俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク7+なろう18合計25万PV】道具屋さんのほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語

作者 ぺんぺん草のすけ

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★★★ Excellent!!!

【物語は】
コメディ調の明るい日常から始まっていく。
女神様なのに何故か、記憶を失い役に立たない少女と貧乏な主人公。なぜこんなに貧乏なのか。どんな経緯があって主人公が女神と暮らしているのか。疑問を抱きつつ読み進めていくと、明るい雰囲気は一変し、主人公の回想から過去の出来事へと移る。
緊迫した空気の中、主人公の過去は明かされていく。それは、魔人によって父を殺されるという壮絶な過去であった。

【世界観・舞台・物語の魅力】
意味深な言葉でくくられる過去。そこから一転し、場面は現在と戻ってくる。どうやら、女神の方が主人公に想いを寄せているようだが、当の本人は全く気づかない様子。どうやら胸と道具作りにしか興味がない様子。

このあと、詳しい道具作りの話から魔人と魔物の話へと入っていく。この魔人と魔物がどんな存在であるのか、なぜ存在するのか、どんな生体なのかについて。まずバランスがとても良い。人間は彼らよりも弱い存在であるが、彼らもまたただ強いわけではなく欠点もあるのだ。

その後、戦いのシステムや身分などについても明かされる。身分制度の中には、奴隷という身分も存在する。この中で一番驚いた点。奴隷に関しては、一般的なイメージとは異なるのだ。
そしてこの物語のオリジナル要素でもある、特殊なシステム”休息奴隷”というものが、この作品に独創性を齎している。(詳しくは作中にて)
これは、新しい可能性と予測不能な展開を期待させるのだ。現に主人公を養ってくれているのは、この特殊システムの”休息奴隷”という立場の者。それに対し主人公は”一般国民”。身分逆転といっても過言でない制度のようである。

【登場人物の魅力】
主人公は明るく振舞っているが、心に傷を残しているように感じた。まだ幼かっただろう頃に、父が目の前で殺される姿を目撃したのだ。しかも母は自分を必死に守ろうとしていた。その事件について”… 続きを読む