第80話 剣技

「ありがとう。」


ニルの言葉に、礼で返す俺に、はいと言ってニルが笑う。


歪なピースが、歪なまま噛み合った気がした。


普通ならば、そんな事はさせられない!とか言うのだろうか…?俺は間違っているのだろうか?


でも、こんな事を打ち明けても受け入れてくれるのは、きっとニルだからだろう。

だからこそ、本当の意味で信用出来るし、こうして素直に寄りかかる事も出来る。だが、寄りかかるならば、せめて、ニルが本当の人でなしの証人にならないようにしなくてはならない。


それだけは肝に銘じて、決意を新たにする。


ニルがそう言ってくれるのであれば、罪悪感の無い人でなしとしてでも、人でなしのまま、誰かを守る為に刀を振るおうと。それが神聖騎士団の連中を滅ぼす事になるとしても、もう迷ったりしないと。神聖騎士団の連中に…二度と情けは掛けたりしない。


ニルはそんな事を思った俺の心を見透かした様にもう一度笑ってくれた。


その笑顔を見て、また少しだけ気持ちが軽くなった。


「なんか話したらスッキリしたな。ありがとうな。」


「少しでもお役に立てたなら良かったです。」


「少しじゃないさ。これからは気にせず…とは言わないが、気にし過ぎず刀を振れるからな。」


「そう言えば…ご主人様の断斬刀、折れてしまいましたね…」


「あー。そうだった。確かイベント報酬が手に入っていたな。」


インベントリを開き、イベント報酬を取り出す。


薄明刀はくめいとう…夜明け前の薄明るい空の色をした刀。刀身が異常に薄く、鋭利。ほとんどの物を抵抗無く斬ることが出来るが、垂直に刃を当てなければ簡単に折れてしまう。】


こんな説明が書かれていれば、誰でも気になるだろう。


鞘は黒に近い青色。柄糸は赤に近い黒。


鞘を見ただけで分かるが、異常に薄く、渡人のエンブレムが付いている。


「独特過ぎる刀だな…」


柄を握り、鞘から抜き取ると、なんとも言えない色味を持った刀身が姿を見せる。


赤でも青でもない、まさに夜明け前の薄明るい空の色。それ以外に表現のしようの無い色合いだ。

幅は一ミリも無い様に見える。刀身を前から見たら、刀身が見えないのでは無いかと思う程だ。故に波紋も無く、全体が刃となっている。


「綺麗な刀ですね?」


「いや、まあ綺麗ではあるがな。

また特殊な金属みたいだが…本当にこんな刀で斬れるのか…?普通に折れそうだが…」


「試してみますか?」


「そうだな。流石にこれをぶっつけ本番で使うのは怖すぎる。」


ニルが薪を一つ手に持って待機する。信用してくれるのは物凄く有難いが、この子に恐怖心は無いのだろうか……


「いや、木魔法で的を用意するから大丈夫だ。」


「あ、はい。分かりました。」


こういう何気無いところに、奴隷として生きてきたニルの苦労が見えてしまう。


それは置いておいて、俺は木魔法で的を作る。案山子かかし型にしてそれなりの人の胴程度の太さにしたが、本当に大丈夫だろうか…


「先程のお話では、ご主人様はお父様から剣技も教わっていたとの事でしたが、いつもの戦闘では使っていないのですか?」


「ああ。あれは剣技というよりは、刀を振るう為の基礎的な動きというだけのものだ。」


「では、それとは別に剣技があるのですか?」


「その通りだ。と言っても、有名な剣術家でも無い父から教わった剣技だし、本当に使える剣技なのかは怪しいが…」


ずっと、死ぬまで使うつもりは無かった、父から教わった技を、二度と人に使うつもりは無かった。それが、本当の意味で俺が人でなしとならない為に必要な事だと思ったからだ。

でも、この世界で生き、ニルを守る為、何かを守る為なら、使える物を全て使って戦う。そう決めた。それが、この世界で俺が人でなしにならない為に本当に必要な事だと思ったからだ。

俺に罪悪感があるかどうかではない。それこそが、俺がこれから剣を振るう理由。父が俺に剣技と共に教えてくれた、剣意けんいだ。


新しく手に入れた薄明刀を真っ直ぐ、垂直に持ち上げる。


「俺が教わった剣技。その全てに通じる最も基本的な剣技。」


ただ真っ直ぐに、全身の力を全て刀に伝え、一歩前に出て振り下ろす。たったそれだけの技。

だが、実際にやってみると、それは信じられない程に難しい。

体が僅かにブレたり、力の入れ方が僅かに違うだけで、切っ先は大きくズレる。

踏み出した足の角度、向き、指の握り、全てを自分でコントロールする事はとてつもなく難しい。

それを延々と繰り返し、自分のものに出来た時、初めて代々受け継がれてきた古武術の入口に立てる。そう父から教わった。

寸分違わぬ位置に、垂直に振り下ろす。たったそれだけの事を成すまでに、どれだけの数、木刀を振り下ろしたか分からない。


俺があの泥棒の男の頭を割った技。


「それが、この技。霹靂へきれきだ。」


両手で刀を握り締め、真っ直ぐ的に向かう。


引いていた右足を大きく前に出し、強く踏み込む。


砂浜の砂が弾けた様に飛び、それと同時に真っ直ぐ、的の中心に向かって垂直に振り下ろされる薄明刀。


ズバンッ!!


