KAC投稿用エッセイ2
これもKAC用に書いたエッセイです。
テーマは「私と読者と友達と仲間たち」で書いたエッセイです。
どうぞ
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私は本を読むことが好きだった。
漫画本も読むし、小説も読む。
いつしか、こんなものを書きたいなあと思い、自分でも書くようになった。その事を友達に話すと、読ませてという。
だから、頑張って書いた小説を読んでもらうことにした。
その物語というものは、なんていうか、シリアス一本で笑いがまったくないものだった。
とにかく暗い話。
それを読んだ友達の感想は、怖いだった。怖いし、暗い。
そういいながら、微妙な顔をしてせっかく書いた小説を返した。それ以来、友達は読ませてほしいと言わなくなったし、私も読んでもらおうとしなくなった。
それから、十数年後。
学校も違ったから、なんとなく友達と疎遠になってしまって久しい。
そんなとき、別の友達とファミレスに来ていると偶然にも再会を果たした。
其れから、ラインを交換して連絡を取り合うようになり、何度となく遊ぶようになった。
再会してどれくらいたったのかはっきりしないのだが、ある日その子が小説書いていたよねと切り出したのだ。
確かに書いていたし、いまも書いていることを思わず告げると、読ませてと昔のようにせがんできた。
正直戸惑った。
あのころよりもうまく書けるようになった自信はあるのだが、果たして彼女が楽しんでくれるだろうか。
そんな不安を覚えながらも、私の書いた新作を彼女に見せることにした。
今度は恋愛ものだ。コメディタッチの恋愛もの。結構長編だから、最初の一章分のみ渡す。
今度会うときに感想聞かせるねといって、そのとき別れた。
数日後、再び彼女と遊ぶことにした。
そのとき、本当に感想を聞かせてくれた。
読んだ感想はおもしろかったと笑顔で告げた。でも、続きが気になるとか、また読ませてとかいわなかった。
全然おもしろくなかったんだということだろう。ただ私に気をつかっておもしろいのだと言ったのだとわかる。
それ以来、私はだれにも小説を書いていることを話していない。だから、だれかに見せることもなく、ただひたすら書いていた。
本当は見せたい。
だれかに読んでほしい。けれど、知り合いに読んでもらうことには戸惑う。
そんなことを考えているとき、なんとなく本屋で立ち読みしていると、ネット小説の宣伝を見つけた。
しかも内容的に私が書いているジャンルにあいそうなもの。
早速検索、登録し、小説を公開しはじめた。
最初はまったく読者が集まらなかったけれど、少しずつ読者がふえ、同じようにネット小説で執筆している人たちとコミュニケーションを取るようになった。
執筆仲間たちは、いろいろなコメントをくれている。
ただ「おもしろい」というだけでなく、それを読んで自分はどう思ったかの感想をくれるのだ。
やっぱり、物書き同士だからなのだろう。
そんなわけで、ネット小説を通じて仲間と知り合うことになった。
けれど、友達と呼べるかはわからない。
なにせ、顔も知らないし、本当の名前も知らないのだ。
でも、同じ物書きの仲間というものはいい。
お互いに高めあえるものだと思う。
そして、ちゃんと感想を書いてくれる読者。
モチベーションをあげてくれる。
まあ、時々落ちることはあるけど
とりあえず、執筆活動の力となってくれている。
よし!
これからも頑張るぞーー!
エイエイオー
余談だけど、
私のリアルの友達
実は
三行で読むのやめたらしい。
三行でなにがわかるんだよーー!
おもしろいのかどうだか、三行でわからせる技術は私にはないっての!
あれ?
けど、最初読んでもらったもの
三行で暗いものだとわかったの?
そう尋ねると
彼女は
「最初から“僕は死にました”なんてくると絶対暗い話だと思うじゃん」
確かにそうだ。
いやいや
僕は死にましたで始まる物語でもコメディあるぞ。
そういうことで、今度は
“ぼくは死にました”から始まるコメディを書こうと思った。
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主人公が死ぬところから始まる物語はラノベでよくありますよね。
「僕は死にました。
そして
異世界に
転生しました」
そんな感じの異世界転生ものですね。
でも、「僕は死にました」から始まる物語はほかにもありますよね。
私が最初に思い付いたのは
「幽遊白書」でした。
主人公の幽助が死んだところからはじまるんです。実は閻魔様もびっくりな想定外の死もいうことで、生き返ることになります。
生き返ったら、「霊界探偵」として戦いを身を投じるという話です。アニメ化したときは本当に話題になりましたね。本当に面白かったですが、原作の最後かゴタゴタだったような記憶があります。あんなに人気あったのに、打ちきりになのかーい的な最後の展開でした。
でも、アニメのほうは本当にきれいな終わり方をしてます。
アニメの最終回と原作の最終回はちょっと似てます。ただ違うのは原作は魔界にいった幽助がすでに帰って来てしばらくたったときの浜辺のシーンで、アニメは蛍たちが浜辺にいると幽助が魔界からやっと帰って来たというシーンになってました。
ちなみに、幽助がすきでした。
ふだん、前髪あげてるキャラが前髪下ろして眼が隠れた感じになるのが萌えます。
最近では、先週(5月24日発売)のジャンプで、「灼熱のニナイカナイ」の主人公の鮫島が普段あげてる髪を下ろして、シャボン玉パイプをタバコに見立てて咥えて敵を睨み付けているシーンに萌えました\(^^)/
この漫画は個人的におすすめです。
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