死せる高潔な魂

 シンは大剣持ちに通信がした。




「お前、まさかだと思うが自分を殺してくれる相手でも探しているつもりか?」




 男の眉がピクリと動いた。

 図星だからだ。




「敵である俺が答えられた義理じゃないが俺じゃアンタは殺せない。良くて痛み分けか引き分けが良いところだ」


「何でそう考える」


「理由は簡単だ。さっきのコックピットへの被弾はアンタなら抑えられた。それに刀を振れば分かる。アレが当たる訳がない。だからこう考えた。アンタは全力で戦って死にたい。だが、それに焦ったのか魔が差した。あの一太刀で死のうと考えた。アンタは意識はしてなかったんだろうけどな……でも、死ねなかった。アンタは結局躊躇った。アンタは死にたい。でも自分では自害出来ない臆病者だ。だから、自分を殺せる相手を探している。違うか?」




 男は黙り込んだ。

 完全に心を読まれた。

 通信を送ってきた男がエスパーではないかと思う程に的確な答えだったので反駁のしようもなかった。

 ある意味、ここまで自分の心内を読んでこんな事をしてくる目の前の男に自分は負けているとすら思えるほどに……。




「確かにそうだ。だが、お前が俺を殺せないのか?それはやってみなきゃ分からんだろう!」




 男は再び構え、スラスターを噴かせようとした。




「待て!俺は殺せないがお前を殺せる可能性を持つ者なら知っている!」




 男は構えを解いた。




「コードブルーを知っているか?」


「あぁ知っている。今、噂のADをたった1機で潰し神々を殺した化け物らしいな。やっぱりお前関係者か?」


「まぁそんな所だ」


「で、コードブルーなら俺を殺せるのか?」


「殺せるな。だが、アンタにはその養育に協力してもらう」


「何だと?」


「あいつには更なる力が必要だ。それ相応に拮抗する相手が必要だ。ギブアンドテイクだ。アンタがあいつを強くする代わりにアンタはあいつに殺される。それでどうだ?」




 シンとしてはアリシアに更に強くなって貰いたかった。

 いつか、悲しい現実を彼女にも突き付けられる。

 だから、それに備えて少しでも彼女を強くしておきたいと言うシンの優しいの現れだったのだ。

 そんなシンの意図など知る由もない男は突然の申し出に頭がフリーズした。

 常人では考えないようなあまりに吹き飛んだ要求だった。

 男はしばらく、沈黙した後、高笑いを始めた。




「わはぁぁぁぁぁぁぁ!お前ぇぇぇ今、何つった?俺を殺す兵士を俺が育てろだとぉぉぉぉはぁぁぁその発想は無かったぜぇぇぇぇ」




 男はしばらく笑い焦げた跡に口調を持ち直した。




「だがよ。伸びしろてもんがあるだろう。AD潰せる古参だろう。今から育てた所で大して強くなるとは……」


「あいつは兵士に成ってまだ3か月も経っていない」




 男のその言葉に思わず心を傾けた。




「ほう。それで?」


「歳は俺よりも若い女だ。俺の見立てでは荒波の揉まれたマグロの様な女だ。厳しく鍛えれば必ず答える。伸びしろもまだまだある。どうする?目先の決闘を選ぶか?未来に投資するか?選ぶのはお前だ」




 男は考えた。自分の殺す存在。それには人知を超えた自分に比類するか、それ以上のスペックが必要だ。

 自分でその化け物を完成品に近づける。

 素体は3か月の兵士とは思えない程良質な上物でありしかも、自分と互角の戦いをした男のお墨付きだ。

 自分の死に場所を求めてもう10年以上経っており、この連鎖を終わらせるには並みの手ではダメでありもし、育てるなら徹底的にやるべきだと考えた。

 例え、育てるのに手間がかかっても後、数年もしく数十年こんな糞みたいな世界で永らえる可能性の方が高い。そんなのはごめんだ。何せ、あの4閣4人がかりを凌いだ自分を倒せる者などもう現れないだろう。だったら、自分で化け物を育てる加担でもしない限り永遠に目的は果たせないと彼は決心した。




「良いだろう。その依頼確かに受けた。なら、速くコードブルーの元に案内しな」


「分かった。あいつは今、交戦中の様だ。場合によっては加勢して貰うぞ」


「分かってるよ。万が一死なれるとこっちも困るんだよ」


「そう言えばアンタ名前は?」


「俺か?俺はギザスだ」


「そうか。俺はシンだ」




 こうして、ギザスとシンはアリシアの元に向かった。

 





