


それに、全力のラトなら多分避けられると思う。


「それより、いきなり凄い部屋だったな…舐めて掛かってると痛い目を見るぞ。って事かもな。」


「き、気持ちを引き締めて行きましょう!」


「そうだな。よし。次に行こうか。」


「はい!」

『うん!』


ズズズッ……


第三十二階層。


Cランクモンスターはブルータルウルフ五体。ウォーターバード十五体、シェルバッファロー七体。


ウォーターバードは、ロックバードやファイヤーバードの別種。鱗が水で出来ていて、水魔法を使う飛行型モンスターだ。


数が多すぎるし、表面が水となると、ロックバードの時のような、スティッキーシャドウで引き摺り下ろす方法は難しそうだ。だが、こちらにはラトがいる。水には雷。もはや鉄則てっそくと言っても良いだろう。


「ラト!雷でウォーターバードを感電させてくれ!下の連中は俺とニルで倒す!」


『分かったよ!』


ラトと同じウルフだし、ブルータルウルフに対して、何か反応があるかと思ったが、ラトは全然気にしていない。


「ニルはブルータルウルフを頼む!」


「分かりました!」


今のニルならば、一人でブルータルウルフ五体程度、倒せるはずだ。俺の相手はシェルバッファロー。突進してくるだけだと聞いていたが、倒したわけではないし、少し慎重に行くか。


バチバチバチッ!


けたたましい音がしてラトを見ると、宙を飛んでいるウォーターバードを雷で落としているのが見える。どうやら大丈夫そうだ。


「負けてられないな!」


俺がシェルバッファローに向かって走っていくと、それに気が付いた三体がこちらを向いて、角を前に突き出して走ってくる。


「ブフォッ!ブフォッ!」


鼻息を荒らげて走ってくるシェルバッファローに対し、真水刀をやわらかく握る。


「ブフォッ!!」

キィィーーン!


角で俺を突き刺そうとしてきたシェルバッファローの打点から僅かにズレた場所に移動し、角に軽く刀を当てる。高く綺麗な音色で真水刀が鳴き、それを聴きながら、シェルバッファローの勢いを利用して体を横に回転させる。


ザンザンッ!

ブシューー!


剣技泡沫うたかた


通り過ぎたシェルバッファローの体の側面に刀傷は入り、血が吹き出す音が聞こえてくる。


「ブフォッ!」

「ブフォー!」


連なって突っ込んでくる二体。連続で来ても、あまり関係ない。


キィィーーン!

ザンザンザンッ!

キィィーーン!

ザンザシュッ!


俺もそれに合わせて連続で回るだけだ。


ブシューー!


後方に通り過ぎた二体の腹部から血が飛び散り、三体とも横倒しに倒れていく。


「ブフォブフォッ!」


残りの四体も俺に的を絞ったらしい。


チンッ!


真水刀が鞘におさまった高い音が聞こえる。


軽く腰を落とし、柄に右手、鯉口に左手を持っていく。


朝の訓練で剣技も練習している。

その中でも、居合いあいをベースにした剣技がいくつかある。


一番単純で簡単な居合の剣技……閃心せんしん


それが今から俺が放つ剣技の名だ。


本当に単純なただの横薙ぎの一閃。それだけの剣技。


しかし、これも霹靂同様…いや、それ以上に苦労して身に付けた剣技だ。


そもそも、居合抜刀術というのは、鞘に納まった刀を抜き取る際に、一撃を与えるか、攻撃を受ける為の技術。

わざわざ納刀しなくても良いではないかと思うだろうが、これには理由がある。

我が家の剣技における居合抜刀術は、ただ鞘から抜くのではなく、押さえ付けた力の解放を主な役割としている。


どういう事かと言うと、鞘から抜く際に、一閃を放つ方向に対して力を加えておく。しかし、鞘のせいでその力は押さえ付けられてしまう。それでも力を加えながら抜き放つと、溜められた力が一瞬で解放され、本来普通に振っても到達出来ない剣速と剣圧で刀を振れるのだ。


しかし、あまり力を込め過ぎると鞘を痛めつけるし、刃も削れる。解放した時も力み過ぎているとむしろ剣速は落ちてしまう。

逆に力を抜き過ぎると居合にする意味が無くなる。

絶妙な力のバランスが必要になり、それを掴むまでにかなり練習した覚えがある。

昔の俺は素直で良い子だったから、父の言う事は全て正しいと一所懸命いっしょけんめいに頑張っていたなぁ…

いや、今でも俺は、きっと素直で良い子だ。うん。


戦闘中に思い出す事では無かったが、とにかく、俺がわざわざ納刀した理由はそこと、もう一つある。


それが、飛ぶ斬撃だ。


納刀した状態でなければ、同じように振っても、斬撃は飛ばなかった。


これで俺が今からやろうとしている事と、その理由が分かったと思う。


シェルバッファローが片方の前足でザッザッと床を蹴っている。


カチッ…


左手の親指で鯉口を切る。


「ブフォッ!」


走り出そうとしたシェルバッファロー達に向けて、刀を全力で抜きに掛かる。足首、膝、腰、肩、肘、手首、そして刀へと力が流れるように伝わり、最速の一閃が放たれる。


剣技、閃心。


ズバァァンッ!!


