第462話 晴天<台風
台風が来るというと、テンションが上がるのは、自分だけだろうか。
さんさんと晴れ渡っているよりも、台風が来て風が吹き荒れている方が、個人的には好ましい。なぜ台風にポジティブなイメージを持つのか分からないが、学校が休校になるとか、故に家で好きなことができるとか、そういう条件づけが成されているからかもしれない。
純粋に、暑いよりは寒い方が好きだからというのもある。台風が来れば、否応なしに気温は下がる方向に傾く。窓を小さく開けておくと、隙間から涼しい風が入ってきて、勉強なり読書なりが捗るような気がする。
フィクションの世界においては、晴れている景色も好きなように思える。それは光として機能しているのではなく、単なる色の表現だから許容できるのかもしれない。自分は、たぶん太陽の光があまり好きではない。太陽の光を浴びると、元気になるどころか、体調を悪くする可能性が高い。大抵の場合は、頭が痛くなって、それに伴って気持ちが悪くなる。
個人的には、毎日台風が来てくれても良い。台風製造機を作ってみるのはどうだろう。ただ、それで災害が起こるのだけは勘弁してもらいたい。
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