第53話「【タイマー】は、女を見つける」
ドラゴンノベルコンテストのランキング3位です
少し、順位があがりました!!
頑張るから、なにとぞよろしくお願いします、なのです。
お願い、しま、す……orz
皆様、☆を!!
さらなる応援をよろしくお願いします!!
「☆」の付け方は読んだあとに、⬇️の方までスクロールすると『☆☆☆』というところがあるので、そこです!!
実はなろうでは先行投稿中……。↓これね!
https://ncode.syosetu.com/n6946gg/
──────────────────
「え?……棺って、
レイナは背中越しにもわかるほど、ビクリと跳ねる。
「大丈夫。落ち着いて、いざとなったら『タイム』を使う。レイナも能力を使えるようにしていてね」
「うん!」
ダンジョン奥地で棺を発見。
いかにもなシュチュエーションに今更ながらルビンとレイナに緊張が走る。
恐らくも何も、ここはボス部屋だ。
そして、このシュチュエーション。
絶対、敵───このダンジョンのボスが眠っているはず。
空っぽだとか、
宝がギッシリなんて甘い考えは捨てたほうがいい。
伊達に元Sランクじゃなあない。
この手のダンジョンの経験もあるのだ、ルビンには。
だからわかる。
多分、中身はモンスターだろう。
棺とくれば、吸血鬼かキョンシーか、それともリッチか……。
「いずれにしてもやるしかない。レイナは危なくなったら通路まで逃げろ。俺のことは気にしなくていい」
「う、うん……? え、やだ! お兄さん、見捨てるなんてできないよ」
お、おう。
だけど、そう言う時は逃げてね。マジで……。
「わかったから、静かに。ハンドサインは覚えてる?」
「え? うん……」
ルビンはレイナとダンジョンに入る前に簡単な取り決めをしていた。
冒険者同士で使うハンドサインなどを軽くレクチャーしておいたのだ。
物覚えの良いレイナはすでに身に着けたようだが、こうした奇襲時にはそれが役立つ。
幸いにもボスが動き出す気配はない。
これは上手くすると、動き出す前に倒せるかもしれない……!
レイナにコッソリと指示を送る。
まずは、
「無言」
「ルビンが先行」
「レイナは援護」
「ナイフで仕留める」
それらをハンドサインで送ると、レイナはすぐに企図を理解してコクコクと頷く。
いい子だ……。
それを見届けたルビンはナイフを逆手に持ち帰ると低い姿勢で棺に接近開始。
───なるべく棺から見えないよう、低く低く……。
───足音を立てないように、ゆっくりゆっくり……。
───溢れ出る殺気を、抑えて抑えて……。
そっと、棺に近づき、レイナに目でサインを送る。
彼女もそれに気付いてコクリと頷く。
未だ棺からは動きなし───…………これならいける!!
グワバッ!! と身を乗り出し、棺に縁に手をかけたルビン!
そして、逆手に構えたナイフを中のボスに────────────……え?
お…………。
「───女?」
──────────────────
「ぐぉぉぉ……。」_:(´ཀ`」 ∠):
ドラゴンノベルスコンテストの順位が3位!!
ありがとうございます!!
「面白い!」「続きが気になる!」と思ったら
作品に、フォロー、をッ…………。☆を!
↓スクロールして下にある
『☆☆☆』を『★★★』
にして、応援していただけると幸いなのです
お願いします…………!
その他、新作も投稿中、
『最強の勇者パーティに潜入中の魔王軍四天王、女勇者に気に入られる?!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891244135
こちらも是非とも───!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます