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1.固有振動の再現
オーバーパーツー導線ー空魔石を接続。
魔力が空魔石に向かって流れ込み、空魔石がオーバーパーツの魔石由来の固有振動を起こす。
2.空魔石の振動を蝋管に記録
オーバーパーツによる固有振動を起こしている空魔石に針を当て、その針に蝋管を回転させながら当てて固有振動を記録。
3.固有振動の再生
オーバーパーツー導線ー再生用の針ー導線ーゴーレムの魔石(魔力源)を接続。
回転する蝋管に再生用の針を当て、固有振動を再生する。ゴーレムの魔石の魔力がオーバーパーツの固有振動を持ってオーバーパーツに伝わり、魔力を補充する。
という手順だと思うのですが、蝋管には魔力の固有振動によって起きる魔石の機械的振動(魔石に電気でいうところのピエゾ効果のような性質がある)を記録していた訳で、再生されるのも機械的振動なはずです。特に言及されていませんが、再生用の針は魔力源に接続することで機械的振動を魔力の振動に変換できるような材質(電気でいうところのピエゾ素子、ここでは魔石?)製ということなんですかね?
作者からの返信
第十三話の最後の方で言及されています。
蝋管にエンチャントを施し、これそのものを魔石のように扱います。
エンチャント用の魔力に関しては、装置の操縦者由来でも、別の魔石から供給された魔力でも構いません。
インテリジェンス元引きこもり双子ちゃん!
炭酸ポーションもそうだし、今回の大発明で序列入りも!?
作者からの返信
半幽閉状態だっただけで引きこもっていたわけでもないです。
序列入りするには各支部長が報告書を挙げて、定例会が開かれないといけないので作中では序列入りするまでいきません。
功績としては十分すぎるものなので、今の時点でも序列入りは確実ですけどね。
極論魔力の波さえ揃えれば大丈夫だったわけで、落ち物の知識がないと発明できないとはいえ、落ち物専門の研究をする都市すらある世界で未だにこれが開発されてなかったの違和感あるなぁ。双子は試行錯誤の末とかでもなく開発成功させたし
作者からの返信
双子でなければ成功しなかった理由に関してはすでに書かれていますので、この章を読み返して探してみてください。
それも読書の楽しみですから、作者としては楽しみを奪うようなネタバレはできぬのじゃ。