真っ直ぐに振り下ろされた刀が、地面スレスレでピタリと止まる。刀身に異常は無い。

説明文が正しければ、僅かでも角度がズレていたら、刀身が折れていたはずだ。まるでこうなることが分かっていたかのように報酬として渡された刀に感じる。


「十五年振りでも、体が覚えているんだな……三つ子の魂百まで。って事か。

人を殺した剣技を難なく振れる自分にも驚きだが……」


「……あの…?」


不思議そうに俺を見るニル。


「今…斬ったのですか?」


「そうだが…?」


「ぜ、全然見えませんでした…気が付いたら振り下ろされていて…」


確かに、高校生の腕力…というか、人の腕力など軽く超越ちょうえつしてしまっているこの体で、しかも恐ろしく薄く、軽い刀を振ればそうなるか…

それに、今までの戦い方と違い、体が十五年経っても忘れない程に練習した技だ。今までの刀とは全くの別物と言っても良い。


「それに、的は…」


用意された的は先程までと変わらずそこに立っている。


「これは…この刀だからだろうな。」


薄明刀の鞘で軽く的を突くと、パカンと音を立てて中心から二つに割れ、砂の上に倒れる。刃が薄過ぎて、摩擦がほぼゼロ。綺麗に斬れ過ぎた的が離れなかったのだ。


「えっ?!き、斬れています!」


的に近付いて目を丸くするニル。


「き、切り口がツヤツヤしてますよ?!」


摩擦ほぼゼロで瞬時に斬れば、大抵の物はそうなる。


「それはこの刀が凄いんだ。」


「ご主人様の剣技があってこそですよね?!」


今までで一番のキラキラした瞳で見てくるニル。顔に凄い!と書いてある。


「ま、まあ、これが剣技だ。」


「凄いです!今までの断斬刀とは真逆の刀で…凄過ぎます!凄いです!」


テンション上がり過ぎて語彙力ごいりょくがダダ下がりしているぞ。ニルよ。


それにしても、この薄明刀。かなりの性能だ。扱いがとてつもなく難しいという点だけを除けば、恐ろしく軽く、恐ろしく斬れる。的を斬った時も、ほとんど抵抗を感じなかった。斬るという一点において圧倒的な性能を誇る一振ひとふりだ。


暫くニルの語彙力は回復しなかったが、日が落ちて焚き火を囲む頃には元に戻ってくれた。


「さてと…アロリアさんとバートには聞かないといけないことがあったな?」


「「う…」」


「俺はベルトニレイと一緒に境界線の内側で隠れていてくれって言ったよな?」


「「……」」


母子で揃って同じ顔で下を向いている。


「まあ今回は正直助かったから強くは言わないが…」


「「ほっ…」」


「とでも言うと思ったかぁ!!!」


「「っ!!」」


「俺とニルは無謀をさせるために護身術と剣術を教えたわけじゃないぞ!!」


この島で過ごした約一ヵ月の期間。アロリアさんとバートは、毎朝特訓を休まず行った。

剣術については、結果としてアロリアさんが半分折れた。

半分というのは、剣術は教わっても、身を守るための剣術として使うこと。これがバートに課せられた条件だった。

そんなものは本人の心持ち次第だと思うかもしれないが、アロリアさんが朝の特訓を見ていて、バートのその心持ちを信じられる、と判断したのだと思う。

これまでの旅の中でも、モンスターや盗賊など、危険な状況は何度もあったはずだ。こんな時に戦える力があれば…そう思ったのも一度や二度ではないはず。アロリアさんがバートに教える道徳心どうとくしんに反しないというのであれば、剣術を教わるのも悪い事では無いと考え直してくれたらしい。


ただ、もう一つだけアロリアさんは条件を付けた。それは、アロリアさんにも戦い方を教えるという事。考えれば当たり前の話だが、十歳前後の息子だけに戦わせるなんてことを母が許すはずも無く、彼女も戦闘の指導を受けると言い出した。


