「地区懇談会」 2016年2月19日
いよいよ4月からはじまるハルの幼稚園。地区懇談会に行ってきた。
事前に聞いていたのは、住んでいる場所ごとにグループ分けをし、そのグループごとに懇談するということ。
ハルの通う幼稚園には園バスがなく、基本は徒歩通園。
住んでいる地域ごとに地区が決められていて集団登園する。
けれど、うちは園から遠く歩いて通うことはできないので、遠方地区という括りになり、それぞれ個別に通う。
きっと遠方地区の人はほとんどいなくて、うちが一番遠いのだろうな〜と思っていたが、違った。
指定された部屋で待っていると、どんどん人が増えていき、20人以上になった。
新入園児の親だけではなくて、4月には小学生になる現年長さんの親もいた。
部屋には地図が置いてあって、園児の家の位置に付箋が付いていたのだけど、うちが一番遠いわけではなかった。
懇談会が始まると、それぞれ自己紹介。
子ども用の椅子で円座になって、順番に、住まい、登園方法、在園児の親は通っていての感想、新入園児はどうやって通うかの予定を話す。
ということで始まったのだけど、卒園児の親は、これまでの登園のことだけでなく、親同士の繋がりや園の思い出などを話し始める。
ん?
そうか、これは新入園児の親のための会ではなくて、地区懇談会の定例会の一つだったのだ。
母親パワーに圧倒されつつも、色々情報を得ることができた。
園に付属している集いの場所(地区センター)が母親たちの憩いの場となっていること。
うちより5分くらい近いだけの家から365日自転車で通い続けている母親もいること。
天気の悪い日は車だけど、良い日は自転車の人もいること。
うちよりもずっと遠い(倍くらい遠い)ところから通う予定の新入園児もいること。
自分の喋る番が来て、主夫であることを話すと、拍手を受け、たじろいだ(笑)が、ふつうではないことを受け入れることに抵抗がない人たちが多いのかもしれないと感じた。
少し気が楽になったし、なんとかやっていけるかもしれない、もしかしたらうまくやっていけるかもしれない、と思った。
園が始まり初めのうちは2時間程度で保育終了になるのだが、その間に家の往復をするのは大変だと話すと、どうぞ地区センターにいてくださいとのこと。
車で通園している人たちは、園に横付けではなく(車横付け登園という方法もあるが、他の園児よりも遅い時間に登降園になるし、車からバイバイになり見送れない)、近くのコインパークに駐めたり、月極を借りたりしているとのこと。色々と親切に情報を共有してくれた。
遠方地区ということで、このグループで一緒に帰ったり集まったりする機会はすごく少ないようだけど、遠方から頑張って通っていること、わざわざこの園を選んで通わせていることなど、気持ちの入った親が多いのかもしれないなと思った。
もしかしたら引っ越さなくても通えるのかもしれないな〜とも。
ナツが生まれてから、いろいろナツ優先になってしまっていたけど、いよいよハルの幼稚園が始まるのだなぁ、と感じた。
また我々家族も新しい生活が始まる。
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