2021ー7/3~ 週刊カクヨム No.57 (週刊カクヨム企画+ゲスト・連載作品)

(編集後記は前でやろうという試みしていましたが、一目見た時に今週のお品書きが出ないことが多かったので後ろに戻しました)


今週のお品書き


1 週刊カクヨム企画「長いタイトルだけどこれがいい」作品募集

2 お知らせ

3 ゲスト・連載作品



1 週刊カクヨム企画「長いタイトルだけどこれがいい」


今週は最近になって勢いを増しているような気がする、長いタイトルを持つ作品を募集。その中で企画主的に気になった作品をピックアップしました!


<【emergence】魔法使いは、喋る伝説の聖剣を拾って旅に出る……魔術書も買わずに。≪改稿版≫> 作者様 桜良 壽ノ丞

「もしも魔術書を買う金のない貧乏魔法使いが、喋る伝説の聖剣を拾ったら。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452218558106783


 モンスター討伐の冒険者「バスター」を目指す魔法少年シークは、ある日森で立派な剣を見つけた。けれど、魔法使いになるのに剣はちょっと……と元の場所に置いて帰ろうとしたら。

「よし、見なかった事にしよう。俺にはどうしようもない」

「はい!? ちょっと、ちょっと、まさか置いていくつもりかい?」

 えっ? 今、剣が喋った!?

 しかも元の持ち主は300年前の伝説の勇者だったと言いだして……!?

 ああでもない、こうでもないとおだやかな掛け合いを見せつつ、

 拾ってしまったがために聖剣バルドルに言われるがまま剣術で戦うシーク。

 色んな人と出会い、色んな場所を巡り、冒険の中でモンスターとの死闘を繰り広げる。

 聖剣を剣術の師として、相棒として、友として成長していく魔法使い。

 他人よりお人好し過ぎるだけだった純朴田舎少年シークは、

 いつしか仲間と共に英雄と呼ばれるようになっていた……。


 この物語は魔法を使いたい魔法使いと、剣術で戦わせたい喋る伝説の聖剣が共に旅をする、相棒との友情、主従、信頼関係で築き上げていく王道冒険ファンタジー!




<気になるあの子はヤンキー(♂)だが、女装するとめっちゃタイプでグイグイくる!!!> 作者様 味噌村 幸太郎

「可愛ければなんでもいい☆ 男の娘でも!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934025983


万年童貞の新宮 琢人(しんぐう たくと)はひょんなことから、通信制の高校に入学。

入学式で出会ったのは琢人のどストライクゾーン、貧乳、金髪、緑の瞳、色白、ハーフの美少女……ではなく、ただのヤンキーの男の子。

古賀(こが)ミハイル

ミハイルを見つめていたことで、「ガン飛ばした」と因縁をつけられて、彼女いや彼から「なぜだ?」との問いに、琢人は純粋に答えた。


「かわいいとおもったから」


その一言で、琢人とミハイルとの歪んだ出会いがはじまり、琢人との思惑とは裏腹にミハイルからのアプローチがすごい!

しかも、女装すると琢人のめっちゃタイプな女の子に大変身!

口調まで琢人好みに変えてくれるという神対応!

でも、男装?時は塩対応……。

あ~だから男の娘だとわかっていても、可愛ければいい!

禁断ラブコメディー、ここに開幕!




2 お知らせ「コンテスト参加者募集中!」


毎週月曜日と火曜日に以下のコンテスト作品を募集しています。

ぜひご参加ください。


週刊カクヨムコンテスト第4弾!

7500文字~22500文字以内の『完結』作品を募集!

