いえぬかわき

ひりりと喉が炙られるような渇きで目が覚めた。

ベッドから抜け出しカーテンを開けると窓の外は夜の静けさが支配している。

今日は早めに食事に行くつもりだったが、昨日があまり美味しくない食事だったので胃の辺りがまだむかついている。

選択肢があまりなかったので妥協したのがいけなかったのか、食事自体不味かったのか。

今日は美味しい食事にありつきたいわ。

私は念入りに身支度をすると窓を開け闇の中、音もなく飛び立った。




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