第10節 今生の別れ

―カーミラ視点―


 天高く舞い上がる黒煙に目を奪われていた。

 私はすぐに、何が起こっているのか理解できた。

 その時、隣りで呆然とその光景を眺めていたジークフリートが突然駆け出した。


「っ!? ジークフリート様、お待ち下さい!」


 しかし、私の声も聞こえていないかのようにすぐに姿が見えなくなった。

 私もすぐに追いかけようとしたところで、不意に後ろから声をかけられた。


「待ちねえ、お嬢ちゃん!」

「うるさい!」


 こんな大事な時に何なのだ!

 私は殺気を隠すことなく、後ろにいるカミイズミを睨みつけた。


「うお!? 何てえ、殺気だよ? おいらですら、震え上がっちまうぜ」

「……何の用だ? 大したことじゃなかったら、殺すぞ?」

「お、おお。まあちっと、落ち着いてくれや。……あの坊やと共に歩んでいく覚悟はあるのかね?」

「当たり前だ。それが私の望みで使命、存在意義だ」

「……そうか。あの坊やが道を踏み外したら「天」をも斬る怪物になるだろう。どんなに切れる刀も鞘に収めるもの。あの坊やが道を誤りそうになったら、収めてやってくれ」


 カミイズミは、私に頭を下げている。

 命をかけて対峙をしたのだから、何か感じるところがあったのだろう。

 さすがは『剣聖』といったところか。

 私は無言で頷き、ジークフリートを追いかけた。

 後ろで、カミイズミが精根尽き果てて、ドッと座りこんだが私は振り返りもしなかった。


 私がジークフリートを追いかけていると、様々なこの国の妖怪たちが地面に肉片になって転がっていた。

 

 これは、ジークフリート様が?

 私達を、いや、ジークフリート様を足止めする為だけにやって来た?

 明らかに異常だ。

 これだけの数となると、百鬼夜行?

 他国の『魔王』とはいえ、私にすらこんなことは知らされていない。

 一体、何が起こっている?

 

 ジークフリートに追いつくと、そこではある女と対峙していた。

 その相手は、顔が白く、金色の毛並をしており、九つの尻尾を持つ、『三妖』白面金毛九尾の狐だった。

 3千年以上にも渡り、東側諸国の時の権力者たちを誑かし、いくつもの国を滅ぼしてきた傾国の美女である。

 今は半獣半人の姿をしており、あの女狐は私に気づくと、愚かな男共を誑かす笑顔で話しかけてきた。


「あらぁン? 久しぶりねン、カミっち?」


 この神経を逆なでするような甘ったるい甘えた声、ぶりっ子な態度、相変わらず気に食わない女だ。

 私は黙ったまま、このクソビ○チを睨みつけた。


「……ジークフリート様、このクソババアは私が相手をします。先をお急ぎください」


 ジークフリートは私の言葉を聞くと頷き、そのまま炎の上がるホンオウ寺に向かっていき、取り囲んでいた大軍勢を蹴散らしながら、中へと飛び込んでいった。

 そして、残された私の前には、3千歳超えのクソババアがプルプルと震えていた。


「……だ、誰が、ババアだ、ああん!? 千年も生きてないジャリが調子に乗ってんじゃねえぞ、ゴルァ!」


 本性を現して、狐らしく目がつり上がり、意地の悪そうな顔になった。

 そして、私は勝ち誇って鼻で笑った。


「ふん! ババアのヒステリーはみっともないぞ? ま、この程度の挑発に乗るから、ジークフリート様の足止めにもならなかったようだな、タマモ?」

「はっ! し、しまった!?……ど、どうでもいいわン。わっちは、カミっちの新恋人を見れたからン」


 タマモは今更平静を装って、ぶりっ子に戻った。

 目の前には私しかいないのに、この根性だけは大したものよ。

 私はため息をつき、聞きたいことを聞いた。


「それで、なぜ貴様が百鬼夜行を率いてる? このやり方は、貴様の趣味ではないであろう?」

「うん、そうよン! なんかぁ、邪魔なやつがいるからぁ、足止めしてほしいってぇ、頼まれたのン。でもぉ、わっちってぇ、大獄っちみたいな脳筋じゃないしぃ、だからぁ、大天狗から百鬼夜行借りてきたのン」


 たったこれだけの事を聞くのに、ダラダラしゃべるからイライラする。

 なぜ、こんなあざといクソビ○チがモテるのか。

 だが、落ち着いて考えねば。

 私は、大きく息をついて、今知る情報を整理した。


 タマモにも依頼があった?

