2021ー6/26~ 週刊カクヨム No.56 (週刊カクヨム企画+ゲスト・連載)
(今週の一言)
最近は筆(パソコンカチカチ)がだいぶ乗ってきて、リハビリも順調。このまま1日5000文字(修正前)くらいはできるまで改善したいですね。しかし、ネタ作りのスピードががが。遥か未来になりそうです、この理想的ムーブは。
ところで、一言で終わってませんが、コンテストの作品募集が始まってます。皆様の参加をお待ちしております。
今週のお品書き
1 週刊カクヨム企画「SF作品募集」
2 お知らせ
3 ゲスト・連載作品
1 週刊カクヨム企画「SF作品募集」
今週はSF作品を募集。その中で気になる作品をピックアップしました!
<セレモニー> 作者様 鳥羽フシミ
「近未来の葬儀屋に務めるある青年の話。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221162071709
バックアップや再起動。部品を替えるだけで永遠の命が与えられるはずのAI。
しかし、世の中にはそのAIの葬式を依頼する人間が後を絶たない。大手の葬儀屋でAIの葬儀を担当することになった男はいつしか奇妙な感覚に囚われるようになる。
<Last order 公安零課> 作者様 夕凪あすか
「世界の裏で暗躍する日本の秘密組織「公安零課」。近未来サスペンスSF」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054935089920
2024年、日本は生物兵器「ミスト」を国内に散布し、首相及び大臣らの暗殺を図ろうとした同時多発テロ事件を受け、公安警察の強化を行った。内閣府に設立された〈国家特別公安局〉は日本の防諜・諜報機関としての役目も担う組織であるが、その中に存在しないはずの課「零課」が存在し、彼らは日本を陰から支えていた。
2050年現在。零課を率いる隊長〈伊波零〉は中華人民連合国の特務機関「第505機関」と繋がりを持っていた国防軍少将を暗殺することに成功した。そして、国内に残る第505機関のスパイを排除するために零課が動き出す。しかし、目標としていたスパイは正体不明の武装グループに暗殺されてしまい、零課は世界を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていくことになる。
<Reincarnatio――滅ぶ世界に詠唱≪アリア≫を> 作者様 彼冬岸さんま
「これは、天使と人の紡ぎ上げる、再誕の為の物語――」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220494539478
時は2045年。
一人の科学者によって世界にシンギュラリティが訪れた。
全ては0と1で証明され、それによって空想性の無価値も証明された。
人が生み出す空想によって生かされていた存在は、人の科学絶対主義を恐れ、嘆き、そして怨む。
そして空想の存在たちが手を取り、人を滅ぼし己らが世界を齎さんと刃を向けた。
血で血を洗うその戦争、その反動を受け世界は終わりを迎える。
生命が全て消え去ったその星には、何も残っていなかった。
――それが、この時間軸の正史。
それを歪める者がいた。
二度とこの過ちを犯させぬようにと、他の時間軸へ手を伸ばし、救いとなろうとする天使がいた。
その手を掴もうと、空想を知り懸け橋となろうとする人間がいた。
「どうか、聞いて。
世界はどうしようもなく愚かです。
その中でも花は咲きます。
そんな人間たちを、私は愛していますから――。」
「――信じられなかった。
科学しか存在しない世界に、科学以外の存在が干渉してきたなんて。
それでも、認識できた、干渉できた、こうして話もできた。
その事実が存在する限り、私は空想の存在を信じるから。」
世界を救う為の歌が、人と空想を繋ぐ声が今、紡がれる――。
2 お知らせ
毎週月曜日と火曜日に以下のコンテスト作品を募集しています。
ぜひご参加ください。
週刊カクヨムコンテスト第4弾!
7500文字~22500文字以内の『完結』作品を募集!