 ◇◇◇




「じゃあくたばれやぁぁぁぁぁ!」




 アリシアは静かに目を閉じた。





(機体はもう動かない。反撃する手もない。もう手は……でも、まだ全力を出せたとは言えない。悔いしか残らない。本当にやることは残っていないの……体も心もまだ生きてるのに……)




 それが彼女の生きる上での本能であり敗着への拒絶だったのかアリシアは不意にある事を思い咄嗟に動いた。




「生きてる……まだ、生きてるんだ!」




 アリシアは素早くボタンを操作した。

 



「うおぉぉぉぉぉぉ!」




 ナイフがコックピットに刺さったが、手応えがなかった。




「何!」




 マクレーンは驚いた。

 ネクシルのコックピットハッチが開かれた事で扉が前面に押し出された。

 前面に押し出されたハッチが干渉してアリシアのいるコックピットブロックまでナイフが届かない。

 そして、アリシアがコックピットから飛び出てきた。

 左手にG3SG-1を持ち自機の上で仁王立ちしていた。


 何のつもりか分からない。降伏でもするつもりなのか?


 だが、彼女の鋭い眼差しは全くそんな影を見せない。

 彼女は無言でライフルをマクレーンに向け明らかに敵意を見せていた。

 それで分かった。

 彼女は無謀にも愚かにも生身でAPと戦おうとしていると言う事を悟り、彼はあざ笑った。




「グハハハはぁぁぁぁぁはぁぁぁぁぁぁっ!貴様馬鹿か!生身でAPに勝てるわけがないだろう!」




 だが、アリシアはそんな彼の言葉には歯牙にもかけず、黒いAPに向かって走り出した。

 マクレーンは飛翔した。

 空中で機体を静止、ハンドガンを放った。

 だが、アリシアはCPCに組み込んだプログラムの補助を使いながら回避し着弾した弾丸が砂塵が激しく宙に舞い上げる。




「クソォォォォォ!何で避けるんだぁぁぁぁぁ!」




 普通の人間なら躱す事も出来ずに死んでいるだろう。

 だが、アリシアは類稀な身体能力で何度も何度も避け、その度に砂塵の砂が舞い上がる。

 APがAPを狙う時は熱源や電磁波でロックオンする。

 だが、相手が人間になるとロックオンが出来ない。

 そうなると人間を狙うにはマニュアル操作が必要になり、狙いがつけ難い。


 それがアリシアの生存を助けていたが、弾丸の着弾を間近に受ければ、砂漠の砂が鋭く体を傷つけていく。

 何度も何度も着弾する度に彼女のダイレクトスーツは裂けていく。

 裂けた口から砂漠の砂が容赦なく体を削る。

 マクレーンは弾倉がある限り何度も何度も撃ち続けた。

 アリシアの体が避ける度に傷を追い、体からポタポタと血が流れてくる。

 マクレーンは御構い無しに弾倉を撃ち続ける。




「はぁ……はぁ……」




 アリシアの体は削れていき出血量も増していく。

 意識は虚ろになりかけ立つ事もやっとであり、意識が薄れる度に舌を噛み切り意識を戻す。

 口元から血が流れ、鉄の味が口の中一杯に広がる。




「クソ!弾が切れた!なら!」




 マクレーンは腕に仕込んだ隠し銃を放った。

 ロックオン出来ない弾丸はアリシアの近くに着弾する。

 アリシアは虚ろな意識の中で冷静に気力を絞り、最小の労力で弾丸を避ける。

 その度に彼女の肉は更に削れていき、ダイレクトスーツも原型が留めないほど破れていく。

 隠し銃が弾切れを報せるようにカチャカチャと鳴る。




「クソ!腕の弾を切れやがった!」




 黒い機体は地上に降りてきた。

 そのままアリシア目掛け走り出す。




「来る!」




 アリシアは助走をかけた敵の右蹴りを紙一重に避ける。

 敵は右足を地につけると次に左足で追撃した。

 アリシアはタイミングを合わせ左足にそっと手を乗せ、体と共に受け流す。

 だが、敵の圧倒的な膂力を前に彼女の体は後方に飛ばされる。

 アリシアは空中で身を回転しながら着地した。

 着地と共に彼女の体がグラっと揺れる。


 苦々しい顔と共に傷口が広がる。

 敵は彼女に迫り右手のナイフで斬りかかり、アリシアは苦痛に悶えながらも後方に避ける。