 おそらく、先程のサムライたちとは別勢力のはず。

 今目の前にいる軍勢は、桔梗紋の旗印、『修羅王』オダ・カズサの重臣コレトウだ。

 目の前だけ見れば、ただの謀反にしか見えない。

 しかし、それぞれの裏にいる者の思惑は違うはず。

 おそらく、狙いはたったの一つ、『修羅王』の首を確実に取ること。


 そうか。


 これだけバラバラな勢力に働きかけることが出来るのは、アイツラだけ。

 これで、全ての絵図が繋がった。


 私は、念の為に、タマモに質問をした。


「なあ、貴様は、今は『テンノー』を誑かしてるのだったか?」

「んン? そうよン。どうしたのン、カミっち? 顔怖いよン?」

「……別に?」

「まぁ、カミっちが何考えてるのかぁ、知らないけどぉ、わっちはこれでぇ、おさらばするわン」

「ふん? どこに?また『テンノー』のところか?」

「ううん。もう『テンノー』はぁ、飽きちゃったン。次はぁ、天下取る予定のぉ、お猿さんン! ちゃっちゃとぉ、次の体を貰いに行くわン。……ん? ちゃっちゃ? チャチャ。うん、いい響きン! 次の体はぁ、チャチャにしよぉ!」


 タマモは、笑いながら闇に消えていった。

 

 これで、確定だ。

 は、どす黒い怒りの炎が胸に渦巻いていた。


―ジークフリート視点―


 ホンオウ寺は紅蓮の炎に包まれ、何者も近寄れないほどになっていた。


 でも、僕は聖闘気を全開まで纏い、中へと突っ込んでいった。

 これぐらいの炎、本気の僕には大した事はない。

 カズサの寝処へと向かった。


「御屋形様!?」


 そこでは、カズサが真っ白い寝間着のまま静かに佇んでいた。

 そして、やって来た僕を見て、初めて優しく微笑んだ。

 その姿は苛烈を極めた『修羅王』ではなく、ただのオダ・カズサだった。


「ハッハッハ! よう来たな、ジンスケ! 待っておったぞ?」

「な、何を!? 早く脱出しましょう!」


 僕は必死にカズサを外に連れ出そうとしたが、カズサは首を小さく横にふるだけだった。

 これには、さすがのにぶい僕もどういうつもりなのか分かった。


「……どうして、ですか? そんなに、死にたいのですか?」

「ふ! 死にたいわけではない。だが、こうまで見事にやられたら、笑うしか無いではないか!」

「な、何をそんな!」

「ワシは、この49年間、思うままに生きてきた。恐れられ、憎まれ、殺し続け、それも、これで終わりだ」

「でも、僕は……」


 僕は何て言えばいいのか分からなくて、俯いて膝をついた。

 自分の気持ちも言葉にできない。

 なんで、僕は、剣のことしかわからないんだ?

