第501話 大学語り

 もうすぐ大学の後期の授業が始まりますが、なんというのか、ああ、始まるんだなあ、という気分です。始まること自体は喜ばしいことですが、オンライン授業だし、この約二ヶ月間の自由な時間が一部失われるので、それに慣れなくてはなりません。


 大学の授業は授業ではないので、聞いているだけで学力(?)が身につくかというと、そんなことはありません。大学の授業は学問の紹介程度に思っておくのが懸命です。そこで何か面白そうなテーマを見つけたら、それについて自分で勉強することが何よりも重要です。なので、きちんと毎回出席して、今の内に単位を取って下積みを作っておき、そして、卒論のために自分の学びたいことを学ぶのが良いのではないか、と考えているのですが、どうなのでしょう。


 むしろ、大学では授業はやらなくても良いのではないかとさえ思います。演習形式のものは、先生が一緒にやってくれるというのが大きなメリットになりますが、前に立っている人の話を聴くという形式のものは、なくても良いのではないでしょうか。それよりも、先生は常に研究室にいて、議題を持ち込んだ学生がいるときだけ対応するようにすれば、先生の研究も進むし、こちらも時間を有意義に使えるので、ウィンウィンの関係になると思います。

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