ちっぽけな僕
長閑(のどか)だ。
鳥がちゅんちゅん鳴いて風は優しく
太陽は語りかけてくれてるみたいだ。
20分もまったりとした時間を過ごし
10分前に時間にゆとりを持ってバス停に着いた。
バスは乗用車より大きいので交通量の多い道路でも
すぐ気付くことができる
intercity(インターシティ)の名前を探したが
30分になってもバスは来ない。
流石、適当な国
バスの運転手さえもまったりとした時間を過ごしている。
7分後にintercity(インターシティ)の名前が見えて
初めてバスに乗った時と同じように
バスの運転手を見つめた。
過ぎて行った。
過ぎ去って逝った。
速度も、顔色も変えずに。
え、え、え、どうして?
待って、気づかなかっただけ?
ここは森の中のバス停
トロロみたいな大きい図体かネコバスじゃなきゃ
気づかないか。
次のバスは1時間半後、
バスの運転手にすぐ気付いてもらえるように
大きく手を振ってやろう。
携帯の充電は後32% パケットは後900MB
携帯を使って時間を潰すなんてことは出来ない。
時間は14時、少し肌寒くもなってきた。
キャリーと、カバンで身体は重くなってきている。
する事は1つしかない...!
僕はまたベンチに腰をかけた。次は光合成は出来なかった。
音量を小さめに僕はまた流行りの曲を流した。
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