幕間コラム4(登場人物おさらい)

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 抗争が本格化し、登場人物が一挙に増えました。(出たと思うと消えていく名前もたくさん……)

 横文字の名前は覚えにくいかもしれません。今回のコラムでは、主要登場人物のおさらいをしておきますので、「あれ、誰だっけ?」というときにご活用いただければ、と思います。

(一部、次の「アロンソ編」で初めて登場する名前も先に出しておきます。さらに、あとから足すかもしれません)



(娼館メンバー)

マカレーナ……娼館の女王。色気と茶目っ気たっぷり、男も女も魅了する。26歳。……あ、年齢初公開。


ダニエリ……娼館アパートの少女。困った癖あり。学校はサボりがち。16歳。


アナマリーア……娼館アパートの少女。内戦で両親を亡くした。100%スペイン系白人。むずかしい子なダニエリの懐へ踏みこむのが得意。16歳。


カタリナ……娼館の女。マカレーナの親友、性格さばさば。長身。黒人の血が80%ぐらい。25歳。


ナボ……娼館の用心棒。『旅団』のメンバーでもある。筋骨隆々の黒人。31歳。


レメディオス、マリオ、アンジェリカ……娼館アパートの子供たち。順に、14歳、10歳、8歳。マリオは娼館で唯一の男の子、娼館の色っぽいお姐さんたちにどきどきしはじめるお年頃。アンジェリカはマリオの母に引きとられ、兄妹同然に育つ。


娼館の女たち

ウルスラ、アレクサンドラ、アンドレイア、タシアニ、アナローサ(マリオの母親)、マヌエラ(死亡)、ラファエラ(雲隠れ)

クスリがないと死ぬー、って騒いでたのはタシアニ。実際にはまだそこまでの中毒ではない。が、多幸感をもたらすコカインは、いずれそれなしにいられなくなるリスクがあるので、要注意。

DV夫から逃げてきたのは、アレクサンドラ。危険な男に惚れる癖あり。



ガブリエル……娼館アパートの居候。漁村出の苦学生。21歳。



(カルテル『旅団』)

フアン……『旅団』のリーダー。マカレーナの愛人。39歳。こちらのおとしも初公開。


パブロ……フアンの右腕。喧嘩上等、武闘派代表。口が悪い。


エリベルト……フアンの左腕。交渉・裏工作担当。情報操作は彼のチームにはお手のもの。


イシドロ、レナート、レオン……武闘派。内戦中はフアン、パブロと同じく特殊部隊に所属。


ナサニエル……知能派の経済ヤクザ。エリベルトにちょっぴり対抗心。


ルカ、ピオ、セザル……若手有望株。ルカはドライバーとしての腕がピカイチ。セザルは生意気で考えなしの特攻隊長。


(カルテル『自警団』)

アロンソ……『自警団』のリーダー。高校生のときに成り行きから組織を立ち上げる。優等生だけどリーダー気質で豪胆。68歳。


フェルナンド……アロンソの弟。今は引退して、花屋を営む。若い頃は鼻っ柱が強かった。66歳。


セバスチャン(死亡)、サムエル……組織立ち上げメンバーで長老。


チアーゴ(死亡)、アレシャン、ドメニコ……組織の中堅どころ。


イスマイル……高校生のとき、首都カルテルのチンピラに射殺される。彼の葬儀の日が『自警団』の生まれた日。


(ほか)

ホセ……風紀課の警官。巨漢で粗暴。酒を飲んでは暴れるし、娼館の女にやたら難癖つける不良警官だが、ガブリエルとは仲よし。


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