1月22日・25日・26日

 職場の売店に入り、朝食を買った。空いている卓席に陣取り、チョコシュークリームを食べた。ラジオの情報番組を聴きながら、コーヒーを飲んだ。話題は「雪不足がスキー場に与える様々な影響について」であった。電源を切り、ハルキ文庫を開いた。12番目の話「神津恭介敗るるか」の続きを読んだ。


 食堂に滑り込み、Aランチを買った。今日のAは豚料理。小鉢は再生惣菜。カウンター席の隅に座り、食事を始めた。オカズの消滅が、予想よりも早かった。残った飯に味噌汁をぶっかけ、ザバザバと流し込んだ。茶碗一杯分の冷水を飲んでから、トレイを返却棚におさめた。食堂を離れ、階段を登った。休憩場所の長椅子に座り、敗るるかを読み終えた。その後、約15分まどろむ。


 発車と同時に、13番目の話「われは故山に帰りたし」を読み始めた。地元駅下車。外に出ると、冷気が増した。しかし、耐えられないほどではない。草小説の案を練りながら、歩行を続けた。家に戻り、ラジオから流れてくる深刻な話題を聴きながら、腕立て伏せをやった。風呂場に行き、熱めのシャワーを浴びた。酒飯の後に、津川雅彦主演の『濹東綺譚』を観るつもりである。


♞今宵の酒はブラックニッカの水割り。酒肴はおでん四種。飯は天ぷら弁当。


 朝8時起床。洗顔後、家を出た。一週間分の衣類を担いで、近所のコインランドリーへ向った。頭上に冬の曇天が広がっていた。

 到着後、空いているマシンに担いできたものを放り込んだ。持参した粉末洗剤(袋入り)の封を切り、それらの上に撒いた。扉を閉め、指定の金額を投入した。洗い方を選んでから、始動ボタンを押した。所要時間は約30分。


 露台の物干し竿に脱水ものを吊るした。台所に行き、電気ケトルにミネラル水を足した。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。井村屋のどら焼きを齧りながら、熱いやつを飲んだ。

 居室に行き、愛機を起動させた。メクるを呼び出し、頂戴したメッセージに返信を送った。休憩後、草小説の続きを書いた。投稿後、シャットダウン。玄関のカギをかけてから、自室を離れた。


 近所のスーパーに行き、惣菜売場と弁当売場を物色した。欲しいと思う商品はひとつもなかった。スーパーを出て、公園近傍の弁当屋に向かった。家に戻り、ラジオの相撲中継を聴きながら、腕立て伏せをやった。横綱不在の初場所だが、館内大盛況である。風呂場に行き、湯舟を洗った。

 入浴後、愛機を動かした。メクるとセルバンテスを呼び出し、転載作業を始めた。草小説1枚と雑記6枚、計7枚を転載した。酒飯の後に、合作アニメーション『レッドタートル』を観るつもりである。副題は『ある島の物語』。


♞今宵の酒はブラックニッカの水割り。酒肴は煮卵と豆腐。飯は幕の内弁当。


 枕時計が「朝の8時」を示していた。洗面所に行き、顔を洗った。台所のミネラル水に、電気ケトルを足した。いや、違う。ケトルに水を足した。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。モンテール社の「チョコシュークリーム(チョコソース入り)」を食べながら、熱いやつを飲んだ。


 居室に二杯目を運んだ。愛機起動。メクるとセルバンテスを呼び出し、ブログ(身辺雑記)の転載を始めた。過去(一年前)の文章を読んでいると、その日の情景が脳内に浮かんでくる。シンカワさんのコメントも抜群に面白く、知友Kさんにも好評だった。俺のメクる活動が最も充実していた時期と云える。


 シャットダウン確認後、身支度を整えた。最後のカギをかけてから、自室を離れた。地元の商店街に足を進め、郵便局の前に設置されているポストに、寒中見舞いのカードを投函した。惣菜屋に行き、惣菜二品を買った。道中、百円ショップに寄り、日用品を買った。家に戻り、荷物をおろした。


 貸し円盤(DVD)屋に行き、借りていた円盤を返した。取り寄せの手続きをしようと思ったら、検索機の前に小行列ができていた。結構なことである。繁盛してくれないと、俺が困るのだ。今週観るものを借りてから、店を出た。


 家に戻り、テープに録音した『山カフェ』を聴きながら、腕立て伏せをやった。風呂場に行き、熱めのシャワーを浴びた。頭を洗ってから、三日分の髭を剃った。居室に行き、転載作業を再開した。

 酒飯の後に千葉ちゃん主演の『激突!殺人拳』を観るつもりである。若い時分に都内の名画座で観た可能性があるが、現時点では記憶がない。


♞今宵の酒は缶入りトリハイ。酒肴はイカの空揚げとキハダマグロの刺身。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る