第67話 海底ダンジョン

「えっと…詳細を聞く前に、何故俺の所に来たんだ?」


「シンヤさんならば、必ず達成出来ると確信しているからです!」


「なにその信頼…?」


「その…シンヤさんは覚えていないかもしれませんが…昔、シンヤさんが私の発注した特殊クエストを達成してくれた事がありまして。」


「俺が…?」


「私が発注した特殊クエストは、全く誰にも見向きもされなくて…ですが、シンヤさんだけがその特殊クエストを達成してくれて…」


「んー……」


ヤバい。全く思い出せん。


「海底ダンジョンの…」


「あっ!思い出した!確か、海底ダンジョンのクリア報酬で手に入る虹色の鱗とかいうアイテムを取ってくるクエストだったよな?」


「はい!そうです!覚えてくれていたのですね!?」


確か光魔法を使える、Aランク以上の者が居るパーティが条件。という特殊なクエストだったはずだ。

その理由はダンジョンボスが光魔法に対して、弱いという事だったはず。神聖騎士団が光魔法の多くを独占しているこの世界で、光魔法を使えるAランク以上の冒険者は少ない。だからこその特殊クエスト。


「虹色の鱗は、粉末にして使う事で、魚人族にのみ発症する特殊な病気、海死病かいしびょうの特効薬になるのです。」


「海死病?」


「海水に入っていると、徐々に体の中にある水分が海水に流れ出していき、最後には衰弱死すいじゃくしするという恐ろしい病気です。

この病は、現在の魚人族王様である、ジガローム-ドロイス様。その父君ちちぎみであられる前魚人族王様、ビャルバ-ドロイス様の死因でもあります。」


「…なるほど。現在の魚人族王が若いのは、父親を、その海死病で亡くしたからなのか。」


「虹色の鱗がその特効薬となると知ったのは、ビャルバ様が亡くなった後のことでした…」


「…しかし、魚人族のみが掛かる病気なのに、何故ヘルミヤがその特殊クエストを?」


「…十年前にそのクエストを発注した時は、私の母を助けたくて…」


「母…?」


「義理の…ですが。

私は昔、実の母と父と共に、行商を行う為に、海路でこのテーベンハーグに入ろうとしていました。もう少しでテーベンハーグに辿り着くという時、海が大時化おおしけとなり、海に船ごと飲み込まれました。

残念ながら、母と父はその時に……ですが、私は、海に投げ出され、あわやという時に、魚人族の女性に助けられました。」


「それが、その義理の母か?」


「はい。当然、私は母と父を同時に亡くし、途方に暮れましたが…義母はそんな私をこの地で育ててくれました。

絶望の中から引き上げてくれた義母にむくいる為に、私は色々な事を学び、ギルドの受付嬢として働く事になりました。

やっと恩返しが出来ると思っていた矢先、義母が海死病に掛かってしまったのです。海死病の発症から死に至るまでは、数年の時を要します。それでも、あのダンジョンをクリアし、虹色の鱗を手に入れてくれるような奇特きとくな方はなかなかいませんでした。虹色の鱗が特効薬と判明して直ぐと言うこともありましたし、在庫は一つも無く……

Aランクの高難度ダンジョンという事もありますが、ダンジョンボスが光魔法を弱点としているという特異性から、冒険者の方々も危険だと手を出さなかったのでしょう。

義母は次第にせ細り、どうする事も出来ずにいた時、シンヤさんが現れたのです。」


「そんな背景があったとはな…」


特殊クエストなんて珍しいから、受けてみよう。くらいの軽いノリだったと思う…


「私にとっては、救世主様でした。」


「そうなんです!ご主人様は救世主様なのです!」


このタイミングでニルが輝く笑顔をヘルミヤに向けて両手を合わせる。


「な、なんか違う意味なのに通じ合っている感じがするんだが…」


「しかもですよ!虹色の鱗を持ってきて下さったシンヤさんは、報酬を受け取らなかったのです!」


「えっ?!そうなのですか?!」


あー…確か、NPCの好感度とかで、イベントが発生したりするのかを検証していた気が……そういう隠しステータスみたいなものがあるのかと色々試していた覚えがある。

Aランクのダンジョンに潜ると、それなりに良い素材が手に入るし、お金に困っていなかったというのも大きかった。

その時には虹色の鱗というアイテムが、何かの薬になるが、人族にとってはゴミアイテムだと知っていたし、そんなゴミを渡して莫大な報酬を受け取るのはネトゲとはいえ気が引けた。


