TIME LIMIT タイムリミット

私は今日もいつものように陽葵の病室に行った。



陽葵に学校のプリントや授業をまとめたノートを渡した。



その後、私達は話をした。



学校での話、陽葵が明後日だけ外出が出来ること、外出したらやりたいことなど


を話した。


学校の話を聞いている時の陽葵は笑顔だったけど、どこか切なかった。


明後日やりたいことを話している時の陽葵はすごくウキウキしていて、


早く明後日にならないかなと楽しそうに話していた。


私は陽葵の笑顔を見て安心した。


やらないといけないことがあったので、「やらないといけないことあるからもう


家帰るね!また明日くるね!」と言った。


陽葵は「うん!また明日ね!待ってるよ〜!!」といつも通り笑顔で言った。


私は「うん!また明日ね!」と言い、陽葵の病室を出た。

























その笑顔が偽りの笑顔だとなぜ気づけなかったんだろう。


今更後悔しても遅いのに____。

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