・フィクション部門(現代・異世界ファンタジー・SF)
・恋愛部門(恋愛・ラブコメ)
・現代ドラマ部門
・ノンフィクション部門(歴史・随筆・エッセイ)
ただし、そのエピソードに関連した『名言』が生まれている作品。(ここで言う『名言』とは、その作品で絶対使いたかった台詞や、決め台詞など、その作品を語るのに不可欠なファクターとなっているものを指す。地の文でもOK)
そして作中の何が名言か、そこにかけた思いについて語るあとがきがある作品。(これを含めて22500文字まで)
募集予定
1期 6月21日から2日 2期 6月28日から2日 3期 7月4日から2日
4期 7月11~20日。
(その他の日にちは企画作品の募集を行います)
参加表明は必要なし。
◎『台詞についてのあとがき』までを含めた短編作品を書いて応募ください。
副賞は規約上できませんが、いくつかの賞を用意して、受賞者には戸崎享の感想と選評を書きます。発表は7月26日の週刊カクヨムで行う予定です。
賞の種類(シークレット賞を除く)
1 名言とお話のマッチが最高で賞
今回の募集条件を満たし、作品とテーマにした名言・名台詞がその話自体と高度に調和がとれていると判断できる作品に、賞賛を込めて贈ります
2 名言格好いいで賞
テーマにした名言・名台詞が企画主に特に響いた数作品へ、感謝を込めて贈ります。
3 部門賞
それぞれのジャンルで企画主的に特に面白かった作品へ、尊敬を込めて贈る賞
・現代ファンタジー、異世界ファンタジー、SFから1作品以下
・恋愛、ラブコメから1作品以下
・現代ドラマから1作品以下
・評論・エッセイ・ノンフィクションから1作品以下
募集期間はどこでもOK。ぜひ参加をご検討ください。
3 ゲスト・連載作品
今週も連載作品、もしくはゲスト作品をご紹介。
ゲスト<ベリアルさんの偉大なる悪魔料理> 作者様 軍艦あびす
「【堂々完結】最強の悪魔よ、正義を喰らい尽くせ——」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220631559535
人間と悪魔が共存する世界にて。悪魔を取り締まる組織『DR』の乃鳥支部3課に所属する宮沖トウヤは、力を失った悪魔ベリアルと出会う。ベリアルはトウヤに対し「オレ様を食べろ」と要求して……。そんな裏では、世間を騒がせる悪魔と人間の対立に一石を投じる大事件が巻き起こる。
ゲスト<ダークコロナから世界を救え!!KSBvsブラウン帝国> 作者様 SYストーリー
「国際秘密捜査部隊はダークコロナから世界を救うことができるのか?!」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219255268199
ある日突然、ニッポンにダークコロナがニッポンを襲う。
キング国王は国際秘密捜査部隊(KSB)にワクチンを開発させる。ワクチン開発中もダークコロナは、どんどん増えていく。ダークコロナワクチンがなかなか開発できないニッポンは、ブラウン帝国と共同開発することになった。
ブラウン帝国は、世界中のために世界貢献をしている人々から信頼される国。だが、共同開発していくうちに、ブラウン帝国の秘密を知ることになる。そんなブラウン帝国と手を組んでいる人物がいた。
ダークコロナとは・・・?ワクチンの効果は・・・?ブラウン帝国と手を組んでいる人物とは・・・?ブラウン帝国の真の目的とは・・・?
大和タケル隊長が率いるKSBはダークコロナから世界を救うことができるのか?!
<ブラッド・ロワイヤル> 作者様 夏沢とも
「教室で、僕の隣席の気になるあの子は吸血鬼でした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220257979626
吸血鬼×眷属!現代で、吸血鬼同士の王位をかけた争いが始まる!!
高校2年生の僕が、一人の吸血鬼の少女との眷属して、王位継承権の争いに巻き込み、巻き込まれていく。
「《開戦》」
吸血鬼同士のその声を合図に、戦闘は始まる。眷属は、吸血鬼の武器と化して火花をちらしていた。
吸血鬼達の願いはただ一つ。王になること。
<小国の王太子、美人だが有能ゆえ男に嫌われる選帝公ご令嬢と結婚する。> 作者様 モモ
「婚約破棄された優秀な大貴族令嬢が小国の王太子に嫁ぐお話」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055579456760
第2王子アルベルトは本の虫を目指し、王立図書館の司書を狙っていたが兄が死亡し、王太子に任じられてしまった。しかも、王も病で倒れてしまった上に美人だが男に嫌われている選帝公のご令嬢が嫁いでくる事に。
そんな不本意ながらも王太子となった彼が幼馴染みの従者と嫁とともに王国を躍進させ……られれば良いなと言うお話です
<未来エレベーター> 作者様 美羽
「エレベーターの26階の正体は……?」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054935840935
高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。
倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……?
更に26階の先には衝撃的な事実が2人を待っていた……!
