辛口感想
「かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く」の辛口感想をいただきました。まあ、前からご指摘いただいていた箇所も多いです。
いやあ、辛口感想がくる覚悟で自主企画に参加したつもりではなかったのですが、まあ確かにそうだなあという自覚はあります。
いくら訂正しても根本的なものがあいまいではっきりした設定をしてこなかったので仕方のないことです。
とくに「鬼」や「あやかし」の設定。
どんな人に見えていて、どんな人に見えないのか
見える条件が何なのか。
そして、主人公の目的はなにか。
敵の目的はなにか。
主人公にどんな秘密があるのか。
彼の周辺はどんな思いで彼と関わっているのか。
いったい、どんな冒頭が適格だというるのか。
その辛口感想を読んだとき、曖昧なものを明確する必要性があるのだろうなあと改めて思いました。
だけど、なかなかあいまいなものを正す時間も
視点の移り変わりをどう表現すべきなのか。
ここはどの視点が正解なのか。
考えさせられました。
いや、わかってはいたんですよお。何度も見直していますからね。
だから、冒頭部分もかなり変わってます。
一番最初に書いたときは、「弓道場の怪異1-1」での朝矢がバスにのる場面から始まりました。ただの平凡な日常。ただバスに乗っているだけ。その場面から読み始めたときどんな感想を持つのだろうか。
次の書き直しで行ったのは、「序-一輪花」の部分です。
これからなにが起こるのだろうかという示唆するために書きました。これも人をひきつけるものになったかはわかりません。
その次が「序-はじまりの日」の部分を付けたしました。これは単純にかぐら骨董店の祓い屋は弓を引く2」のある部分を抜き取って張り付けたみたいなものですね。
辛口感想よんだら、本当に必要ない場面なような気がしました。
だから一度排除してみたけれど、どうも腑に落ちず、自分の中では大切なエピソードのような気がしたために再度公開することにしたわけです。
もちろん、価値観なんて人それぞれで、これは私自身に考えでしかない。のちのち効果を示すエピソードといえば、自信をもっていえるわけではありません。
ただ私はアマチュアです。
もしも、プロの作家さんならば、編集者に弾き飛ばされるようなものになるのかもしれないし、どれほどの指摘をうけるのかもわからない。
もしプロを目指そうとするならば、必要ないエピソードになるのかもしれない。
さまざまな思いが私の中で巡ってます。
だけど。入れます。
最初の三つのエピソードを「序」ではなく「0」という形でいれることにしました。
それが正しいのかはわかりません。
結局は読者次第です。
ただ読んだ人すべてが「必要ねえよ」といわれるならば、かなりへこみます。
それでも、私は最初の三つ。いや違うか。
二つのエピソードは入れておくつもりです。
まあ、そこにメッセージ性があるといえばそうでもないのですがね。
ただの自己満足です(笑)
ちなみに本当に一番初めのエピソードはさほど重要ではないかも。
ただのこういう展開になる予定的な予告編的なものです。
はははは
しかし、本当に試行錯誤ばかりじゃーーー
いったい何度改稿すればよい作品ができるのだろうか?
うーん
やっぱりしっかりした地盤が必要だなあ。
家がたつにも設計図がいるのだから。小説にも設計図が必要なのだろうなあ。
と思いながら、いまだにちゃんとした
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