・フィクション部門(現代・異世界ファンタジー・SF)

・恋愛部門(恋愛・ラブコメ)

・現代ドラマ部門

・ノンフィクション部門(歴史・随筆・エッセイ)


ただし、そのエピソードに関連した『名言』が生まれている作品。(ここで言う『名言』とは、その作品で絶対使いたかった台詞や、決め台詞など、その作品を語るのに不可欠なファクターとなっているものを指す。地の文でもOK)


そして作中の何が名言か、そこにかけた思いについて語るあとがきがある作品。(これを含めて22500文字まで)


募集予定 

1期 6月21日から2日 2期 6月28日から2日 3期 7月4日から2日 

4期 7月11~20日。

(その他の日にちは企画作品の募集を行います)


参加表明は必要なし。

◎『台詞についてのあとがき』までを含めた短編作品を書いて応募ください。


副賞は規約上できませんが、いくつかの賞を用意して、受賞者には戸崎享の感想と選評を書きます。発表は7月26日の週刊カクヨムで行う予定です。


賞の種類(シークレット賞を除く)

1 名言とお話のマッチが最高で賞

今回の募集条件を満たし、作品とテーマにした名言・名台詞がその話自体と高度に調和がとれていると判断できる作品に、賞賛を込めて贈ります

2 名言格好いいで賞

テーマにした名言・名台詞が企画主に特に響いた数作品へ、感謝を込めて贈ります。

3 部門賞

それぞれのジャンルで企画主的に特に面白かった作品へ、尊敬を込めて贈る賞

・現代ファンタジー、異世界ファンタジー、SFから1作品以下

・恋愛、ラブコメから1作品以下

・現代ドラマから1作品以下

・評論・エッセイ・ノンフィクションから1作品以下


募集期間はどこでもOK。ぜひ参加をご検討ください。





3 連載作品



<化け物バックパッカーは川を下らない。> 作者様 オロボ46

「川はただひたすら同じ方向に流れていく。線路の上でさえ進む方向は自由だが」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221068921390


「あたし、バイトですけどラフティングのガイドをしているんですよ」


 森の中の川沿いで、女性はその場にいたふたりのバックパッカーに声をかけた。ラフティングの参加者のうち、ふたりが来ていなかったのだ。

 女性に頼まれて、そのふたりの代わりに参加することになったバックパッカーたち。

 そのうちのひとりは、姿を隠すように黒いローブを着込んでいた。

 その目線らしきものは他の参加者に向けられた。

 半分は期待で、もう半分はローブの下を知られる可能性による不安で。




2話完結の短編です。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<訳あって異世界で宝飾師に弟子入りすることになりました> 作者様 蜜蜂☆

「ふて寝から目覚めたら異世界。魔力ゼロだけど、のんびりまったり働きます」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219812206144


 異世界でゼロから始めるほのぼのお仕事物語。

 仕事にも人生にも疲れたホタルが迷い込んだのは、全てのアクセサリーが宝飾師という能力者によって生み出される世界。

 宝飾師に弟子入りしたものの、異世界モノにお約束の特殊能力が何もないどころか、魔力ゼロのポンコツ状態のホタル。しかし、ある日、店に持ち込まれた壊れたネックレスをきっかけに、ホタルはこの世界にアクセサリーを直すという概念がないことを知る。

 元の世界の知識を使いアクセサリーの修理に成功したホタルは、異世界で修理屋を始めることにする。

「あなたの大切なアクセサリー、私が直してみせましょう!」


※魔法と剣と精霊の世界ですが、モンスターやバトルはありません。基本ほのぼの、スローライフなお仕事物語です。




<正しい不思議の遣い方> 作者様 蛇足 しろ

「幸せになるのが下手な魔王と何も信じられない少女のいつか終わるための物語」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934432209


 終わった世界で、終われないものと、終わらないものと。命が紡ぐ。いつか終わりゆく物語。

 幸せになるのが下手な、魔王の物語。




<トリムルティ~まほろばの秋津島に まろうどの神々はよみがえる~第二部 日沈む国から来たる彗星は光輪を蝕む> 作者様 清見こうじ

「再び訪れる神々の争い……愛と怨恨があざなう悲劇の連鎖を断ち切れ!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219215421119


 陰惨な流血事件から四ケ月、高天俊(たかま・しゅん)は、思いが通じ合った恋人の遠野美矢(とおの・みや)と平穏な日常を取り戻し、スクールライフを満喫していた。一方、瀕死の受傷から回復した三上加奈(みかみ・かな)は、恋人、井川英人(いがわ・えいと)の大学復学を祝い、誘われてキャンパス見学に訪れる。そこで出会ったイギリスからの留学生、晃=ケネス・香月(あきら=ケネス・かづき)に熱烈なアプローチを受け、拒絶しながらも戸惑いを感じる。