二人とも、未だ実戦で使える程の実力は無いが、半月前から護身術に加えて剣術も同時に学んでいた。バートにはニルが短剣の使い方を教え、アロリアさんには俺が直剣の使い方を教えている。


助かったのは本当のことだし、ほどほどにしておくが、今回は運がよかったというだけの話だ。運が味方をしてくれなければ、アロリアさんもバートも死んでいた。実際、二人を簡単に殺せる人材が浜辺にはまだ沢山残っていた。

ここでしっかり言っておかなければ、また同じことを繰り返す可能性がある。助けられた身分で何をと思うかもしれないが、これは剣術を教えた責任でもあるし、力を下手に振るうとどうなるか、それは俺が一番知っている事でもある。


「俺達のことを心配してくれて、ここまで来たことは分かっている。だけど!自分が絶対に勝てるという状況以外では下手な事をせずに逃げることを考えろって言っただろ?!」


「「ごめんなさい…」」


「ご主人様…その辺で…二人とも反省していますから…」


「まったく…」


二人がしゅんとして、ニルが助け船を出す。この光景は意外にも、この一ヶ月の間に何度か見た光景だった。アロリアさんはこう見えて度胸があり、無謀とも思えることを、たまにやったりする。この親にしてこの子有り。とでも言えばいいのだろうか…それとも女手一つで男の子を育てる母の強さなのか…

しっかりと自分の出来る事出来ない事を教え終わるまでは見ている必要がありそうだ。


「私達は、大陸のどの位置に到着する予定なのですか?」


ニルが話題を変える。説教タイムはここまでにしておこう。


「ベルトニレイの話では、元々辿り着くはずだった港町のずっと東側の端まで行ってくれるらしいぞ。」


「陸地に寄せて下さるのですか?」


「いや、あまり近付き過ぎると、島が見えてしまうから、少し離れた所までだ。でも、海底を歩いていけば直ぐに辿り着ける距離らしいから、心配は要らないとさ。」


「そうですか。これでやっと戻れますね。」


「本当にやっとだよ。」


「シンヤさん達はどこへ向かうのですか?」


「大陸に戻ったら、そのまま南西に向かうつもりだ。」


「東の端から南西というと…黒雲山こくうんさんくらいしか思い当たりませんが…?」


「まさにそこが俺達の目的地だよ。」


「えっ?!何も無い所ですよ?!」


俺とニルが次に目指す黒雲山。そこはアロリアさんが言うように本当に何もない場所である。

とげの様に尖った硬質な石材で出来た山々が連なり、植物は一切生えていない。常に分厚い黒雲が地域全体を覆っており、太陽の光は地面に一切届かない。

別名、死の山脈と呼ばれる地域で、生き物はモンスター以外に存在しないと言われている。

盗賊でも近寄らないと言われている場所に向かうのだから、アロリアさんが驚くのも無理はない。


「ちょっと用事があってな。」


「そんなちょっと買い物に…みたいな感じで行く場所ではありませんよ?!」


「アロリアさんのツッコミも随分鋭くなったな。」


「シンヤさんのせいですからね?!」


「まあ黒雲山が危険な場所だってことくらいは俺でも知っているさ。向かう前にしっかりと準備をしてから向かうから、心配いらないさ。」


「……シンヤさんだって無茶していますよね?」


「うっ…」


アロリアさん。本当にツッコミが鋭くなったぜ。


「そ、それより、東の端から向かったら、途中に街ってあるのか?あまり東側の事は知らなくてさ。」


「そうですね…いくつかありますが、一番大きな街で言えば、スレバヤという街がありますね。」


「聞いたことの無い街だな。」


「大きいと言っても、テーベンハーグなどと比べれば、三分の一にも満たない程の大きさですからね。多種族が住む街で、それなりににぎわっていますし、物資を買い集めるならば十分だと思います。」


「一先ずの目的地は決まったな。」


デビルツリーに縛り付けられ、既に暴れる体力も尽きたナイサール。バートが何かに付けて殴っているので全身に痣が出来ている。

止めはしなかった。だって俺も嫌いだし。

この豚野郎をプリトヒュに引き渡すには冒険者ギルド経由が一番確実だろうか…?捕虜の引き渡しなんて、ここに居る四人には一切経験が無いことだし、何が最善策か分からない。

ナームの部下がいれば呼び笛で呼び出して連れて行ってもらうところだが…同じ船に乗っていたと思うし、生きているかも分からない。これからこの豚野郎と共に行動するのかと考えると気が滅入めいって来る。いっそのこと……なんて事は考えないよ。