 だが、ナイフが僅かに彼女の腹部を掠める。

 掠めると言っても人間にとっては無視できるダメージではなく腹部から血がポタポタと流れる。

 アリシアは腹部を抱え、敵を睨みつける。




「うははははぁぁぁぁぁぁ!無様だな!」




 マクレーンはナイフで何度も斬りつけた。

 アリシアは敵の動作を見切り、摩耗した精神状態の中で避ける。

 的が小さくロックオンが出来ない事で反応速度を十全には活かせていない。

 だが、アリシアの体力と気力は体の傷と共に徐々に削れる。




「はあぁぁぁハハハハハ!死ねぇぇぇぇぇぇ!」




 マクレーンは渾身の一撃の右足で蹴った。




「……!」




 アリシアは反応した。

 マクレーンの視界からアリシアが消えた。




「くくくふはははぁぁぁぁぁ!力を込め過ぎて何処かへ飛んだか!ふはははぁぁぁぁぁぁ!」




 だが、突如脚の駆動系がダウンした。




「なんだ!?」




 マクレーンは脚の駆動系を確認した。




「配線が切られている!まさか……」


「はぁ……はぁ……何とか上手くいった。」




 そこには黒い機体の局部に右腕の力だけでぶら下がるアリシアがいた。

 彼女はマクレーンが蹴り飛ばした瞬間、右足に取り付き、そのままフリークライムの要領で右脚部を登った。

 局部に到着後僅かな凹凸に指をかけ、左腕のライフルを抜き、左右の脚の可動部を狙った。

 的確に両足の駆動部のエネルギー配線を撃ち抜く様に……こんな芸当は相当な技量と機械工学の知識により、APの配線を的確に予測しなければほぼ不可能に近い技だった。




「さてと……後はコックピット開けてパイロット始末するだけだね」




 アリシアは独り言のつもりだった。

 だが、マクレーンはそれを聞いていた。

 自分を馬鹿にされたような口調に彼はキレた。




「このぉぉぉぉくそアマぁぁぁぁぁ!」




 彼は怒りに任せて4本の触手デバイスを取り出し乱暴に振り回した。

 その1つが彼女に直撃した。

 彼女は思いがけない攻撃に為すすべなく吹き飛ばされる。




「がはぁぁっ!」




 アリシアは強く叩きつけられながら砂漠に没した。




「がっぁぁぁぁぁ!」




 常人なら即死か、気を失う様な打撃を受けアリシアは悶える。

 常人離れした鍛えた体が即死を免れたがショックと内臓の損傷、折れた肋骨の一部が胃に刺さる。




「この下衆野郎。舐めた事言いやがって。ざっけんなおらぁぁぁぁぁ!」




 マクレーンはAPの拳を振り上げた。




「!」




 アリシアは声にならない危機を感じた。

 だが、現実は彼女に無情を振り翳した。

 マクレーンの一振りはアリシアの腹部にめり込みその衝撃で砂漠の砂が凹み、あまりの撃圧に皮膚は裂け、血飛沫が飛ぶ。

 だが、マクレーンはやめない。




「ざっけんなおらざっけんなおらざっけんなおらざっけんなおらざっけんなおらざっけんなおらぁぁぁぁぁ!!」


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」




 流石のアリシアもあまりの痛みに悶絶する。

 マクレーンはアリシアの断末魔が消えるまで何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も殴り続けた。

 あまりに凄惨でおおよそ人間がやる事ではないような理不尽なまでの暴力、それは最早悪魔と言えるほどの圧倒的なまでのエゴが為せた業だった。

 辺りに彼女の血で真っ赤に染まる度に次第にアリシアの声が消えていく。

 アリシアの体は腕が変な方向に折れ、足が砕け、体から骨が露出し一部の臓器が露に成っていた。




「はぁ……はぁ……はぁ……へへ。ようやくくたば……!」




 マクレーンの背筋に悪寒が奔った。

 見ている。まだ、見ている。彼女にはまだ、微かに息を覗かせている。最早、虫を息で……出血多量で死んでもおかしくなくその姿はお世辞にも美しいとは言えないほどの無残な姿でとても生きているとは思えなかったが、確かにその瞳はこちらを見つめている。


