よもやまばなし

作者 桃もちみいか

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17人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

導入といい、語り口といい、軽妙でサクサク読みやすく、最後まで軽く読めました‼️
普通、時代小説は今一つ軽く読めない物が多いのですが、こちらはサクっと読めるので、最後まで飽きさせません‼️

ちょっと難を言えば、最後のオチが今一つでしたが、次回が気になりますので、続きを待ちます‼️

★★★ Excellent!!!

 まあ、そんなところだろうとは思った。むろん、だからつまらないとか興醒めとかいった意味では一切ない。その逆だ。
 本作は、大工の主人公を通して物語が築き上げられていく過程が簡潔に描かれている。ぶっきらぼうに見えて人情家の彼と、いい加減だがなんとなく憎めない弟分のかかわり合いは人との距離の取り方に悩む現代人にとってある種の理想にならないだろうか。とにかくいなせな良い男だ。
 必読本作。

★★★ Excellent!!!

筆達者な作者が描く物語。

今回の舞台は江戸時代。
粋な兄ちゃん二人が巻き起こす騒動や如何に!
その時代(いや現代の東京さえ)の街を知らない者が読んでも、
威勢の良い声や、街並みが伝わるのは筆力の勢いか、上手い!!
これは読まずにいらんねぇ!
さあさ、皆さんも是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

自分は子供の頃、江戸時代を舞台にしたとんち話や怪談話を好んで読んでいました。現代劇とは少し違う文章と話のテンポに独特の味があって面白かったのですよ。

本作はそれらと同じ、江戸の町を舞台としてたお話。
働き者の源蔵と、甲斐性なしだが顔の良い京助の元に舞い込んできたのは、頼まれた食料を指定されたお屋敷に届けるというだけの簡単な、だけど報酬はたんまりもらえるという、割りのよいお仕事。
仕事を引き受けた二人ですが、そのお屋敷には、何だか妙な雰囲気が漂っていて……。

ちょっと変わった儲け話にのるところから、物語が始まる。これは現代劇にも通ずる、お話の王道パターンですね。
また、このお話にはヒロインと言えるキャラクター、源蔵の幼馴染みのお美代も登場します。幼馴染みのカップルが好きな人なら、きっと気に入るはず。気心知れた源蔵とお美代の関係は、読んでいて微笑ましかったです。

時代物は難しそうで、苦手意識がある方、全然そんなことありません。読みやすくて、日本のお伽噺を読んでいるような感覚で楽しめます。

ウマい話には裏がある。儲け話にのっかった、源蔵と京助に待ち受けるものとは?
興味のある方は、是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

花のお江戸で暮らす、働き者の源蔵さんと、楽して稼ごうとばかり考えている京助。ある時、京助が持ち込んできたうまい話とは?

もしかすると、時代物というだけで敬遠される方も中にはいるかもしれませんが、そんな理由で読まないのは勿体ない。源蔵さんと京助の掛け合いのテンポがよく、気づけばどんどん引き込まれていくのが本作の魅力です。この二人なら、たとえ些細な日常でも楽しくなりそう。

もちろん、些細な日常というには、なかなか変わった事も起こります。それが良い事か悪い事か、そして二人はどうなるのか。ユーモラスで、どこか放っておけない二人を、どうぞご覧あれ。