第七十四話 畢竟
……なんで?
どうしてソニックとググがここに……?
私もノーミードと同じくらい
だって、ソニックは助けには来ないって
「あん? 誰だよお前。
ノーミードはリムにトドメを
だけど、ソニックは
そして、ググは彼の頭から私の前へと
私にはググが
「泣いていたかと思えば笑ったり……ホント
そんな私を見たソニックが、
「ソニック……どうしてここに……?」
私が
「いいから
いつも
何よりも、
「……ソニック……来てくれて、ありがとうね」
私はソニックの背中に
ハハハ、
「おいッ! アタシのことをスルーして何イチャイチャしてんだコラッ!」
さっき私もソニック言われたばかりだけれど。
こいつもヘラヘラしたり
だけど、怒り狂っていたノーミードはまた笑みを
そして
でも、それでも柱はピクリとも動かない。
「っく!? なんでッ!? なんでだよッ!?」
何度やっても動かない柱。
ノーミードは自分の両手を見ながら、まるで
「まだわかんないのかよ? お前、本当に精霊か?」
それを見たソニックは、
そして彼は、何故ノーミードが柱を操ることができないかを話し始めた。
ソニックは、昨日の夜に一人部屋から出ていったときに、
「森からこの里に来るときに、
ノーミードはソニックがいった魔法陣という言葉で、何故自分が柱を操ることができなのかを
その
だけどその後に、すぐにヘラヘラした顔をへと
「でもさ~お前みたいな
高等魔法サイレントゾーン――。
私の知らない
ノーミードみたいな精霊の
それか、魔法
ノーミードに訊ねられたソニックは、顔を少し
「
「それでも魔法陣を
顔から笑みが消えたノーミードとは反対に、ソニックは自分の
「ラブブラッド……その名を聞けばわかるか、精霊?」
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