感情移入できるっていいですね。
もう、レネさま、比較描写も上手だから、両作観たくなります。
映画鑑賞が趣味の方って、感受性が豊かですね。
今まで読書が趣味でしたが、これから間に合うかしら?
時間がいくらあっても足りないですね。
作者からの返信
まだまだ、今はDVDがありますから、見たいものがTSUTAYAなどでいくらでも借りられますから、これからでしょう。
それこそ老後の趣味にでもされたらオシャレじゃないですか。
私は逆に安易に映画に走ってしまうので、読者が趣味の方って、偉いなあと思います。
いっそハナスさん、短編紹介とか、そういうのやったらいかがでしょう?
私は興味ありますよ。
いつもありがとうございます。
編集済
そういう見方があるのが新鮮でした。
どうも私は映画は映画としてしか見ることができないようです。
映画として、東京物語は有名ですけども。
小津監督作品は、自分に置き換えることはあまりに環境がちがっているからでしょうか。
追伸:やはりそうでしたか。うん、そういう映画ってありますよね。
作者からの返信
私も映画は映画としてしか観られないのですが、「秋刀魚の味」は、とても父親に感情移入してしまいました。
私も登場人物たちとも、特に父親とも環境は違うし、娘もいないし、でも、なんかひしひしと父親の気持ちが伝わってきたんです。
それは娘に対してだけでなく、友人たちとの関わりでも、学校の恩師に対してもそうでした。昔の戦友に対しても。もうゾクゾクするくらい、感情が伝わってきました。
「秋刀魚の味」は、そういう映画なのだと思いました。
普通の映画では、そういうことはないです。
稀な例です。
追伸
そうです。稀な例ですね。
あ、ここで東京物語が、くるのですね?
私は、お父さんというより、お父さんを中心にしつつ群像のような立場で観てました。
それぞれの立場や生活があり、ひとつとして同じではないという点で、それぞれのリアルが感じられた良い映画だと思ったのです。
軍艦マーチのシーンではすでに戦後は始まってる。新しい日本の始まりと、もう戦争からは外れて自分が古臭くなってくる寂しさが感じられました。
笠智衆さんはよい演技ができて、そこにいるだけで寂しさも悲しさも見えてくる。
そんな感じがします。
作者からの返信
この映画は岸恵子さんによれば、製作から相当遅れて公開されたにもかかわらず、パリで大ヒットしたそうで、やはり小津安二郎監督の代表作というにふさわしい、内容の大きさというか、作品のおおきさがありますよね。
確かに群像劇として見たら、とても良くできた映画なのだろうと思いますし、笠智衆も本当に良かった。
私は「秋刀魚の味」などに比べてその良さが実感できないのが残念です。
たくさん読んでいただいて、コメント本当にありがとうございました。
久しぶりに映画について語らせていただきました。