<Against 〈human〉:『想像/創造』世界の神を墜とす恋色の蝶> 作者 戸﨑享
「日ノ本は”13”の神が支配する地獄。傭兵の少女は多くの『最後』を見る。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705
「人々の想像で〈人〉が生まれ地獄ができた。貴女はこのままでは終わる救世を拒むの?」
想像したものが現実となる。その力の源である万能粒子を人々は『テイル』と呼んだ。――人々はそれを力として使い戦争を起こすに至ってしまった。
人々は地獄と化した世界を救う救世主を求め創造した。人間と同じ見た目でありながら、頭脳、身体能力、万能粒子への適合度が高い〈
日ノ本も戦乱の世。12の〈人〉の一族が島国を十二分し、思想の違いから争いあっていた。
この物語は、1人の少女の恋と旅立ち、絶望と時代の終わりまでの戦いを書く。
<化け物ぬいぐるみ店の店主、モニター動物園に行く。> 作者様 オロボ46
「動物園は各地から動物が集められている。集める手間は本当に必要だろうか?」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221068921390
「全世界の動物が1カ所で見ることのできる動物園か……」
「……ここまで来たら、実際にこの目で見るしかないわね」
ぬいぐるみ職人の異形の青年の元に、動物園の案内のチラシが届いた。
異形の部位を隠し、妹とともに青年が向かった先は、掘っ立て小屋。
動物園とはほど遠いその掘っ立て小屋の中で、青年は中にいた男性に入場料を払い、動物園の正体をこの目で見ることになるが……
2話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
<訳あって異世界で宝飾師に弟子入りすることになりました> 作者様 蜜蜂☆
「ふて寝から目覚めたら異世界。魔力ゼロだけど、のんびりまったり働きます」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219812206144
異世界でゼロから始めるほのぼのお仕事物語。
仕事にも人生にも疲れたホタルが迷い込んだのは、全てのアクセサリーが宝飾師という能力者によって生み出される世界。
宝飾師に弟子入りしたものの、異世界モノにお約束の特殊能力が何もないどころか、魔力ゼロのポンコツ状態のホタル。しかし、ある日、店に持ち込まれた壊れたネックレスをきっかけに、ホタルはこの世界にアクセサリーを直すという概念がないことを知る。
元の世界の知識を使いアクセサリーの修理に成功したホタルは、異世界で修理屋を始めることにする。
「あなたの大切なアクセサリー、私が直してみせましょう!」
※魔法と剣と精霊の世界ですが、モンスターやバトルはありません。基本ほのぼの、スローライフなお仕事物語です。
<正しい不思議の遣い方> 作者様 蛇足 しろ
「幸せになるのが下手な魔王と何も信じられない少女のいつか終わるための物語」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054934432209
終わった世界で、終われないものと、終わらないものと。命が紡ぐ。いつか終わりゆく物語。
幸せになるのが下手な、魔王の物語。
<トリムルティ~まほろばの秋津島に まろうどの神々はよみがえる~第二部 日沈む国から来たる彗星は光輪を蝕む> 作者様 清見こうじ
「再び訪れる神々の争い……愛と怨恨があざなう悲劇の連鎖を断ち切れ!」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452219215421119
陰惨な流血事件から四ケ月、高天俊(たかま・しゅん)は、思いが通じ合った恋人の遠野美矢(とおの・みや)と平穏な日常を取り戻し、スクールライフを満喫していた。一方、瀕死の受傷から回復した三上加奈(みかみ・かな)は、恋人、井川英人(いがわ・えいと)の大学復学を祝い、誘われてキャンパス見学に訪れる。そこで出会ったイギリスからの留学生、晃=ケネス・香月(あきら=ケネス・かづき)に熱烈なアプローチを受け、拒絶しながらも戸惑いを感じる。
進路選択の時期を迎え、それぞれが自分の将来について考え始める中、遠野和矢(とおの・かずや)もまた、日本を離れる決断に迫られるが……。
第一部から読むとより楽しめるそうです。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054997257970
<ただただあいせる ーEasy Love, Eazy No-> 作者様 唐紅
「「友達以上恋人円満っ!」」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816410413930990657
愛と友情は紙一重。
<俺のオヤジはクズでした> 作者様 有城佳音
「人生丸ごと嘘だった『地獄に堕ちたオヤジ』を、俺は、捨てることにした。」
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452220457744071
「あんた、いったい、誰やねん……」
オヤジの葬儀で何が言いたかったのか、ようやくわかった。
俺のオヤジの人生は、嘘まみれだった。無限の隠し子を持ち、あちこちで人格の違う人生を送り、オヤジの嘘を辿っていくと、俺が生まれる前まで遡った…。
俺よりひとつ年上の義姉、俺と同学年の義妹! 晩年作った年の離れた義兄妹……。しかし、殆どの子供の認知から逃げ、最後は坊さんまで騙して、極楽に行こうとする。
俺はオヤジの嘘から生まれ、俺と母はその嘘を土台として生き考え、母は何も知らずに「三人家族」と思ったまま死んでいった。しかし、それで母の人生が嘘になるわけではない。貰われっ子だった母がずっと追い求めて来た家族を、もう一度人生を辿り直し、嘘を土台にした物語ではなく、正確に近いオヤジ抜きの家族の物語を書かなければならない。
母のために。俺のために。幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、現代の病巣である人間と家族の重いテーマを、軽やかに描く。
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