メインルート
『0』
『始まりの場所』ボーケン城
・状況
早朝、キャラクターは城内にある、大広間の中央に描かれた魔方陣の真ん中に召喚されました。
周囲には王様っぽい男や魔術師っぽい老人、鎧甲冑に槍を構えた兵士が取り囲んでいます。
王様っぽい男から一方的に、えらそうに状況説明されます。なお実際に王様です。
内容としては異世界に召喚されたこと、今この世界の辺境には国を脅かす脅威の『魔物』がいるとのこと。
その内の一体、どれでもどの個体でも構わないから倒さなければ、元の世界に戻れない、と伝えられます。
期限は一週間、七日の間に討伐出来なければ時間切れともいわれます。
なお移動はダイスロール一回に着き半日、十二時間で、サイコロを振れる回数は最大で十四回となります。
・イベント
王様っぽい男の命令に従うかどうか問われます。
YESと丁寧に答えればサクセスです。
NO、あるいはその他王様っぽい男の機嫌を損ねた場合は老人や兵士との戦闘となります。敗北し囚われたならばペナルティです。勝利できればまた最初の質問に戻り、またNOと答えればまた戦闘となる無限ループです。その間も時間は経過します。
※魔術師っぽい老人
素麺みたいに白くて長く、真っすぐな髪と髭の老人です。
炎、氷、雷、色々な魔術を高レベルで使えます。
年齢ゆえに体にガタがきてます。
※兵士たち
全身を銀色に磨かれた鎧で守っている屈強の兵隊たちです。数は十人ほど、時間経過で増えます。
鎧は高級品で、生半可な魔法ならば弾きます。
武器は槍と剣、優秀ですが基本に忠実で動き自体は単調です。
・サクセス
長い演説の後に必要な支援として『リュックサック』『金属の水筒』『三日分の携帯食料』『ナイフ』『おおよその魔物の方向がわかるコンパス』『なんか魔力で光る石のランタン』『銅のメダル(通貨ではない)』が手に入ります。武器の類は渡されません。
また、ある程度社会常識的な質問にも答えてもらえます。
チート能力とか魔法についての訓練とかスキルとかステータスオープンとかはありません。
なおコンパスは、この先のマスをチェックポイントの要領で指し示し、導くため、どんなに移動能力が高くてもダイスロールに従って進むしかありません。また通常はその価値が理解されないため、盗まれたりする心配はあまりありません。
・ペナルティ
良くて斬首刑、地下牢に閉じ込められて人体実験の日々を送ることになります。
七日などあっという間に過ぎていくことでしょう。
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