135話 個室

 読者様へ:コメントが欲しいっ!(笑)


 ★☆★☆


「ね、ねぇ。本当にここでするの?」


 美香をに連れて行くと、横から戸惑った声が聞こえてきた。


「ここなら誰にもバレないだろ?」


「で、でも....」


 さっきから、中に入ることを躊躇っている美香を引き連れ、俺はドアのカギを閉めた。


「うぅぅ....初めて入ったよ.....男子トイレ.....」


 中に入れば意外と広く、普通だった便器が最新のに取り換えてあった。


 ここでも爺さんから貰った金が使われているんだな。


 サラが転校するにあたって、貰った寄付金を思い出す。


「それじゃあ、さっきの廊下で続きをするか?」


「うぅぅ.....」


 そう言うと何も言えなくなる美香。


「続きをしようか」


「で、でもー」


 さっきので興奮して、もう”俺の”が覚醒しそうなんだ。


「んんぅ!?」


 だから俺は、うるさい口は塞ぐことにした。


 じゅる。ちゅぱっ。じゅるる。じゅる。


 舌を無理やり入れ、口内を蹂躙する。


 最初は恥ずかしくて抵抗していた美香だったが、次第に快楽に呑まれたのかー


「んんっ......ハァハァ.......もっと...んっ....」


 自分から俺を求めるようになってきた。手で頭を固定され、美香に更に求められる。


 もうこれで充分だろう。そう思い唇を離そうとするとー


「.....ハァハァ.....まだ....」


 興奮した美香に、蓋の閉まった便器に押し倒された。


 目を見れば”ハート”のようになっており、興奮しているのか荒い息を繰り返していた。


 発情したな。


「シンジ君の”ここ”大きくなってるよ」


 美香にズボン越しで”あれ”を触られる。


「あはは。すごい///」


 そう言いながら、美香は上の制服のボタンを開け、下着を脱いだ。


 スカートをはいた上裸姿の美香が、座っている俺に乗ってくる。


 目の前にある大きな乳房に、思わず視線が釘付けとなった。


 もみゅもみゅ。


「あんっ.....んんっ.....すごいっ......ああ....」


 絶妙な力加減で揉みしだくと、美香は抱き着き耳元で喘いできた。


 その甘美な声に、思わず興奮が高まる。


 凄いな。


 暫くしていると、気付いた。


 そう言えばあったな。行為する時に使おうと思っていた能力が。


【色欲】使ってみるか。色欲解放!


「ああんっ!.....な.....なにこれ!?....んっ///」


 その反応で、これがどんな能力なのかが判明した。


 感覚だ。これはだったんだ。


 感度をイジルことでより相手に快楽を与える事ができる。痛覚を千倍にすることであり得ない痛みを与え、ショック死させたり戦意を喪失させることだって出来るだろう。もちろん感覚をゼロにして、痛覚無くすことも出来るだろうが。


 これは使い勝手がいいな・・・


 使い勝手が良い能力に思わず悪い顔を浮かべてしまう。


「素敵♡」


 すると、美香はうっとりとした表情で見つめてきた。


 乳房の先にある突起物に”色欲”を使った。


 そうだな。感度は5倍程度でいいか。感度をいじり過ぎると、大変なことになりそうだからな。


 先っちょを指先でいじる。丁寧に優しく、時々強くして快楽を与えていった。


「す....すごいよっ....さっきから凄い感じてるのっ!.....」


 うん。効果は上々だな。ついでにもしておくか。


【土魔法】で動く土人形を作り、【創造魔法】で作った声帯を植え込んだ。


『なぁ。このあとゲーゼンにでも行かないか?』


『悪いな。今日は無理だ』


 土人形同士で、会話しているように見せかける。


 因みに”創造魔法”は魔力を消費すれば、なんでも作れるというぶっ壊れ魔法だ。


 便利な反面、デメリットも大きい。それは魔力の消費が激しいのだ。


 まぁ【無限魔力】を持っているから関係ないんだがな・・・


「え!?」


 美香は、とっさに両手で口を押えた。


 いつもだったらすぐに気付くだろうが、今はそういう行為をしてるからな。


 バレると感じて焦ったのだろう。


『なんだよ。付き合い悪いな』


『悪い悪い。お金無いんだって。また今度誘ってくれよな』


 コリコリ。むにゅむにゅ。


「んあっ.....駄目だって....」


「さっき俺のお腹をツネった仕返しだ」


 そんな事はお構いなしに、俺は突起物を触り続けた。


「んあ!?」


 美香はあまりの快楽に、身体をビクビクさせ必死に口を押えている。


『な、なあ。さっきから変な声聞こえないか?』


『ん、そうか?気のせいだろ』


 俺は土人形を操り、更に喋らせる。


「も....もう....おねがっ....いっ...声がっ....」


 そろそろ我慢出来なくなってきたのだろう。


 だから俺はー


「ひあ!?」


 突起物を両方吸い込み、更に快楽を与える事にした。


『やっぱり何か聞こえるって!』


『あ、ああ。俺も何か聞こえた』


「....もう....だめっ....」


 その声を聞いて美香はバレたと思ったのか。


 それとも、もう我慢の限界だったのかは分からない。


「いっちゃうううううう」


 ただ分かっているのは、その大きな声と共に美香が絶頂したという事だけだ。


「バレちゃった....」


 身体をしなだらせながら、美香が抱き着いてきた。


『安心しろ美香』


『これは人間じゃない。偽物の土人形だ』


 そとから聞こえるように土人形に言わせるとー


「バカバカバカ。うちビックリしたんだからね!」


 美香は肩をポカポカと叩いてきた。


 ホットしている所を見るに、バレなくて良かったと安心してるのだろう。


「なぁ。俺はまだイッてないんだけど。」


 ポカポカ叩いてくる美香の両手を押さえ、正面を見つめる。


「あ....///」


 美香は膨らんだズボンに視線を落とし、赤面した。


 美香は突然”座位”の状態から立ち上がったかと思うと、ドアに両手をつき、下着を横にずらした状態で誘ってきた。


「こ、今度は優しくしてね///」


 その言葉で俺は理性が崩壊し、美香を襲ったのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る