行く末
燻る紫煙に絡めとられて
精神の呼吸も覚束ぬ
結局、夢などと言うものは
逃げ水の様なものだと
居もしない赤の他人が
耳元で皮肉を飛ばす
畦道に打ち捨てられられた
野晒しの空き缶は
物言わず、色褪せ拉げ
どれ程の時を耐えねばならぬのか
人の儚さに、もの悲しくも安堵して
宵闇間近の空を見上げた
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