第13話 第六章サブタイトル元ネタ 後編
本編消える前に終わらせます!
・第60話 氷帝
後から気付いたけどテニプリじゃん……
・第62話 銀盤問答
Fate/Zero(アニメ)第11話「聖杯問答」より。実は「氷上のシヴァ」自体が一時期Fateシリーズ二次創作の方向に行こうとしていた時期がある。「銀盤」は当初「氷上聖杯」だったのだ。すぐやめたけど。
・第64話 Wings of me (Frosti)
あえてMy WingsとしてないのはBjorkの“Army of me”を意識した。FrostiはモロにBjorkの同名曲ですね。何語なんだろ?(アイスランド語?)
・第65話 Once Upon a Laif on Ice
THA BLUE HERB “Once Upon a Laif in Sapporo”を文字った。
・第66話 Wilder than Heaven
中谷美紀の曲“天国より野蛮~WILDER THAN HEAVEN~”より。中谷美紀の楽曲に登場する少年のイメージに囚われて半生が過ぎた…。
・第67話 氷と宇宙の子供たち
Maison Book Girlのアルバム「海と宇宙の子供たち」を文字った。ブクガで一番好きなアルバム。
・第68話 羽化(Visage and Outline)
Visageはレヴィナスの「顔」。第六章は全編通してレヴィナス。全き他者。
・第69話 虚構(Hope There's Someone)
このダンスシーンで流れているのがAviciiの“Hope There's Someone”という設定。ちなみに改稿前はBruno Marsの“Talking to the Moon”だった。なぜ……
・第70話 世界の中心で少女達は叫びたい
Cyndi Lauper “Girls just want to have fun”が少しあるかも。厳密には安室奈美恵の“GIRL TALK”のサビ。
・第71話 氷壁(Imaginary High)
“Imaginary High”はGUN DOGの同名曲。「氷壁」という単語は宮内悠介の「盤上の夜」の対局シーンで象徴的に出てくるあのイメージが欲しくて拝借した。
・第72話 Differential / Integral
微分積分。ここで言ってること間違ってないよネ……?(こっち見んな)
・第73話 The World is under our edges.
SMAPの“世界は僕の足の下”を意識したかも。これが入ってるSMAP012というアルバムが好きで好きでたまらない。ちなみにここで刀麻が言ってる「地球は丸くない」は永井均の「子どものための哲学対話」でペネトレが言う「地球は丸くない!」と同義です。多分。
・第74話 Penitente (Our Immortal)
ペニテンテはエウロパにあると言われている氷の剣山。アンデス山脈にもあるそうです。画像検索したら心臓がヒュッとなるので注意。Our ImmortalはEvanescenseの“My Immortal”より。
・第75話 わたしに分かること(Vinyl Words)
Tujiko Norikoの同名曲より。“わたしに分かること”がRiow Araiバージョンで、“Vinyl Words”がAoki Takamasaバージョン。聞き比べてみると全然違くて結構驚く。世の中的には後者の方が人気っぽいけど、私は前者が大好き。
・第76話 Broken
NINE INCH NAILSの同名アルバム。
・第77話 nothing, nowhere.
ラッパーの名前をそのまま拝借。彼の「ruiner」というアルバムをシヴァを書いてる時からずっと聞いていた。
・第78話 Mission Statement (Skaters' Secrecy)
Stone Sourの同名曲。アルバム「Audio Secrecy」になぞらえることで、明確にStone Sourが元ネタですよというキショい主張。ちなみにシヴァ第五章のラスト二話で洵がランスルー中に「俺は傷でできている」と言うけど、あれも実はStone Sour “Made of Scars”を意識している。歌詞と照らし合わせてみるとなお露骨。
・第79話 神の靴
第二章第16話「悪魔の靴」との対比。
・第80話 Price to Pay
Pay money To my Painの同名曲より。
・第81話 はじめのはじまり(Innocent on a silent rink)
これもPTP。“Innocent in a silent room”を文字った。PTPの楽曲は第五章と第六章ではものすごくインスピレーションを依存している。実は「氷の蝶」というのもPTPの“Butterfly Soars”が似合うような女子フィギュアスケート選手の小説を書いてみたいと思って着想した。随分様子が変わってしまったけど、一応元ネタということで。
・第82話 タイムトラベルして
sora tob sakanaの同名曲より。今でも泣いてしまう曲。
・第83話 Stop Crying Your Heart Out
汐音のプログラム「バタフライ・エフェクト」のテーマソング。Oasis。実は私これを書くまでOasisを全然イイと思っていなかった。世間で評価されてる理由がイマイチ分からず、ずっとスルーしてきたバンド、それがOasis。でも汐音のプログラムをリトル・マーメイドからバタフライ・エフェクトに変えるにあたって、じっくり聞き込んでみたらもうめちゃくちゃ好きになってしまった。遅。
・第84話 星月夜(Zypressen / Alphard)
ゴッホの絵。Zypressenは宮沢賢治の「春と修羅」にも出てくる、ドイツ語で糸杉。この章の象徴的イメージを蝶にするか糸杉にするかというのは結構迷った覚えがある。Alphardはsora tob sakanaの“アルファルド”より。うみへび座の一番明るい星。アラビア語で「孤独な者」という意味なのもいいなと思った。ここは汐音が明確に洵を(そして刀麻を)他者として切り離す場面なので。
・第85話 Letter_2(I'LL COME BACK FOR YOU)
第19話でLetter_1としていたけど一向に手紙に関するエピソードが出てこず(改稿前には2通手紙が出てきたんだけど、改稿後は二通目を無くした)、訂正しなきゃと思っていた。でも最後のモノローグを刀麻への手紙と考えればいいかなと。「I'LL COME BACK FOR YOU」は映画「バタフライ・エフェクト」でエヴァンがケイリーに様々な世界線で書き示すメッセージ。
本編消す前に書き終えられてよかった~。
話を読み解くヒントになれば。
ここは消さないと思いますが、消すかもしれません。その時はすみません。
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