 まだ、こちらを殺そうとしている。

 体をビクビクとさせながら左に落ちたライフルを探り手にしっかりと保持した。

 その握りは死に絶えそうな中でも力強く握られていた。

 その瞳は一閃の槍の様にこちらの心に刺さり抉り、喰らいつく真っ直ぐな瞳で彼女は未だ戦おうととしていた。




「いけ好かねーだよ!くたばれぇぇぇぇぇぇ!!」




 マクレーンは更に容赦なく殴り付ける。

 血は更に霧散し彼女の肢体の骨は折れ、その一部が更に外に飛び出た。

 だが、それでも歪んで使い物にならなくなった銃をしっかり握り締める。




「はぁぁはぁぁぁ。クソが!死に損ないが調子に乗るな!くたばれぁぁぁぁ!」




 マクレーンは再び拳を振り上げた。

 その時、彼女と自分との間に何が阻んだ。

 彼の拳は割り込んだ大剣に防がれ、目の前には赤い機体がいた。




「よう!オメ……何してるんだ?」


「なんだ貴様は!私の正義の邪魔をするか!」


「正義!良いね、正義は!仲良し子良しごっこで傷の舐め合いするんだろ!俺好きなんだよ……そう言う雑魚をいたぶり殺すのがよ!」




 ギザスは途端に抑揚を失ったような殺意を込めながら微笑んだ。

 マクレーンは背筋に再び悪寒が奔ったと思うとギザスは大剣を大きく上段から振った。

 敵は大きく後方に飛んだ。

 脚部が使用不能となり、着地が出来ないマクレーンはスラスターで姿勢を立て直した。

 脚部の使用不能で運動性が低下、姿勢も安定しない。

 そこにシンが駆け付ける。




「アリシア!しっかりしろ!アリシア!」


「坊主。さっさと嬢ちゃん担いで離脱しろ!こいつの相手は俺がする!」




 ギザスはそう言ってスラスターを点火しマクレーンに迫った。

 碌な回避も出来ないマクレーンの動きは単調で避けるには後方に下がるしか術がなかった。

 だが、ギザス相手にその程度の回避は回避の内に入らない。

 後方に下がった瞬間、ギザスは更に加速し踏み込み大剣は敵のコックピットを捉えた。




「貰った!」




 だが、黒い機体はその直撃を腕でガードし右腕は捥げたが、コックピットへの被弾を抑える事が出来た。




「くそ!しぶて!くたばれ雑魚がぁぁぁぁ!」




 ギザスは止めを刺そうと接近した。

 だが、黒い機体は反転、緊急加速スラスターで戦域を離脱し始めた。




「くそ!待ちやがれ!」


「深追いするな!無意味だ!」




 ギザスはシンの言葉に我に返る。

 確かにあんな雑魚では自分は倒せないと思い返す。

 だが、同時に自分がいつも間にか熱くなっていたのを思い返す。

 目の前で年端もいかない少女を嬲り殺す事に彼はどこかで懐かしい怒りを抱いていたのだと気づいた。




「機体の運搬を頼む。このまま戦域を離脱する」


「あぁ、分かったよ」




 ギザスはそう言って壊れかけのネクシルを担いだ。




「このまま仲間と合流する。ついて来てくれ」




 シンとギザスはそのまま戦域を離脱し始めた。

 ギザスはコックピット越しにシンに機体の手の平に置かれた少女を見た。

 もはや、生きているのかも疑わしいほど無残な姿に成っていた。


 ギザスは振り返る。

 あの黒い機体は自分が到着した時には足が使えなく成っていた。

 脚を切断するならAPでも出来る。

 だが、脚を残しつつ脚を使用不能にするのはAPでは無理だ。

 となると生身でやるしかない。それをやったのが誰か……消去法で自ずと理解できた。

 ギザスはその点は評価せざるを得なかった。





(こんなに成ってまで戦う奴がいるんだな……大した奴だよ。だが、死んじまえば変わらんか……)






 ハッキリ言えば、生存はかなり絶望的と言うより絶望以上に可能性はない。

 体温は徐々に下がって脈も落ちてきている。

 この有様で未だに息をあるのが奇跡だ。

 すると、少女の唇が微かに震えた。

 何かを喋っている。

 ギザスは音を拾ってみた。




「いき……た……い。し……に……たく……ない」




(結局変わらないのか?)






 ギザスはそう思った。

 結局、人は死の間際に死にたくないと喚き散らして死ぬのか?ただ、生きたいから死にたくないと呟くのか?命を刈り取っておいて自分だけ命乞いをする程人は身勝手なのか?

 世界は身勝手で出来ている。

 正義と言う大義を振りかざし大義に熱狂する傀儡(ひと)。

 大義で命を奪っておきながら死に際に成って命乞い。身勝手過ぎる。俺はいつ、そんな地獄から抜け出せる。彼は黄昏ていた。だが、その少女の一言は違った。




「まだ……まもり……たい……よ……死ぬ……のはこわ……い」




 ギザスは自分の根底が覆りそうだった。





(こいつ、単純に死が怖いんじゃない。死んで守れない事が怖いと言うのか……)





 ギザスは彼女に異質な覚悟を感じた。

 もし、彼女は生き残れば自分を殺せるのは本当に彼女だったのかも知れないと思えて成らない。

 だが、その願いは叶わなかった。

 基地に着いてすぐに有無を言わさず、吉火にアリシアを見せた。

 吉火はシンやギザスの事は後回しにして急いで医療カプセルに彼女を入れた。

 それから30分ほどの事だ。

 アリシア アイの死亡判定が下った。

 そして、死せる高潔な魂は天に召された。

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