報酬を受け取らないという選択が可能なのかも知りたかったし、実験も兼ねて色々とやってみた結果という事だ。


まさかその好感度が十年後である現在に影響するとは予想出来なかったが…


「って…なんでそんなキラキラした目で見てくるんだ?ニル。」


「ご主人様…」


「あー…それで?今回もその義母が?」


ニルへの反応は控えて、話を戻す。


「いえ。義母は二年前に老衰ろうすいで、安らかに。」


「そうか…すまないことを聞いたな。」


「いえいえ。義母は笑って満足気に亡くなり、私も既に気持ちの整理が出来ています。気にしないで下さい。

今回は、私の友達が…」


友達の為にクエストを発注した事や、現在の暗い顔を見るに、仲の良い友達なのだろう。


「そうか…在庫は無いのか?」


「あれから、Aランク以上のパーティの方々に定期的にクエストを出して補充していたのですが…神聖騎士団が侵攻を始めた影響で、戦える冒険者の方々は、ほとんどが地方へと応援に行ってしまいました。」


「この街に集まっているのは、商人達のような戦えない人ばかり…そういう経緯があったのか。」


「発症する人が少ない病気とはいえ、在庫が無くなっては困りますので、無くなる前からクエストとして張り出していたのですが…」


「肝心のクエストを受ける人達がいなかったと。」


「はい。」


「…分かった。そういう事なら俺とニルで海底ダンジョンに向かうよ。」


「本当ですか?!」


パッと顔が明るくなるヘルミヤさん。


「少し試したい事もあるしな。ただ…寝てからでもいいか?流石に眠い…」


「あ…ごめんなさい!ずっと忙しかったのに、ズカズカと訪ねてきてしまいました!」


俺達のここまでの状況を思い出したのか、両手を口に当てて焦るヘルミヤさん。


「友達の事でじっとしていられなかったんだろ。分かっているから気にしなくて良いよ。」


「シンヤさん…ありがとうございます!」


「ダンジョンを攻略し終えたら納品に行くよ。」


「分かりました。ギルドにてお待ちしていますね!よろしくお願いします!」


何度も頭を下げたヘルミヤさんが、部屋を出て行く。


「街を出る前に、大事な仕事が出来てしまったな。」


「どこでもお供致します。」


「…ありがとう。だが、とりあえず…」


「そうですね…体を休めましょう。」


疲れが身体中に行き渡り、睡眠欲が頂点に達しているのを感じる。

ベッドの上に体を横たえると体がベッドの中に沈み込んでいく様に感じて、直ぐに眠りに入り、目が覚めた時には、窓から差し込む光が白色から赤色に変わっていた。


「くぁーー……」


ベッドの上で体を起こし、欠伸あくびと共に軽く拳を握って伸びをする。椅子に座って装備の確認をしていたニルが、振り向いて微笑を浮かべる。


「おはようございます。」


「おはよー…ニルはよく寝られたか…?」


「はい!眠気も疲れもスッキリです!いつでも行けますよ!」


まさに準備万端じゅんびばんたんと言えるくらいの完璧な仕上がりのニル。うん。素晴らしい。


「でも、俺は起きたばかりなので準備が出来るまで少々お待ち下さい。」


俺の言葉を聞いて、自分のした事を振り返ったニルが、真っ赤になって慌てたのは想像にかたくないだろう。


海底ダンジョンに潜るのは初めてでは無いし、ある程度情報も公開されているから、準備は万全に整えられる。

身支度みじたくを終えた所で、未だ自分の失態を嘆いているニルに前回のイベントで手に入れた魔法書を手渡す。


「ニル。これを使ってみてくれ。」


「これは魔法書ですか?」


「そうだ。ホーリーシールドという中級の光魔法を覚えられるはずだ。」


「中級の光魔法ですか?!」


「どこに驚いているんだ?」


「色々ですよ?!中級光魔法の魔法書なんて高価な物はご主人様がお使い下さい!」


なんで分からないの?!みたいな顔で言われてしまった。


「いや、鑑定したら、マジックシールドの上位互換だと分かったからな。それなら俺よりニルが覚えて欲しい。それに、魔族のニルが覚えられるか試してみたい。」


「…ご主人様がそう仰るならば…分かりました。」


ニルが細く綺麗な指を魔法書の端に這わせてゆっくりと開く。


「………」


「……………」


「ダメ…みたいですね。」


暫く待ってみたが、何も起きそうに無い。

光魔法に対する適性の問題だとは思うが…魔法書があればどんな魔法でも覚えられるのは、渡人だけということか…


ニルの手から魔法書を受け取り、目を通す。


魔法書の中にあった文字が白い光を発すると、フワッと浮かび上がり消えていく。


「これが魔法書なんですね…」


「魔法書自体が結構高価な物だからな。ポンポン使う人もそうは居ないだろうな。」


「これで先程のホーリーシールドという魔法が使える様になったのですか?」


「ああ。マジックシールドの上位互換だな。単純にシールドの強度と範囲が増えただけの物だ。」


「大した事なさそうに仰られますが、そんな魔法は見た事がありませんからね!凄い事なんですからね?!」


俺の常識外れを指摘するニル。よく見る光景だ。常識外れなのは俺じゃなくて渡人だと思うのだが…どちらにしても常識外れなのに変わりは無いし、大人しく乗っておこう。


「あー…確かに魔法陣で手に入れる魔法は特殊な物が多いか…でも、これで今までよりも防御がより強固になる。嬉しい限りだ。

しかし…普通に俺が使えたって事は光魔法に適性が無い人には使っても意味が無さそうだな。」


ニルに掛けられた防護魔法は思ったよりも穴のある魔法みたいだから、魔法書で手っ取り早く…と考えていたが、そんなに上手くはいかないようだ。


肝心の、ホーリーシールドの効果は海底ダンジョンで調べてみるとしよう。

暗くなるタイミングで海に出掛けるというのは変な感じがするが、ダンジョン内に入ってしまえば朝だろうが夜だろうがあまり関係は無い。


水平線上に沈み行く真っ赤な夕日を見ながら海の中へと入っていく。


「おっ!来た来た!おーい!シンヤー!」


「ノルハとサイ?」


「そして、ニルちゅわーーん!」


ゴンッバキッ!


