おまけ 第一章終了時点での莨谷颯太のステータス
【ステータス数値基準】
E→劣っている D→一般的水準 C→平均よりは上 B→際立って優れている A→人間としてトップ S→人間には不可能
+→特定条件下のみ強化
-→特定条件下のみ弱体化
【ステータス】
STR(腕力):D(成人男子として一般的な水準)
CON(身体的強度):E→C(スキルにより補正、二十四時間戦えます)
POW(精神的強度):D(成人男子として一般的な水準)
DEX(器用・敏捷):E+(実験とチョークなどを使った筆記のみ素早い)
APP(魅力):C+(童顔でさしてイケメンという訳でもないのだが、一部に熱狂的なファンを生み出してしまう)
INT(発想力):C-(独創的なアイディアを生み出す場合のみ、マイナス補正がかかる)
EDU(勉強量・知識):B+(スキルにより補正、化学・物理・生物などに関しては大幅に判定が有利になる)
【保有スキル】
・耐毒S→放毒S
女神プレゼンツの人体に害となる化学物質を吸収・保管・散布する力。この能力一つでどんな人間よりも毒物の扱いは得意になっている。
行使の度に成長を続けており、現在はその気になれば酸素さえ毒として扱える他、手のひらの中で吸収した毒同士を混ぜ合わせて放つこともできるが、基本的に薬品調合にしか使わない。そもそも指揮官が前線に立つ事態が起きている時点で駄目、と莨谷先生は言っていた。まあそれはそれとしてピンチになる。
・教唆B+→扇動B+
こちらのスキルが先生の本領。修羅場をくぐり抜けたことで、人を誘導する能力だけでなく群衆を奮い立たせる能力を兼ね備えつつある。ハーレムの構築にも有効だが、あくまで技術による結果なので、一歩間違うと刺されるタイプのハーレムになる。人間心理を推察するための判定にもプラスの補正をかける。
・教示B
知識や技術などを効率よく伝達する能力。教示のスキルそのものを伝達することも可能。莨谷一族は先祖代々これを伝えていた。
良くも悪くも完成してしまっており、そこまで伸びしろは無いが、それであっても教師としては卓越している。なお、教師としての業務にはそんなに役に立たなかった。しかし、生徒が喜んでくれるし成績もでるというやり甲斐を得たことで、不承不承教師を始めた筈の生前の莨谷颯太が、なんだかんだ仕事に対してやる気を出すようになっていたとか。
・耐病EX→頑強D
女神プレゼンツ健康増進ナノマシン。メディカルなタイプの奴であり、人体の代謝や免疫機能を増進させるほか、概念的な防御を施して病による死を拒絶する効果がある。おまけで三日ぐらいなら二十四時間戦えるバリバリ最強企業戦士ボディーを手に入れた。このスキルが消失すると莨谷颯太は即死する。
・科学全般B
教授を殴らなければ博士課程を無事卒業していただけあり、そこそこに詳しい。専門分野は細胞に対する化学物質の毒性やら遺伝子変異やらについての研究。女神によってインストールされた異世界の地理や物理法則についての知識も相まって強化されている。組み合わせた判定の達成値を上昇する。
・変革の旗手D++
世界を革命する力。支配下に居るユニットの与えるダメージを増加し、受けるダメージを低下させる。人格者ではないが、その存在が人々に新しい世界の在り方を幻視させる。対人交渉の判定に補正を得る。特に反社会的活動を行う際にBランク相当まで効果値が上昇する。
【総評】
本来ならば前に出ないで後ろに控えるタイプの性能だが、本人の激しやすい性格や戦闘勘と相まって、直接的な戦闘でもかなり戦える。問題として、転生した異世界が既に滅びかけている難しい状況の中で、肩を並べて戦える味方は居ない為、とにかく人手不足が苦しいことが挙げられる。そこでアライメントを悪寄りに固定するという制約をかけることでスキルの性能を引き上げ、経験の少なさを補うデータ設定。最高効率のムーブの為に、アライメントが悪に偏る行動が多くなってしまうことから、保有スキルに悪寄りのアライメントに偏る制約をかけることで、デメリットを踏み倒している。
繰り返すが、戦場に出る暇があったら内政に励んだ方が強い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます