悪魔との対話

作者 冬野未明

102

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★★★ Excellent!!!

とあるサークルに属しながらも、「悪魔憑き」のアリアさん。
とにかく肝がすわっていて、少しのことには動じません。そんなカッコ良い面もありつつ、悪魔さんとの会話はコメディもの。軽快かつ、流れるような会話が特徴で、読んでいてクスッと笑ってしまう場面も多々ありました。
さらに、アクションもスピード感があって良き!

しかし、それだけではありません。
教訓とも言える深いメッセージ性のある場面もあり、ハッとさせられる展開が癖になります。
メリハリのあるストーリーが好きな人におすすめしたい作品です。
2部も楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

この物語、毎回に「おぉそういう展開かっ」と思わせてくれます。予想の少し斜め上をつく展開はいつも面白く、思わず成る程なぁと思ってしまう展開も少なくないです。

そして個人的にこの作品の最大の見どころは、やはりキャラとキャラの掛け合い、組み合わせでしょう。例えば、一人では正直言ってあまり面白くない微妙な子がいます。しかしあるキャラと組み合わせる事で、その子の真の力(面白さ)が更に引き出され、素直に「この作品は面白い」と思わせてくれます。
言うならばキャラ達は歯車です。あの凸凹した突起を組み合わせる事で、その歯車が回り始める。そして歯車がが多くなっていくほど、この作品と言うブリキは面白くなる……そんな作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

ネタバレを避けつつ……個人的に、この組み合わせで面白くない物語はないんです。
当該作品も例に漏れず!
「悪魔」という目に見えない存在と、現代というリアルを上手く対比させ進んでいく物語。加えて随所に散りばめられる軽快なエピソードが主人公アリアの人間味に深みを持たせます。

秀逸。

★★★ Excellent!!!

悪魔を取り除くために活動する異能持ちの少女・アリアと、アリアに憑いた悪魔の冒険の物語です。
舞台はアメリカ――アリアはD市で起こる奇妙な事件を調査し、悪魔憑きと戦っていきます。

本作品最大の魅力は、著者様の卓越した文章表現力です。
アリアと悪魔のテンポの良い会話では読者を笑いを誘い、悪魔憑きとの戦闘シーンでは読者に緊張感を与えてくれます。
私も思わず息を呑んでしまったほどの迫力です。

どんな場面もその秀逸な文才で魅せてくれるので、読者は毎回新鮮な気持ちで物語に没頭できます。

様々な魅力を持った本作品は、きっとあなたを楽しませてくれるでしょう。
大変お勧めの作品なので、是非読んでみてください!

あなたもきっと、アリアが好きになるはずです。

★★★ Excellent!!!

 まずおもしろいのは設定です。
 主人公のアリアさんは悪魔を退治する組織【サークル】の一員なのですが、物語はその彼女に対してすでに『悪魔』が憑いているという点です。
 そして未だ彼女についての知識が少ないらしい悪魔の問いかけにアリアさんが答える形で、私たち読者にもこの小説の世界観の細部が伝わってきます。
 つまり私たちは悪魔の問いかけに「うんうん、それが聞きたかったんだ」なんて頷きながら読み進めていくわけなんですね。
 とても斬新な構成の小説で、それだけでも目を惹くものがあります!

 また、上記のような問答の中に「クスッ」と笑ってしまえる面白い場面、そして「むむっ」と顔をしかめてしまうような残酷でシリアスな場面が用意されているのが素晴らしい!

 面白い場面は物語の随所に散りばめられています。
 まあ、この悪魔が自分の思ったことを素直に口にするヤツでして、問題に直面すればかなり短慮で暴力的な提案をしたり、隙あらばアリアさんの身体を乗っ取ろうとしたりで読んでいて飽きない性格をしているんですね。
 このようなアリアさんと根底の価値観が合わないことによるチグハグ感がとても面白い描写で書かれています。

 シリアスな面は章ごとのクライマックスに多い場面になりますが、犯人の思考や事件に対する周囲の人々の反応を悪魔がとにかく鋭い切り口でシニカルに語るんです。
 そこにはどんな人でも持っているような残酷な一面が描かれており、読んでいる自分をして「こういった考えを自分も持ってはいないだろうか」などと考えさせられる奥深さがありました。

 悪魔や異能力の要素が出てくる現代ファンタジー作品ではありますが、それ以上に人の内面・性質に深く触れるような作品です。

 しっかりと文字を読みたい文学系の方々、そして流行りのファンタジー作品に疲れて少し趣向を変えたいなと思っている方々などには特におすす… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

悪魔は永久にいる? 私は何処にいた。何処まで続く? この望む、飲む酒、この関係。私は何を演ず。
テンポはミデアムで、バトルでやや加速する。展開のコントラストが特筆される。実に上手く書き分けている。
ゲーマーにとって悪魔は欠かせないものである。そのあたりは人によって未知であるが、この作品の悪魔は実に多彩である。友情は築けるのか?
吸引力高くてどんどん引き込まれるが、未完の作品だけに何処まで行くのだろう。

★★★ Excellent!!!

 悪魔のついた女の子が、アメリカの治安が悪い街を冒険する物語です。ただの冒険ではなく、いわゆる悪魔祓いのためですね。どうやら主人公の女の子は、悪魔祓いのお仕事をしているみたいなのですが、ちょっとしたミスから、毛並みの違う悪魔が取り付いてしまったようです。

 あくまで読者からの印象ですが、彼女にとりついた悪魔は、そんなに悪いやつじゃないみたいです。もちろんこの世界では、雑多とした悪魔が悪いことをしているわけですから、まだまだ未知の関係性なんでしょう。

 そんな悪魔の相棒と一緒に、どんな仕事をするのかといえば、人探しですね。どうやらこの町では、連続失踪事件が発生しているようです。

 ですが、この町は、ただの町ではなく、アメリカの治安が崩壊した街です。悪魔も恐ろしいですが、それ以上に町に住みついた無法者たちも恐ろしいわけですよ。

 今のところ、敵がどんな組織なのか、集団なのか未知数なのですが、悪魔に関した過去の大事件と関わっていることは間違いなさそうです。

 主人公は、どうやら悪魔祓いの組織の中でも、腕が立つ人物のようですから、きっとこの難事件も解決してくれるんでしょう。もしかしたら、取り付いた悪魔も、なにか力を貸してくれるのかもしれません。

 まだまだ始まったばかりの物語ですから、今から読み始めれば、最新話に追いつくのもすぐですよ。主人公の女の子と、取り付いた悪魔の活躍を見届けましょう。

★★★ Excellent!!!

悪魔を取り除く力を持つ、異能持ちの組織『サークル』に所属する主人公アリア・如月。
悪魔が関わっている事件を彼女が解決していくというお話です。
アリアは悪魔に憑りつかれてしまっているため、悪魔と会話をしながら物語が進んでいきます。
そのやり取りが色々な含みがあって楽しめます。
悪魔なのにちょっとかわったところがあって、そこがまた興味深いです。
アリアの性格も豪快で見ていてスッキリします!でも、かわいげもあって女主人公ならではの魅力がたくさんつまった作品となっております。
どういった状況に置かれているのかが、想像しやすい丁寧な文体で、非常に読みやすいのもオススメです!