第493話 新しいことを始めるのはそれなりに慎重

 夏休みの間は、毎日がほとんどルーチンワーク化していて、自分の性に合っているような気がしなくもありません。けれど、毎日違うことをやるというのも、それはそれで面白そうだなとは思います。ただ、一定のペースで前進するものが一つくらいないと、将来的な楽しみがなくなるというか、平たくいえば生きる喜びが薄れる感じがするので、そうしたものも一定数残しておく必要があります。


 今やっていることだけでも時間的な余裕はあまりないので、新しいことを始めるとなると、生活するために必要なこと(食事や睡眠など)を削るか、今やっていることを削るかのどちらかをしなくてはなりませんが、一般的に考えれば、後者を採用するのが無難でしょう。というわけで、自分の趣味の一部を削れば、新しいことが始められるわけですが、今はまだそれはしなくても良いな、という気がしていて、結果的に新しいことは始めていません。


 新しいというのにも色々程度があって、たとえば、いつもやっているのとは違うゲームを始めるというのも、新しいことを始めるという意味では当て嵌まります。しかしながら、上で述べている新しいことというのは、その大枠が変わるという意味での新しいことで、そのくらい新しいことを始めれば、人生に大きな影響を与えることも充分考えられます。

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