戦争【平成つれづれ物語より①】
戦争が起こらなかった平成。
でも、世界では戦争が、勃発していた。それをニュースで見ても、他人事。
自分には関係ないという日本人もいるだろう。
それでもかつて日本は戦争をした。
日本における最後の戦争
太平洋戦争
それにより多くの人の命が奪われた。
多くの犠牲のはてに平和という図式となった。
けれど、戦争の火だねはつねに付きまとっている。
日本は戦争をしていないが、世界ではいまだに戦争を繰り返されている。
故に日本がいつ戦争に巻き込まれてしまわないともかぎらない。
それでも
戦争のない国で居続けてくれたらいいと思う。
そういえば、戦争経験者は多くを語らない。私たちは映像なんかで見ることがあるが、どこかフィクションのように感じられてしまう。けれど、経験者にとってはリアルなのだ。さっきまで話をしたいたはずの人が次の瞬間、血まみれになって死んでいるということも、たくさんあっただろう。
原爆でも、一瞬で跡形もなく消えた人々。自分が整備したやかどをしていることもわからずに口渇に喘ぐ人々。
知識としてわかったいても、戦後生まれの人たちにとっては、リアリティに欠けてしまう。
子供に刺激が強すぎると理由で「はだしのゲン」を見せなくなっているときく。
影響が受けやすい子供は、それをみたら犯罪に走るとでも思っているのか。ただ具合が悪くなるからなのか。
「刺激が強すぎる」結果、どうなるかはひとそれぞれ
でも、いまのじいちゃん、ばあちゃんが「子供」のころ、リアルでみていんだよね。その残酷な光景。
その「はだしのゲン」を見せられたかつての「子供」のほとんどが犯罪に走ることもなく健全に生きている。まあ、みて具合悪くなった人もいただろうけど、将来的に影響したかはわからない。
ちなみにわたしも平気だった。
まあ、見せなくても、今後将来「リアル」に見ることのない世界であり続けられたらいいのかもしれない。
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