文体や作品の雰囲気も、全体的に優しく柔らかいので読みやすい作品です。童話のような作品や、人外と人間の交流を描いた作品が好きな方に特におすすめです。
お姫様が成長していく物語です。読めば必ずやさしい気持ちになります。
ある国にシェークリーテという大変美しいお姫様がいました。「むかし、むかし……」と言う風に、物語を語る上では欠かせないある種原点ともいえる童話のような始まり。シェークリーテ姫はとある理由からお城を脱走します。性格は、お転婆で我儘。そんなとき、姫はとある生物と出会うのでした。それは、竜でした。会話のできる竜とシェークリーテ姫。その出会いが大きく運命を変えるのでした。童話のような物語、昔話テイスト好きには堪らない物語になっています!衝撃な結末もまた凄くて……。ぜひ、ご覧あれ!!
読んでいると、なぜあの時そうだったのか、ということが読み深めるにつれて理解できました。素敵な世界と愛のある物語に、感動できます。