第百八話 乾杯の音頭
お供と書いてあるのを見て、俺とググのついで感や
ビクニは、この
俺がそんなことを思っていると、
どうも俺たちを早く
「まだ
「えッ!? ……いや……あの……その……」
だが、せっかくだからと自分たちにも準備も
何が手伝わせてほしいだよ。
俺はやりくねえぞ……そんなこと……。
と、思っていたのだが、ビクニの
パーティーの
そのためなのかは知らないが、俺とイルソーレは
ビクニ、ラルーナ、トロイアの三人はパーティーの飾りつけのほうを手伝い始めている。
「はぁ……なんで俺がこんなことを……」
「ホント
ガハハと笑いながらテーブルにグラスを置いて行くイルソーレ。
その
俺は
俺は
あいつのワガママを聞いてやっているんだ。
ここはかなり
だが、
それからエルフやドワーフ、
そして、テーブルへ置いていた食器に
「やっぱこれぞ
ビクニの奴がまた
そして、ようやくパーティーの準備が
参加者が
「え~では、
いつの
そんな猫女を見たラルーナは、「お前が仕切るなよ」とでも言いたそうな
その拍手に続いて、亜人たちが一緒になってビクニの名を
皆に
そして、イルソーレによって皆が見える
「わ、わたくし……ビクニは……このようなパーティーを開いていただき……」
……こいつはとても見てられない。
俺はそう思ったが、亜人たちは「ウェ~イ」と声をあげて
イルソーレは
「でも、こうやってこの国に住む人すべてが仲良くなれるといいなって思います。じゃあ……乾杯」
ビクニの
まあ、
と、思いながら俺はグラスに口をつけた。
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