 進路選択の時期を迎え、それぞれが自分の将来について考え始める中、遠野和矢(とおの・かずや)もまた、日本を離れる決断に迫られるが……。


第一部から読むとより楽しめるそうです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054997257970




<ただただあいせる ーEasy Love, Eazy No-> 作者様 唐紅

「「友達以上恋人円満っ!」」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413930990657


愛と友情は紙一重。






<ブラッド・ロワイヤル> 作者様 夏沢とも

「教室で、僕の隣席の気になるあの子は吸血鬼でした。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220257979626


 吸血鬼×眷属!現代で、吸血鬼同士の王位をかけた争いが始まる!!

 高校2年生の僕が、一人の吸血鬼の少女との眷属して、王位継承権の争いに巻き込み、巻き込まれていく。

「《開戦》」

 吸血鬼同士のその声を合図に、戦闘は始まる。眷属は、吸血鬼の武器と化して火花をちらしていた。

 吸血鬼達の願いはただ一つ。王になること。





<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ

「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760


第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。

そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です



<未来エレベーター> 作者様 美羽

「エレベーターの26階の正体は……?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054935840935


高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。

倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……?

更に26階の先には衝撃的な事実が2人を待っていた……!




<Against 〈human〉:『想像/創造』世界の神を墜とす恋色の蝶> 作者 戸﨑享

「神人が支配する絶望の幻想世界。だからこそ、彼女の微かな希望は光り輝く。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705


 想像したものが現実となる。その力の源である万能粒子を人々は『テイル』と呼んだ。――人々はそれを力として使い戦争を起こすに至ってしまった。

 人々は地獄と化した世界を救う救世主を求め創造した。人間と同じ見た目でありながら、頭脳、身体能力、万能粒子への適合度が高い〈現神人あらがみひと〉、通称〈人〉。強大な力で戦争の世界から人間を救ったが、上位存在の知性体として人間を支配、管理するようになった。

 日ノ本も戦乱の世。12の〈人〉の一族が島国を十二分し、思想の違いから争いあっていた。


 この物語は、1人の少女の恋と旅立ち、絶望と時代の終わりまでの戦いを書く。




<俺のオヤジはクズでした> 作者様 有城佳音

「人生丸ごと嘘だった『地獄に堕ちたオヤジ』を、俺は、捨てることにした。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220457744071


「あんた、いったい、誰やねん……」

オヤジの葬儀で何が言いたかったのか、ようやくわかった。


 俺のオヤジの人生は、嘘まみれだった。無限の隠し子を持ち、あちこちで人格の違う人生を送り、オヤジの嘘を辿っていくと、俺が生まれる前まで遡った…。

 俺よりひとつ年上の義姉、俺と同学年の義妹! 晩年作った年の離れた義兄妹……。しかし、殆どの子供の認知から逃げ、最後は坊さんまで騙して、極楽に行こうとする。

 俺はオヤジの嘘から生まれ、俺と母はその嘘を土台として生き考え、母は何も知らずに「三人家族」と思ったまま死んでいった。しかし、それで母の人生が嘘になるわけではない。貰われっ子だった母がずっと追い求めて来た家族を、もう一度人生を辿り直し、嘘を土台にした物語ではなく、正確に近いオヤジ抜きの家族の物語を書かなければならない。

 母のために。俺のために。幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、現代の病巣である人間と家族の重いテーマを、軽やかに描く。



(企画主より今週の一言)


私の近況としては、作家としての活動をする日を絞ろうと思いまして。金曜日と日曜日に執筆を行い、月曜日から水曜日にそれを投稿して、広告活動したり、とメリハリをつけようかなと思ってます。


週刊カクヨムは続けていく予定ですが、ちょっと新しい試みをしたいなと思っておりまして、時間を捻出しなければと思っている次第です。

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