すごい作品です。抉られました。
いい意味で気持ちが沈みました。
作者からの返信
N岡さん
感想ありがとうございます!
いい意味で気持ちが沈む……素敵なコメントありがとうございます!!狙いが通じてうれしいです!!
たしかに人の家って独特のにおいがしますね、言われるまであまり意識したことはありませんでした。
作者からの返信
斉藤なっぱさん
感想ありがとうございます!
私も、なにかの本で読んでから意識するようになったような気がします。
どこで読んだかは忘れてしまいましたが……
今後ともよろしくお願いいたします!!
「他人の家の匂い」わかります!
変わらず存在する家でも全く違うものになってしまった家。切ないです。
作者からの返信
万之葉 文郁さん
感想ありがとうございます!
「他人の家のにおい」を気にしてる人類が私だけじゃなくて本当に良かったとほっとしております(笑)
においに限らず、使っている人の味わい(?)みたいなものが道具には反映されるような気がします。
今後ともよろしくお願いいたします!!
他の方の他薦ツイートから来ました。
良いですね。
ひとん家の匂いって絶対あって、臭いとかじゃないんだけど「○○の家だな」って分かるやつ。
そしてその匂いが同じになった時に家族になるってのも凄く良かったです。
そしてラストの「おじゃましました」に着地する。
ほとんど変わって無いのに他人の家になったというのが伝わってきて良かったです。
作者からの返信
飛鳥 休暇さん
感想ありがとうございます!
物語の着地に関しては、毎度毎度かなり意識しています。
上手く機能してくれたようで、安心しております。
感想、うれしいなぁ……(しみじみ)
すごく良かったです。良かった、という言葉で表すのがとても陳腐に感じられるくらい。
どんな気持ちも感覚も、能動的に維持する努力をやめてしまったら、いつかは失われてしまう。
においもその例外ではなく、彼女との幸せな家庭生活を失って、一人になってしばらくしたら、「僕」はそれを忘れてしまった。
暖かな家庭のにおい、そこにあった幸せな時間の堆積、愛していて愛されていた証、そういうもの全てが、根こそぎ家を買い取った男に奪われてしまったような気がする。
逆恨みのような的はずれな憤りと、あの頃に戻りたいと願ってしまう旧懐。
そこにあるのはもう自分たちの家ではないことは分かっているのに、あの頃あった全てがもう失われてしまったことは分かっているのに、それでも扉を開けてしまうやるせなさ。
そして「僕」は確認してしまった。扉を開けても、そこはもう他人の家だった。何も残っていなかった。においはもうしなかった。
「僕」の自嘲気味に笑ってしまうような喪失感が、そのまま読者へ与えられる余韻となって後を引く、そんな抜群の作品でした。
作者からの返信
國枝藍さん
感想ありがとうございます!
おお、私はそんなことを考えて書いていたのか……
本編よりも濃厚な感想をいただいてしまった……(笑)
拙作ではありますが、そうやって読者の方々に色々考えていただけるのはこの上ない幸せです。本当にありがとうございます!!
これは……強い。強い何かを感じます。
作者からの返信
きつねのなにかさん
感想ありがとうございます!
強い何か……。そういう褒められ方をするとくすぐったいですね(笑)
とても嬉しいです。
今後とも、是非ご贔屓に!!
もしかすると、僕らが「家族」になる瞬間は、指輪を渡すときでも、婚姻届けを出すときでもなくて、彼女がこの家のにおいに気づかなくなったときなのかもしれない。
ここ、凄く良いな!と思って読み進めたら、なんとも切ないお話でした。
むしろ、これがあったから切なさがぐんと増した気がします。
他人の家の匂い、ありますよね。その感じがありありと浮かんでくるようでした。
作者からの返信
花田春菜さん
ご感想ありがとうございます!
本当は前半だけで終わらせて、後半は別の話として書こうかとも思ったのですが、4000字に収まりそうなのでつなげてみました。
幸せと喪失感の対比が伝わってうれしいです。
ああ……なんだろうこの、何とも言えぬ読後感……
他人の家って、ほんと特有の匂いがしますよね。つい先月に引っ越した自分はまさにこんな感覚を味わいました。
懐かしくも、ほろ苦い、そんな匂いのする素敵な作品でした。ありがとうございます!
作者からの返信
稀山 美波さん
感想ありがとうございます!
「他人の家のにおいとか感じるの、私だけの気のせいだったらどうしよう」とアップした直後から心配になるという見切り発車な小説でした。私だけじゃなくて本当によかった……(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
今まで読んだ1103さんの作品の中で1番好きです。多分。