 そんな自分が


「ハッハッハ! 情けない面をするでないわ! ワシは、うぬと過ごした日々は楽しかったぞ? 笑って見送れぃ!」


 カズサに言われ、僕は顔を上げた。


 この建物も、すでに焼け落ちかけている。

 でも、僕たちはその場で動かずに見つめ合った。

 僕は笑おうとしたが、顔がひきつるだけで出来なかった。

 カズサはそんな僕を見て、思い出したようにまた柔らかく笑った。


「うぬと初めて会った日を覚えておるか?」

「はい、もちろんです」


 僕はよく覚えている。

 その日は、訳も分からずに剣舞を舞った。


 あれから3ヶ月、僕は『修羅王』オダ・カズサの側に仕えた。

 知らないことばかりで戸惑うばかりだった。

 でも、僕は楽しかった。


 そうだ。

 僕は、この人と一緒にいて楽しかったんだ。

 誰からも恐れられて、誰にも愛されていないこの人と……


「うぬの舞は見事だった。ワシの心が明るく照らされたかのようだった。うぬといる時だけは、生まれて初めて心から笑えたぞ?……ワシも舞を返そうではないか」


 カズサは、懐から扇子を出して舞を始めた。


「人間50年……」


 人の世の50年という歳月は、下天、天上世界においては、一夜の夢のように儚いという意味の舞だった。


 もし、それが本当ならば、人というのは、なんという、どこまでも儚く切ない生き物なのだろうか。

 取るに足らないちっぽけな生き物だと感じるかもしれない。

 存在する意味など無いと思うかもしれない。


 でも、だからこそ、ほんの一瞬の幻の為に、一輪の「華」を咲かせるように本気で魂を燃やすのだろう。

 最期の舞を踊る眼の前の男は、誰よりもその一瞬の夢幻を駆け抜けた、一人の人だった。

 何者よりも力強く輝く、宝石のような魂の持ち主だった。

 燃え盛る炎の中、火の粉とともに優雅に舞い、そして、終わった。


「どうであった、ジンスケよ? ワシの最期の舞も見事であったろう?」


 カズサは静かに笑顔で僕に問いかけた。

 僕は一時も目を離すことなく、最後まで見届けた。


「はい、お見事でした」

「で、あるか」


 カズサはたったそれだけ言って座り、腹を切った。

 僕は介錯するためにそっと剣を構えた。


「……カーミラよ、ジンスケのこと、頼んだぞ?」


 カーミラもいつの間にか来ていた。

 そして、カズサの言葉に神妙に頷き、そっと目を閉じた。

 カズサも満足して、呟いた。


「いい夢を見れた」


 僕は、剣を振り下ろした。


「……行きましょう、ジークフリート様。ここももう崩れ去ります」


 カーミラは、何とも言えない沈痛な面持ちで僕を見ている。

 僕は、ただ頷いて、カズサの首と亡骸を抱えて飛び出した。


 その後は、よく覚えていない。


 僕はその足で、カズサの居城へと向かっていた。

 そこには、コレトウの別働隊が占領していたが、僕が蹴散らすと誰もいなくなった。

 そして、カズサの首と亡骸を下ろし、火を放った。

 これで、『修羅王』オダ・カズサはこの世から永遠に去った。


 僕は、その対岸の湖の畔で、高く舞い上がる炎を見つめていた。

 いつの間にか、周囲には雪が降り積もっていた。

 そして、粉雪が無常の風の中、優雅に舞い踊っている。

 僕は、そっと小さな結晶を手に取った。

 しかし、その瞬間、夢幻の人の世の如く、儚く消え去ってしまった。


「……諸行無常、か。」


 僕は、痛みも汚れも覆い隠してしまう白銀の世界に、ただ一人静かに佇んでいた。


―カーミラ視点―


 私は、何と不甲斐ない。

 愛しい我が君が哀しんでいるというのに、側で見ていることしか出来ないなんて。

 ギリッと拳を握りしめた。


「お、おい、カーミラ! 一体何が……」


 バタバタと耳障りな音がしたので、私がキッと睨んだ。

 その相手は、オリヴィエ・ド・シュヴァリエとヨハンだった。

 二人は、私達の雰囲気を見て、ハッとして口をつぐんだ。

 そして、私は二人の間をすり抜けるように歩いていった。


「ま、待て、どこへ……」

「ジークフリート様のことを頼む」


 私は、有無を言わさずにその場を去った。


―貿易都市サカイ、武器商人屋敷 神の視点―


 そこでは、昼間から大宴会が開かれていた。


「ワハハハ! ホンマにめでたいでんな! あの『修羅王』がくたばりよった!」

「ホンマでっせ! ワイらサカイ商人をナメたらあきまへんで!」

「良い商いがしたいのに、あの強引さで脅されたら、もうかりまへんで!」

「イッキュウはんも、ごっつい役立ちましたわ! 「侘」の真髄は、滅びの美しさでっか? ワイには、よう分からへんわ!」


 商人たちは下品に大笑いをしていた。

 その中には、ホンノウ寺の茶会に招かれていた顔もあった。

 そこで、襖が勢いよく開かれた。


「な、何者……ギャアアア!!?」

「ば、バケモ……グギャアアア!!?」


 『修羅王』が高転びした祝いの席は、一気に阿鼻驚嘆の地獄絵図に変わった。

 血しぶきが舞い、肉片が、臓物が撒き散らかされた。

 その場に動くのは、『魔王』カーミラ・バートリ、ただ一人だけだった。


 カーミラは、怒りが堪えきれないかのように『魔王』としての真の姿になっていた。

 漆黒の暗黒闘気、コウモリのような大きな翼、殺意に燃えたぎる真っ赤な瞳。

 そして、赤黒い湿った海の上を汚れることも意に返さず、無表情で歩き、一つの鏡の前に立った。