両手を大きく広げて泳いできたノルハの顔面に、ニルの盾が水中の抵抗を感じさせない勢いで当てられる。

ノルハの首が変な角度に曲がり嫌な音がした気が…


「容赦……ねぇ……」


顔面を盾から離し、フワーと水面に上がっていくノルハの鼻から二本の血の帯が伸びている。


「次はかどでいきます。」


「ニルのノルハに対するツッコミが次第に過激になっている気がするなぁ。」


「あれくらいしないと直ぐに生き返るから、あれで良いんだよ。」


冷淡に笑うサイ。ノルハにはとことん冷たいらしい。


「サイ。」


「さっきぶりだね。」


「こんな所でどうしたんだ?」


「二人を待っていたのさ。」


「俺達も行くぜ!ダンジョン攻略!」


早くも生き返ってきたノルハが親指を立てて会話に入ってくる。格好付けるのは良いが…残念なのは未だ鼻から赤い帯が出ているところだ。


「ヘルミヤさんから聞いたのか?」


「まあね。他人事じゃないし、ずっと気にはしていたクエストだからね。その依頼書が無くなっていたから気になって聞いたんだ。

本来は個人情報になるし、教えられない事だけれどヘルミヤさんに強引に聞いたんだ。

……族王様には聞いたんだよね?僕達がシンヤ達を騙していたこと。」


「言い方が悪い気もするが…まあな。」


「街の為とはいえ、酷いことをしたのは分かってる。だから償う機会が欲しいんだ。」


「別に怒っても恨んでもいないっての。ヘルミヤさんもそれが分かっていたから話したんだと思うしな。」


「シンヤ…」


「ヘルミヤさんも何か出来ないかとソワソワしてたから口車に乗せるのは容易たやすかったぜ!」


ノルハよ…格好付ける内容では無いし、とにかく先に鼻血を止めなさい。


「もう気にするな。俺は気にしていないし責める気も無いからな。」


「…ありがとう。シンヤ。」


「責めるのはそこの変態だと思いますが。角を使う許可を頂けますか?」


「やめて?!流石の俺も角は死んじゃうからね?!」


「……え……?」


「なんでそれがダメなの…?みたいな顔は傷付くからやめてね?!」


「ノルハで遊ぶのはそこまでにしとけ。ニル。」


「はい。」


「それで、一緒に行くってのは、攻略を共に行うって事か?」


「そういう事だよ。僕達はこの街で活動しているAランクの冒険者だからね。シンヤ達だけに任せるなんて出来ないよ。

モンスターの素材なんかは全て譲るし、報酬も僕達は受け取らない。だから同行を許してくれないかな?」


パーティを組む組まないの話をしたばかりだし、ニルが少し心配そうに俺の方をチラチラと見ている。


「大丈夫だ。単発のクエストで一緒に戦ったりはよくある事だ。少ないにしても、あれから何度か他人と共闘した事もある。」


「…分かりました。」


俺の表情を見て、安心したのか笑顔を見せてくれた。


「遠慮無く二人に頼らせてもらう。但し、報酬も素材も山分けだ。タダ働きをさせるつもりはない。よろしくな。」


「任せとけ!」

「ありがとう!」


「海賊達との戦闘じゃ良いところ見せられなかったからな!俺の勇姿をニルちゃんに見せ付けるぜ!」


「そういう事を言うからダメなんだと思うよ?」


「なにっ?!そうなのか?!」


「いえ。言わなくても無理です。」


ノルハを拒絶する時のニルの真顔が怖い。本当に嫌な時の顔だ…


「バッサリだなぁ…でもまだチャンスはある!俺は諦めない!」


何このメンタルモンスター。そろそろ尊敬しちゃうかも。


「目的地はそれ程遠くないし、二人の戦い方を見ながら擦り合わせつつ進もうか。」


「シンヤが光魔法を使えるんだったよね?」


「そうだ。暗くなったら明かりは任せてくれ。」


「頼もしいね。それじゃあ早速行こうか!」


夕陽で赤く染まる海底をゆっくりと歩いていく。ノルハとサイは俺達に足並みを揃えてくれている。