空気を切り裂いた激しい音が鳴り、走り出そうとしていたシェルバッファロー達が、動きを止める。


ズルッ…ドチャッ……


シェルバッファローの胴体は刀の軌道と同じように、真っ二つになる。四体とも外殻から綺麗に二分割され、別れた体から血と臓物を飛び散らせて倒れる。


「す、凄いですね…」

『凄ーい!』


既に戦闘を終えていたニルとラトが俺の一撃を見て声を掛けてくる。俺が一番最後だったらしい。


「ニルには朝の訓練で何度か見せただろう?」


「何度見ても、凄いものは凄いのですよ!」


「お、おう…」


グイッと近寄って力強い目で言ってくるニル。


『ひぇー!凄い切り口!武器は怖いものなんだね!』


ラトは切れたシェルバッファローの死体を見ながら目を丸くしている。


皆が使えるわけではないが…それで気を付けてくれるならよしとしておこう。


「素材をインベントリに入れたら次に行くぞ。」


「はい!」

『分かったー!』


必要な物だけをインベントリに入れて、次へと向かう。


ズズズッ……


第三十三階層。


「これは…でかいヤツだけ集まったなぁ…」


三十三階層は、Cランクモンスターがアーマーベア五体、Bランクモンスターがブラウンスネーク七体、Aランクモンスター、トロールが三体。


全て体の大きなモンスターばかり。大きな部屋なのに、これだけ大きなモンスターが集まると、小さく見えてしまう…


「ですが、どれも戦った事のあるモンスターばかりですね。」


「そうだな。ちっちゃと終わらせるぞ!」


目新しいモンスターが居なければ、動きや攻撃パターンも読めるというもの。それ程難しい部屋ではない。


危なげもなく第三十三階層はクリア。


続いて第三十四階層も、戦った事のあるモンスターばかり。しかも逆に今度は小さいのばかりを集めたらしい。


Cランクモンスターはファストラット、Bランクはアシッドスライム、そしてAランクモンスターはケイブフロッグ亜種。


数えるのが面倒なくらいどのモンスターも多かったが、ここも難なくクリア。そして、中級階層初めての中ボス部屋、第三十五階層へと辿り着く。


「準備は良いな?」


「はい!」

『うん!』


ズズズッ……


抵抗も無く開いていく第三十五階層への扉。


同じ様な部屋の中には……何も見えない。

隠れるような場所も無いし……中ボスが居るはずなのだが…


『シンヤ。何か居るよ?』


俺の感情に気が付いたラトが、俺を横目に見て声を掛けてくる。


ラトの見詰める先を見てもよく分からないが…確かに何か居る…ような気がしなくもない…?


「何が居るんだ…?……っ?!」


目を凝らして見ようとしていると、突然魔法陣が四つ描かれていく。


「嘘だろっ?!」


俺達はそれぞれ回避行動を取る。放たれたのは中級闇魔法のブラックサイスとシャドウハンド。


ズザンッ!


二本の黒い鎌が振られ、床からは俺達を捕らえようとシャドウハンドがワラワラと出てくる。


「一体何が?!」


逃げながら適当に魔法を撃ってみるが、この広い部屋の中で魔法を撃っているに当たる確率はかなり低い。


「ご主人様!何か居ます!」


「ニルにも見えるのか?!」


何か居るとニルとラトが言って魔法を放っているが………

ニルとラトを信じて疲れる程に目を凝らすと、あまりにも薄い姿のファントムが居る事に気が付く。


「何か居る!」


「見えましたか?!」


「見えたけど…目で追ってもどこに行ったか分からなくなる!魔法陣の光を頼りに魔法を撃つぞ!」


「分かりました!」


この薄いファントムは、確かウィークファントムとリストには記載してあった。ファントムの亜種だと思われる…的な事も。弱いという意味ではなくて薄いという意味のウィークだったのか…

確か、普通のファントムと能力自体は変わらなかったはず。


「来ます!」


ニルの声に合わせて魔法を放つ。


相手が薄いだけのファントムだと分かれば、後は何をしたら良いか分かる。


「よし!あと二体だ!」


俺とニルの魔法がウィークファントムを一体ずつ消滅させる。消滅する時は一瞬色が濃くなるから倒した事が分かる。

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