「貴様ら、に隠れて何を企んでおる?」


 最早口調までも変わり、いや、この姿こそがすべての人族が恐れる厄災なのだろう。

 この空間が闇に飲み込まれていきそうだ。


「い、いえ、滅相もございません、陛下」


 鏡に写るのは、『ザイオンの民』マイアー・ロチルドだった。

 その姿は、通信魔道具の鏡越しでも『魔王』の覇気に圧されそうに、冷や汗を流しながら跪いて震えている。


を謀ろうというのか? 鏡越しとはいえ、貴様如き縊ることなど、造作も無いことなのだぞ?」

「ひぃ!? そ、そのようなことは! わ、我らもあの御方のためを思えばこそ……」

「ふざけるな!!」


 カーミラが怒鳴ると、周囲の肉片は吹き飛ばされ、鏡の先のロチルドは気圧されて股を濡らした。


「分かっておるのか? 貴様らのしでかしたことで、あの御方は御心を害しておるのだぞ? 貴様らは400年前の契りを忘れたのか?」

「け、決してそのような事はございません! 我ら『ザイオンの民』も救世主メシアの再臨を待ち望んでおります!」


 ロチルドは震えながら頭を垂れ、息も荒くなっている。

 カーミラも怒りの矛を収め、踵を返した。


「……よいか。今度あの御方の御心を害したら、タダでは死なさんぞ?」


 カーミラは捨てゼリフを残し、去っていった。


「ウフフ。相変わらず、女王様は怖いわね?」


 カーミラが去っても震え続けていたロチルドをからかうかのように、『ザイオンの民』高級娼婦マルゴはクスクスと笑っている。

 そのマルゴをロチルドは、睨みつけてベッドに乱暴に押し倒した。


「きゃん!……そんなに怖かったのかしら?」

「ふん! お前は直接相対してないから分からんのだ!」


 ロチルドは怒鳴ると、恐怖で湿った衣服を脱ぎ出した。

 マルゴは挑発するように、そんなロチルドを見上げているだけだ。


「でも、女王様があれだけ怒ったのだから、大成功でしょ?」

「ああ。陛下は思い違いをしているのだ。救世主メシアを再臨させるなら、今のままではダメだ」

「そうね。今回のことで、あの御方にもが植えられたでしょうから、芽が出るのを待つだけね」


 ロチルドは何も答えず、脱ごうともしていないマルゴの衣服を手で引き破った。

 そして、『魔王』の恐怖を払いのけるかのように、肉欲に溺れた。


―ジークフリート視点―


 僕は、いつまでこうしていたのだろうか?

 昨日も今日も、幾日もずっとこうして湖の畔に座り続けていた。


「……ねえ、カーミラ。いるんでしょ?」

「ええ、もちろんです」


 僕が声をかけると、カーミラは静かに姿を現した。

 この日のカーミラは、ただ静かに僕の後ろに立っているようだ。

 でも、僕は振り返ることもしないで、そのまま湖の先に見える黒く焼け焦げた山頂を見ているだけだ。


「僕さ、やっと分かったんだ。なんで、あの人の側にいて、楽しかったんだろうって」


 僕は、言葉を区切った。

 カーミラは黙って、僕の足りない言葉を聞いていてくれた。


「僕は、あの人のことを父親のように思っていたんだ。だから、楽しかったのかなぁ? 僕はずっと、父親に捨てられたように育ったからさ、何も知らなかったよ。だからさ、僕ね……」

「もういいです、ジークフリート様」


 何がもういいのだろう?

 僕にはどういう意味なのか分からなかった。

 でも、カーミラの後ろから抱きついてきた腕に、滴が垂れるのを見てやっと分かった。


 そうか。

 僕は、ずっと泣いていたんだ。

 僕は小さく震えながら、カーミラの腕に縋り付いた。


「ねえ、カーミラは僕を置いていかないよね? 僕を一人にしないよね?」

「ええ、もちろんです。私は、何があろうともジークフリート様の側におります」


 カーミラの抱きつく力が強くなり、ぬくもりがより強く感じた。

 僕は全ての悲しみを出し尽くすように声を上げて泣いた。


 少し時間が過ぎ、僕は立ち上がった。


「もう、帰ろう」


 僕が声をかけるとカーミラは何も言わずに一緒に歩いた。

 そして、城下町の聖教会へと帰っていった。


 僕たちが聖教会に戻ると、オリヴィエもヨハンもルイスまでも出迎えてくれた。

 ガルーダのブリュンヒルデもすっかり羽が生え揃ってきた。

 そのブリュンヒルデの頭を撫でていると、少し笑顔が戻った気がする。


「みんな、総本山に帰るよ」


 僕がそう宣言するとみんな何も言わずに頷いた。

 ルイスは少し寂しそうだったけど、納得してくれた。

 ルイスは、誰が次の王になるかはまだわからないけど、残って布教活動を続けていくそうだ。

 僕は応援すると言って、ルイスと握手をした。


 カーミラともここで一旦別れる。

 暗黒大陸の『魔王城』でやることがあるそうだ。

 何をするのかは分からないけど、次の任務で遠征をすれば、またひょっこり顔を出すはずだ。

 いや、間違いなくまた会えると確信している。


 僕は今では、聖教会で断罪される異端者になってしまっている。

 でも、そんな事は関係ないぐらい、僕たちの間には確かな絆が芽生えていると思う。

 それが何なのか、今の僕ではまだ良くわからない。

 僕が人として成長すれば、きっと分かるかもしれない。

 僕たちはまた会う約束をして、聖教会総本山へと戻っていった。


ジークフリート編 第3章 完

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