一月一七日
もうひとつの忘れちゃいけない災害といえば、
「阪神淡路大震災」
いつもと、変わらない朝。
いつものようにまだ放送開始してまもなかった「めざましテレビ」をつける。
すると、破壊された町の光景が広がっていた。
一番印象的なのは、遅れた鉄橋。高速道路がみごとに倒れていた。
それから、各地での火災。
津波はあまりなかったようだが、火事が多発していたような気がする。
その当時は携帯がない。ありはしたが、まだまだ一般的な普及していない時代だ。連絡手段は家の固定電話か、公衆電話しかない。
親戚が関西地方にいたから、母が無事かどうかの連絡をとっていたことを覚えている。
そこでも多くの人が死んでいる。
そのなかで印象的なエピソードがある。
大震災から10年ぐらいあと、ある花嫁がいた。
彼女は手紙をよむ。
それは、大震災で亡くなった祖母宛の手紙だった。
祖母は当時中学生だった花嫁さんの目の前で、瓦礫の下敷きになって、死んだのだという。目の前で最愛の人をなくす。
それは悲しみと後悔だったのだろう。
まあ、わたしは経験ないし、テレビでみただけだから、はっきりしたことはいえやい。
でも、自然現象とはいえ、地震や台風の残酷さは計り知れない。
忘れてはいけない。
そして、
つなげないといけない。
防ぐことのできない災害。
そこから
どうやって命を繋いでいくのか。
つねに防災意識は必要だと思う。
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