第二百二話 勝利の方程式
「そろそろ終わったかしら?」
女神がリョウタたちへ声をかけた。
リョウタは、
先ほどは
その
「でもな。
リョウタの声が
そしてリンリは魔力を――リムは
女神を
リョウタとレヴィは、その様子を
「さて、どんな作戦を考えたのかはわからないけど。せいぜい楽しませてちょうだい」
女神は囲まれても笑みを
それを見たリムが思わず
「三人を相手にするのに、ずいぶんと
「そりゃそうさ。俺たち三人を合わせても、まだこいつのほうが魔力が上なんだから。まったく
むしろ、
だが、リンリだけは
「リムリムも
彼女だけは笑顔でいた。
それどころから体から
「リムリム……? って、リムのことですよね? 変わった呼び名なのです」
「ったく、あの
そんなリンリのおかげか――。
リムもソニックからも、
女神はそんな三人の様子を見て、少し
「リンリ……やはりあなたは聖騎士……
そして、リム、リンリ、ソニック対女神の空中戦が始まった。
――そのとき、地上いたリョウタとレヴィは――。
「なあリョウタ。私はいつまでここで待っていればいいんだ!? 騎士である私が
「いいから信じろよ。お前には
リョウタの作戦は――。
リム、リンリ、ソニック三人に女神の動きを
これはリョウタとレヴィの勝ちパターンであり、これまでもいくつもの
さらに、レヴィの飛翔――相手を
だが、この勝ちパターンにも
まず、今までリョウタとレヴィが戦ってきた相手は
それから女神のような動きの速い相手ではなかったこと――。
その二つがクリアしなければならないことだった。
そこでリョウタは、リム、リンリ、ソニックに女神の動きを完全に封じてもらい、そこをレヴィと彼女へ魔力を注ぐ自分が仕留める作戦を考えたが。
「とはいっても、相手はラスボス……。口で言うほど
そう
リョウタは
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