「大まかな戦い方を説明すると、僕は直剣使いだけど、どちらかと言うと魔法の方が得意かな。」


「俺は魔法も使えるが、槍でビシバシ前線で戦う方が性に合ってる。」


「そうなると、ニルとノルハが前衛で、俺が中衛、サイが後衛ってのが簡単かな。」


「ニルちゃんと前衛かぁ!良いね!」


「………」


嬉しそうなノルハとは対照的に、とてつもなく嫌そうな顔をするニル。そんな顔今まで見た事無いぞ?!俺に見られていると認識した瞬間、元の顔に戻ったが…


「まずは一度それでやってみよう。僕も近接戦闘が出来ないわけではないし、他の形の方がしっくり来るかもしれないからね。」


「早速ニブルフィッシュのご登場だな。まずは俺から!」


ノルハが尾びれで水を叩くと、水を切るように素早く進み、三股に別れた槍でニブルフィッシュの魚体を貫く。


「よっ!」


そのままクルクルと槍を回転させて別の個体を切り刻む。


「どうよ!」


槍を肩に乗せて、格好良く決めたノルハ。尊敬を少し逸れて面倒臭くなってきた。


「はっ!」

ザクッ!


格好付けたノルハの背後から襲ってきていたニブルフィッシュをニルが切り捨てる。


「助けてくれたのか?!ニルちゃん!!」


「……ニブルフィッシュ相手に助けなくてはならないなんて思ってもいませんでした。先が思いやられますね。」


「っ?!!」


嬉しそうに笑顔を見せるノルハを蔑視べっしするニル。全部倒すと他の人の動きが見えないから敢えて残した事は分かっているはずだが…いや。もう何も言うまい。


「次は僕ですね!」


サイは水中で軽やかに指先を走らせて、魔法陣を描いていく。結構速い。

描いているのはコンプレッションウォーターという中級の水魔法。生成した水で対象を包み込み圧縮して押し潰す魔法だ。


ニブルフィッシュの動きを見て三匹が範囲内に入ったタイミングで魔法を発動。綺麗に三匹を仕留める。


魔法が得意と言ったのも頷ける腕だ。Aランクの冒険者として考えても、腕が立つ方だと思う。


「最後は俺だな。」


断斬刀を抜き、魔法陣を描く。


「そらっ!」


攻撃を仕掛けてきた残りのニブルフィッシュを、アクアプリズンでしっかりと捕獲。


ザンッ!


横一閃で全てのニブルフィッシュを片付ける。Cランクのモンスター程度では見られる戦闘もこの程度になってしまうが、道筋は付けられる。


「やっぱりシンヤはすげぇな。水崖なんて使えるのに、単純な戦闘力も高いなんてな。」


「確かにこの中では飛び抜けているね。となると、シンヤは中衛で固定かな。」


「ノルハの突破力は見事な物だし、突破力を出す形が良さそうだな。」


「僕は後衛で全体のサポートに回る方が良さそうだね。」


「一先ずその形で海底ダンジョンまでやってみよう。」


海底ダンジョンまでの道に出会うモンスターはCランクがほとんど。肩慣らしとフォーメーションの微調整をしながらズンズン進んでいく。

やはり人数が増えると、一人に掛かる負担が減る分楽に進んで行ける。


暗くなってきた海底を、ライトで照らしながら進むこと二十分程で目的の海底ダンジョンへと辿り着く。


真っ青な石材で作られた飾り気の無いアーチ型の入口。外から見えるダンジョンの外壁は海溝の下の方へと伸びている。

水中掲示板に書かれた情報を見ながら全体の動きを決めていく。


「この海底ダンジョンはAランクのダンジョンだが、他のダンジョンとは違って、階層という概念が無い。」


「階層が無い…ですか?」


「奥まで通路がずっと続いていて、その通路にモンスターが居るんだよ。ボスモンスターだけは大きな部屋の中に居るけれど、それ以外に部屋は無いんだ。」


「安全地帯は無いのですか?」


「二箇所あるな。ちょうど半分の地点と、ボス部屋の前に配置されている。」

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