第38話 2001年宇宙の旅

映像の圧倒的な迫力、圧倒的な構図の素晴らしさ、完成度の高さ、映像の力。


はっきり言って、この映画の物語を書くことはできても、何を言わんとしているのかは分からない。


これは、もはや映画ではない。


映像と音声が織りなす、何か別のものである。


存在そのものが哲学である。


映画を超えた、何かである。


芸術の、ひとつの到達点である。


もしこれをご覧になってない方がいらっしゃったら、是非、命あるうちにご覧になることをお勧めしたい。


この世に唯一の、他に存在し得ない、2001年宇宙の旅という体験を、味わっていただきたい。


私に言えるのは、それだけである。

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