その日は交代でナイサール達を見張り、夜を明かした。


夜のうちにナイサールの全身が樹液に塗れて酷い事になっていたが…まあ良いよね。


水平線に太陽が見え始めたころ、ヤドカリ…ではなくミッパートさんの正面側に、太陽の光に照らされた大陸が見えてくる。


「そろそろ出発だな。忘れ物は…って、そもそも何も残っていないか。」


「気を付けるべきはこの男だけですね。」


むぐむぐと口を動かし抵抗しようとするナイサールだが、ニルが縄を引くと大人しくなる。


「引き渡すまで気を抜かないようにな。」


「はい。」


大陸に向かって浜辺を出ようとしたとき、森の方から何か聞こえたような気がして振り返ると、デビルツリーの隙間から、白い人影と、深紅の二つの光が見える。

危険だというのに見送りに来てくれたらしい。俺が気が付いた瞬間にフッと消えてしまったが、間違いなくベルトニレイと、フーとクーだろう。


「賢く使わせてもらうよ。」


もう一度だけ見えないベルトニレイに約束して、大陸に向かって海へと入った。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



シャルナ島から出た俺達は、一時間程で大陸に到着し、そのまま更に一時間程、徒歩で南西に向かって移動していた。


「この辺りにはいくつか村があるのですね?」


「海の近くだからね。漁業をするために集まってきた漁師の人達が村を作るのよ。そんな経緯で作られた村ばかりだから、漁業に関わるもの以外はほとんど何もない村ばかりよ。」


「馬を調達したかったのですが…難しそうですね。」


「そうね。この辺りで馬を買おうとしても、生活に関わることだから、手放してくれる人はなかなかいないわね。」


「うぐっ!!」


アロリアさんとニルが喋っている最中に、歩みの遅いナイサールが縄を引かれて苦しそうな声を出す。


「しっかり歩いてください!」


ニルさんのナイサールに対する対応が辛辣しんらつです。まあ奴隷として生きてきて貴族に良い感情を持っている奴なんかいないだろうが…ここぞとばかりに当たっている気がする。ナイサールはシャルナ島でも散々やらかしたから、これぐらいでも足りないくらいか。


「シンヤさん!あそこに小川があるよ!」


バートが走って来ると、少し先に小川を発見したと伝えてくれる。旅慣れているからか、こういう事に気が付いて教えてくれるのはありがたい。


「バート。あまりふらふらしていてはダメよ。」


母としては心配の種だろうが、活発な男児にじっとしていろというのは、息をするなと言っているのと同義だ。返事は良くても大体言うことを聞かない。


「朝の訓練もまだだし、小川の近くで一旦休憩だな。」


「おいらが周りを見てくる!」


「あ!コラッ!バート!待ちなさい!」


ほらね。


走っていくバートの後ろを追うアロリアさん。

一応周囲の警戒はしているし、この辺りにはモンスターは居ない。多少バートが走り回っても大丈夫だろう。


「この辺りはモンスターが少ないですね?」


「村が点在しているし、モンスターも寄り付きにくいんだろうな。盗賊も同じだろう。暫くは安全な旅が出来るな。」


「あとは馬ですね…」


「そうだな。早めに手に入れて距離を稼ぎたいが…アロリアさんが言っていた様に、この辺りで馬を調達するのは難しそうだな…」


「シンヤさーーーん!」


先に小川に向かっていたバートが手を振っている。


「無い物の事を考えても仕方ない。今出来る事をやって進んでいこう。」


「…そうですね。分かりました。」


ビシバシ縄を引くニルと共にバート達に合流する。朝食後、日課の特訓に入る。

ちなみに、剣は特訓時以外は俺のインベントリ内に収納してある。まだ帯剣させるには実力が足りていない。


カンッ!


「腰が高いです!」


キンッ!


わきが開きすぎだ!」


ニルと俺の声が響き、アロリアさんとバートがそれに反応する。


剣を振る基本的な動きの説明はしてある。後はそれを動きの中でしっかりとこなせるか。一つ一つ確認しながらならば簡単な動きも、攻防の中で行うとなると突然難しくなる。


「よーし。今日はここまでー。」


「「はぁ…はぁ…ありがとうございました…」」


「少しずつ動きは良くなってきているが、まだ帯剣するのは先になりそうだな。」


「えー!今日こそはって思ってたのにー!」


「毎回言っているだろう?剣ってのは、敵を倒す力にもなるが…」


「自分や他人を傷付ける力にもなる。だよね。」


「アロリアさんを傷付けたいのか?」


「ううん……おいらが間違ってた。ごめんなさい。」


そう言って謝ると、俺に短剣を渡すバート。


散々他人を傷つけてきた俺が言うなよ。と自分でも思うが、だからこそ、バートにはそんな人生を歩んで欲しくない。彼が帯剣する時は、それをしっかりと理解して、自分で力を制御出来るようになってから。そう最初に決めている。俺みたいな人間は一人で十分だ。

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