第六十七話 大地の精霊ノーミード
それは
いや、それよりも今は――。
「リムッ!? なにをしているのッ!? 今すぐやめてよッ!」
私は何かの
そこにいるのはたしかにリムだった。
ノースリーブ
それに、その手からは
しかも、それを
私がリムの姿を見て
そして、次の
まさかエンさんに
「リム
私がそう思っていると、
そして、リムを取り押さえようと
だけど――。
「ブリザードブレス……ライトニングボルト……」
リムが
取り押さえようと飛び掛かった武道家たちは、彼女に
私はさらにわけがわからなくなっていた。
だってリムは、一日に三回しか魔法を使えないはずなのに、どうして……?
まだ
でも、ソニックが魔力の
「ししし。ねえ、そこの
いや、とんがり
だって、こんな
「あなた……誰……? もしかして、リムになにかしたのッ!?」
私が
そして、被っていたとんがり帽子を取って、私に向かって
その
「ししし。これは
丁寧な動きなのだけれど、その
こいつ、今大地の精霊って言ったよね……?
それがどうして武道家の里にいるの?
「ししし。お姉さん知りたい? ねえ、知りたい? ねえねえ……ねえぇぇぇッ!」
笑っていたかと思うと、突然叫んだノーミードという精霊。
私はその叫び声を聞くと、
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