第11話 第六章サブタイトル元ネタ 前編
跡地的な元ネタメモ。音楽とか哲学とか。断片。これは残しておくかも。
・第1話 汽空域
サカナクションのアルバム「kikuuiki」より。汽水域からの造語らしい。
・第7話 夕景の記憶
凛として時雨“Yuukei no Kioku”より。「Inspiration is dead」収録。このアルバムと「Feeling your UFO」がすごい好き。
・第12話 Europa
六章に頻出する天体のイメージは基本全部エウロパ。木星の衛星。氷の天体。あと新居昭乃の“エウロパの氷”も。
・第13話 knock,knock
sora tob sakana “knock, knock!”(「World Fragment Tour」収録)
・第16話 エアポケット(Inter-subjectivity)
中谷美紀の同名曲。これが収録されてる「MIKI」というアルバムからすごくインスピレーションを受けていて、他のエピソードもここから採ってる。Inter-subjectivityは間主観性。主観と客観の間。本当は間身体性としたかったんだけど、何となく字面的に。
・第17話 マリオネットの穴
BOOWY“MARIONETTE”。第一章でも里紗が「布袋さん?」とか言ってた気が。群馬の産んだ偉大なバンドなのでちょくちょくリスペクト示してる。
・第20話 世界内存在
ハイデガー。実際の意味より言葉からの沸き立つイメージで…
・第22話 Hearts / Wires
Deftonesの同名曲。アルバム「GORE」収録。このアルバムは初稿執筆時にめちゃくちゃ聞いてた。シヴァには「英字/英字」という副題をよく多用しているんだけど、元ネタは全部Deftonesです。
・第25話 アニマの依代
ユング。男性の持つ女性的人格の側面。副題を付けられる特権を活用し、シオリの正体を暗示してみた。
・第26話 I am not me.
映画「オープニング・ナイト」より。主人公の女優マートルが正気を取り戻すキッカケとなる舞台上のアドリブ台詞。「わたしは洵です」を間接的に翻訳するとこうなるなと思った。マートルはこの言葉で正気を取り戻すけど、汐音は逆にここから狂気じみていく。
・第27話 Change (On the Silver Edges)
Deftonesの“Change(In the House of Flies)”より。アルバム「White Pony」収録。
・第31話 夢幻彷徨
Tujiko Noriko “Mugen Kyuukou”を文字ってみた。アルバム「From Tokyo To Niagara」収録。
・第32話 アニムスの肖像
ユング。女性の人格の男性的側面。25話と対になってる。少年の正体の暗示。
・第35話 Still Asleep On the Ice
múm “ Asleep on a train”より。アルバム「Yesterday was dramatic―Today is OK」収録。あと第五章の第20話“Still Standing On the Ice”とも対になってる(こっちはTHA BLUE HERB“STILL STANDING IN THE BOG”が元ネタ)
・第36話 Finally we are no one.
これもmúm。同名のアルバムより。私はギーザとクリスティンがいた頃のmúmが大好きだったのである。
・第38話 Weight of the World
EVANESCENCEの同名曲より。アルバム「The Open Door」収録。世代なもので……。てかエヴァネッセンスで滑るフィギュアスケーターのキャラいつか出したいな。普通に刀麻が似合いそうなんだけどね。Bring Me To Lifeとかさ~。
・第39話 You know What you are?
NINE INCH NAILSの同名曲より。アルバム「WITH TEETH」収録。
なんか書いててだんだん「氷上のシヴァ」ってただの限界スケオタメタルおばさんの妄想小説じゃんって気がしてきた……(そうです)
残りは後編で。
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