令嬢クレイアの華麗かつお菓子な回想録

作者 永都佐和(宮澄あおい)

喜怒哀楽が暴れまくり、のち、スイーツが食べたい(切実)

  • ★★★ Excellent!!!

薄幸の純血ヴァンパイアヒロイン、クレイアお嬢様は、皇太子テーゼ様に見初められ後宮へ。悲しい過去を乗り越え、幸せに暮らすのでした


……と、なるはずが、肝心の皇太子様がぶっ壊れすぎていて(いや、ぶっ壊しすぎていて?)これではお話になりません!

クレイアお嬢様はもはや自分が悲しいということさえわからないほど傷つきすぎてしまって、だというのにスイーツの前では狂喜乱舞でクレイジーに。

皇太子様は後宮憎し。紅茶への異常な執着を垣間見せつつ爆破爆破また爆破。あと失言すごい!

しかし、心配することはありません。義母に女帝、そして女帝の皇配にクレイア嬢のお父様、みんなみんな、メインふたりに輪をかけてクレイジー!誰か、まともな人はいないのか!むしろ読んでいる私がおかしいのか!

登場キャラクターはことごとく濃く、クレイア嬢に襲いかかる試練はことごとく非道で目を覆いたくなるほど。シリアスこの上無い展開の連続なのに、なぜか私は泣きながら笑っている。そしてひたすらお腹がすいている……。

さてエンディング、読んだあなたは、泣くか笑うか。そしてスイーツを食べずにいられるか。挑戦してみてください。

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★★★ Excellent!!!

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