応援コメント

第57話 カビリアの夜」への応援コメント

  • 時代によって、小説も映画も求められるものが変わってきたように思います。
    今って、スピード感とか分かりやすさとか共感とか、成功ベースのうえになにかを積み上げている感じがします。
    フェデリコ・フェリーニ作品は観たことがないですが、奇妙で難解な作品を今公開してもやはり高評価を得るのかしら?
    レネさんが以前紹介した黒澤監督の羅生門を思い出したのですが、「これはどういうことだろう?」とファンの間で意見交流がなされるのっていいなって思います。
    分かりやすさとかエンターテイメントに逃げずに、高みに果敢に挑む映画も必要なのでしょうね。

    作者からの返信

    私の子供の話だと、今でも難解なアニメとか、マイナーで誰も観てないけど高く評価されてるものってあるみたいなんですね。私は知らないけど。

    私も同感なんですが、子供が言うには難解でも必然性があるもの、意味があるもの、その構成要素が作品の中で有機的に絡み合ってるものは支持するのだそうです。

    私も勧められて何本か今までに観たのですが、大抵はようわからん! で終わってしまいました。

    もう、時代についていけなくなったのかな。
    うーん、残念!

    いや、わからんものは、昔からようわからんのです。

    編集済

  • 編集済

    フェリーニの映画は難しい。けど、そんな難しいさが良いと高校生時代の美術部の先輩などが評価してましたね。
    美術を愛する方が多くフェリーニに感動していたような記憶があります。

    フェリーニの奥様はジュリエッタ・マシーナですね。「道」で知的障害のある女性大道芸人ジェルソミーナを演じていて、衝撃を覚えました。なんでイタリアの映画は悲しく貧しくほんの少し暖かい感じがするんでしょうね。

    「カビリアの夜」も同じくか弱い女性が愚かながゆえに家も盗られてしまう。

    どちらも映画のラストの瞬間にほんの少しだけ希望というか楽し気な音楽が流れていたような記憶があります。

    そういう意味でハリウッド的な善悪ではなく、曖昧なままで難しいけど奥が深いと言ってた先輩の気持ちが、年が経ってからわかるようになりました。

    あ~。ダメだな。相変わらずこういう芸術作品になるとうまく文章が出てこないのが困ります。

    追記
    おはようございます!早いですね。
    昨晩、レネさんのを思わず立て続けで読んでしまい、コメントしてしまいました。

    高校生の頃の美術部の先輩は、よくいる知ったかぶりだと思いますが、たった一年先輩でもその一年でいろんな美術の経験と知識があるので、先輩すごい!と思ったのですが、大人になってからは、やっぱりたんなる高校生。天才でもなければ芸術家でもない。まだ芸術を学び出しただけの若造です。

    その後、各大学へ進学して、彫刻家や油絵などでプロとして残っている人もいますが、ほとんどはどこかで挫折して何かの仕事をしてます。

    映画に話を戻して。私もフェリーニに比べるとミケランジェロ・アントニオーニは映像も綺麗でわかりやすい映画で大好きです。

    作者からの返信

    こういう映画を高校時代から語ってたというのはすごいですね。
    結局、それまでのハリウッド的なストーリー展開をぶち破り、既成の論法を無視して出来上がった作品ということなのでしょうか?
    「道」やこの映画をすきな方がなかなか少なくて、私は肯定的に捉えている方になかなか会えませんでした。
    その意味では、私はそれほど通ではないのでしょう。「鉄道員」のような、ドラマ仕立ての作品に、同じイタリア映画でも深く共感してしまいます。

    同じイタリアでも,私はミケランジェロ・アントニオーニの方が断然好きで、フェリーニはどうもダメです。

  • 『道』を観た時は主人公の男の馬鹿さ加減に腹が立ったのですが (笑)、 後悔の気持ちは伝わってきました。
    この映画は悲観と楽観がごちゃ混ぜみたいな印象を持ちますね。
    フェリーニ難しそう...

    作者からの返信

    もう、「道」は殆ど覚えてなくて・・・
    それでも「カビリアの夜」は、フェリーニの作品の中でも、まだ違和感少ない方だと思います。

    やっぱり難解な映画を取り上げるからには自分なりの解釈も入れたほうがいいと、反省しています。

    なるべく、今後は自分なりに解釈してみますね。
    でないと読んでもつまんないですよね。

    コメントありがとうございます。

  • フェデリコ・フェリーニの映画は何か奇妙

    そうですよね。
    「道」は音楽が素晴らしかったけど。救いようのない話で苦手でした。

    おっしゃること、同感です。

    作者からの返信

    そうですか。それは良かった。
    同感していただけて嬉しいです。
    でも、8か2分の1は、色々なところで(例えばYahooの死ぬまでに観たい映画100本)とても評価が高く、やっぱり無視できないなあと思い、いずれもう一度観て何か書くつもりです。

    今までは、自分の好きな映画ばかり書いていたのですが、もうそれでは持たないので、第3章として、高く評価された作品を取り上げることにしました。

    このままお付き合いいただけると、本当に嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

    それから今晩夜勤なので、もしかしたら読みに行けないということもあり得ますので、ご了承いただければと思います。